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神の翼~黄金の翼の女神~ 前世編  作者: 和(のどか)
第三章 殺戮の神

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ドラゴに乗って

 一曲終わって、アントリュウスがアルテミスの所に来た。

 アルテミスが「何、もう終わりなの?」聴きいってたのにと少しムッとしていた。


「もっと弾きたいんだけど畑仕事に行かないと」


アントリュウスも弾きたかったけど早く行かないと畑仕事する時間が無くなるから焦っていた。


「畑って、山の向こうでしょ!どうやっていくの」


「飛んで」


「私、飛べないわよ!」


「じゃ俺がか担いで!」


「担がれて運ばれる所、誰かに見られたら恥ずかしいでしよ!そんなはしたない事できないわよ!」


 あれしかないか!


「アルテミス!ドラゴンの上に乗って行くのは、大丈夫?」


「ドラゴン?まあそれも・・・男に抱かれて飛ぶよりましよ」


「ちょっと待って!」


 アントリュウスは、魂の繋がりを使ってドラゴを呼び出した。


 ドラゴが、神殿に来た!「アントリュウス様!久しぶり!」 と言って、アントリュウスにスリスリしてきた。


 アントリュウスは、ドラゴの頭を撫でて「ありがとう!よく来てくれたね!」


 そう言って楽しそうに話しをしていた。


 アルテミスは、それを見て怒った口調で「貴方、これ神龍じゃない!危ないでしょ!」


「俺の子供だから大丈夫だよ」


何、言ってるのこの神!更に怒った口調で「神龍が、大丈夫な訳ないでしょ!」


「ドラゴ!女神アルテミスだよ!挨拶して」


「はじめまして、僕は、ドラゴです!アントリュウス様から、私の子供という地位を頂いたペットです宜しくお願いします」

 ペコッと頭を下げた。


 アルテミスが警戒していた。


「アントリュウス様のお知り合いなので食べないので安心してください」


 アントリュウスを睨んだ。


「あんた!どういう神経してるの!神龍を飼う何て聞いた事ないわ!」


 ドラゴにも説教をした。


「貴方、神龍でしょ!神龍って一番強いドラゴンで近づくと自分以外の物は、全て食べ物でしょ!」


「姉ちゃんからも、そう言われた事があるんだけど、僕は、アントリュウス様や姉ちゃんと一緒にいたいからアントリュウス様の許可がないと食べないよ」


「だけどね、お腹が空くと自我がなくなって本能で何でも食べるんでしょ?」


「僕は、自我を失わない修行をして鍛えてるよ!」


 ドラゴは、アントリュウスにくっついてスリスリしていた。


 それを見て「こんなに、なつく神龍ありえないでしょ!」


「アルテミス!急ごう、早く行かないと畑仕事する時間が無くなっちゃうよ」


 アルテミスは、ドラゴに乗って、アントリュウスは空を飛んで畑に向かった。


 ドラゴに乗った、アルテミスは、空から地上を見下ろし、その景色が気にいってドラゴに好意的になった。


「すごーい!こんなの初めて、ドラゴ!貴方の背中乗り心地いいわよ」


「これからも乗せて上げるよ!」


「えっ本当?」


「うん!だってアルテミス様は、アントリュウス様の親友でしょ?」


「親友って、私とアントリュウスって親友に見えるの!?」


「うん!仲良しって感じ」


「そう、まっ嫌いじゃないけど、でもドラゴに乗って空を飛ぶのは、好き!まさか神龍に乗って空を飛ぶなんて思ってもいなかったわ」


 動物好きなアルテミスは、ドラゴを気にいってしまった。


 畑に着いてドラゴも畑仕事を手伝った。


 「ねぇ!私も何か手伝わないといけないような空気を感じるんだけど」


 アントリュウスが「いいよ!アルテミスは、畑仕事似合わないし農家の人達も気まずいでしょ」


「ドラゴ!後で美味しい物食べさせてあげるね」


 収穫した物を見てドラゴが「どれも美味しそう」といった。


「ドラゴ!これ美味しいから食べなさい」と笑顔で言った。


 アルテミスは、アントリュウスとドラゴの会話を見て、これが本当のアントリュウスの話し方?あの偉そうな俺と言ってる口調は、演技?私も神殿にいるときの高貴な神の言葉使いは嫌。

 あれは疲れる。

 敵から見たら殺戮神、心を許した者には、こんな笑顔をするんだ。


 アントリュウスとドラゴが畑で取れたての野菜をたべていた。


「貴方達!何を食べてるの、これ野菜でしょ、そのまま食べるの?」


「ちゃんと水で洗ってるよ」


「それは、わかってるけど調理してない野菜を生で食べるの?」


「取れたての野菜は、鮮度が高いからそのまま食べても美味しいんだよ!アルテミスも食べてみなよ」


 神秘の山奥で果物をそのまま食べて美味しかったけど、畑でとれた野菜を!?

 

一つ取って噛った。


「美味しい!


「取れたてだからだよ」


 取れたての野菜が美味しい事を知った。


「私達のテーブルに並ぶより、この農家の人達が一番美味しい所を食べてたの!?」


 アントリュウスは、畑の土地に生命力のオーラを注いだ。


 その間、アルテミスは、ドラゴに乗って、この国の農地を見てまわった。

 農家の人達と接しながらいろいろな農作物を見てドラゴと一緒に食べた。


 すごい、こんなの初めてアルテミスは、畑で村人達と一緒に収穫を手伝った。


 野菜ってこんなふうに取ってたんだ!収穫の手伝いって結構面白いかも、家臣には、こんな所見せられないわ!


 畑仕事が終わった。


「アントリュウス!神秘の山奥に行こう!水浴びがしたい」

 アルテミスが誘った。


「ああ!行こう、ドラゴもおいでよ」


 神秘の山奥へ行った。


「ドラゴこっちへおいで!ダメだよアルテミスは、水浴びしてる所を覗くと凄く怒るから」


 ドラゴは、アントリュウスに付いて行った。


 精霊達がアントリュウスのまわりに集まって来た。

 ドラゴを見てビックリしていた。


「天界の神龍さんだ、凄~い!」


「この神秘の山奥に来てくれる何て!」


 ドラゴは、精霊や動物達と仲良くなり山奥を案内された。


 精霊達がドラゴを案内した。


「向こうに果物があるからいっぱい食べてね」


 アルテミスが水浴びから戻って来た。


 アントリュウスに「貴方は、水浴びしないの?」


「今日は、いいや入りづらい」


 覗かれる事は、ないと思うけどやめておこう。


 アルテミスは、アントリュウスの顔を見て

「貴方、眠くないの?私、精霊さん達とここのオーラが気持ちよくて眠くなってきた」


「なら、ドラゴの背中で眠るといいよ!俺もよくドラゴの背中で寝たよ」


 ドラゴが寄って来た。


「アルテミス様!どうぞ」

 そう言ってドラゴがしゃがんだ。


 アルテミスは、そこで寝た!精霊や動物達も寄ってきた!シルバークリスプハンガーがアルテミスに懐いて一緒に寝ていた。



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