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LUCK and MAGICIAN and KNIGHT the WORLD (運と魔術師と剣士の世界)  作者: 雪氷見♪
ストーリー『6の町への街道攻略編』
89/96

LMKW83

 台詞の前を開けているキャラクターはNPCです。

 ただし、敵対中またはストーリー進行限定のNPCだけは通常の台詞の様になります。クエストNPCは前スペースありです。


 あと、魔石のレア度はこんな感じ。

魔石片<魔石<魔晶石<魔水晶<<魔晶玉<<<魔宝玉<<<<<魔珠玉

[9日目]

 今日もう使ったので吹雪ブリザードは使えないので関係ないのだが、この魔法、効果範囲が途轍もなく広い。大体周囲1㎞位が吹雪く。そして絶対零度アブソリュート・ゼロの威力と言うか氷・凍属性の魔法の威力が異常なレベルで跳ね上がる。継続ダメージも乗る。俺への継続ダメージはなしと言った具合だ。

 うん、やり過ぎ。ちなみに継続ダメージは10秒間に最大HPの1%与えられる。1000秒あったら自動回復または耐性持ち以外のモンスターは全滅できる。まあ、自動回復は大体付いてるけどさ。


 それで何でそんな話をしたかだが、


「紅蓮ノ炎ヨ敵ヲ灰燼ニ帰セ―――禁呪十唱キンジュジュッショウ―――【紅蓮禍津天】!!」


 禁呪師の職業を取得して覚えた呪文は1つだけだった。それがコレ紅蓮禍津天ぐれんまがつてんの呪文なんだが……相性が悪い。と言うか使い勝手が悪い。そこら中が積もった雪で『火傷』の状態異常が一瞬で直ってんじゃねぇか!!


 紅蓮禍津天は一言で言えば全方向から大量の黒炎が生成されて敵に集まって行く。そして最後に球体状から膨張、収縮そして大爆発を起こし一定範囲を焦土にする。呪文の筈なんだが……えっと、積もった雪が解けただけでまったく焦土にしてないんですけど。大爆発は起こっても敵が吹く飛ぶだけじゃ意味が無いんですけど!?しかも味方巻き込んでるし!


 一言。紅蓮禍津天:蒼とか出て来ないか?・・・ないな。


「...........んんっ・・・」

「フェイ、もうちょっと奥まで行くか?」


 退屈なのか伸びをしているフェイに俺は声を掛ける。正直言ってここなら俺1人でも楽勝だしな。

 俺はフェイが頷くのを確認して場所を移動した。移動中、襲ってくるモンスターはフェイが1人で次々倒して行った。どうやらフェイもここら辺なら1人で楽勝みたいだな。


 俺達は止まる事無く移動を続けた。




 20分ほど歩いた所で配置されてるモンスターが変わった。

 オークの上位互換と思われるブラックオーク、マジシャンオーク、オークファイター、バーサーカーオーク等だ。他にも出現する。サンシャインスピリットと相対すると思われるファイアスピリット、アクアスピリット、サンダースピリットの3体だ。中でも個人的にヤバいと思ったのはバーサーカーオークとサンダースピリットだ。


 まず、バーサーカーオークは名前通り狂戦士の様に狂ったように石で出来た大剣を振り回し続けるモンスターだ。攻撃も単調でそんなに速くも無いこいつの何がヤバいか。

 勿論、攻撃力がヤバい。一回ダメージ覚悟で攻撃力見たさに月鏡刀を頭の上で構え大剣を受け止めると言うバカをやった。結果は俺がHP全損でバーサーカーオークは武器が中央から真二つだ。地味に怒ったフェイに蘇生薬(小)とポーションを投げつけられたが、まあ、明らかに俺が悪いか。その後、数十分フェイに無視され続けたのは心が痛かった。


 次にサンダースピリットだ。何がヤバいか。こいつ絶対にアクアスピリットと一緒に揃って出て来るのだ。本当にあり得ないのだがアクアスピリットのウォーターボールや水弾、水鉄砲、水撒き、水手裏剣、熱湯といった半分はネタで占められている攻撃を伝って電気を流して来る。アレ?コレってヤバいのはアクアスピリットなのか?微妙だ・・・

 そして、絶対ファイアスピリットがハブられるのが謎だ。と言うか仲間に入れてやれよ・・・

 ちなみに何で別行動をしているのかは何と無く分かっている。ファイアスピリットの攻撃が近くを通り抜けるだけで服や地面が渇く。つまり電気が通らない。2体の相性が悪かったんだな……なら、別のステージで出してやれば良かったのに・・・敵ながら同情してしまった。


 そして今戦っているのはブラックオーク4体とマジシャンオーク2体そしてバーサーカーオークが3体だ。初めのスライムの時と比べて随分と出て来る数が増えたな。ちなみにここ等辺の敵のLVは大体80~85の間だ。


「【爆裂】【爆裂】【爆裂】【爆裂】【爆裂】!!!!!」

「.........飛べ!!」


 俺は物理耐性が高いブラックオークを魔法で攻撃している。ちなみにブラックオークは弱点属性が火と水と土、風、光の5属性で案外簡単に倒せたりする。具体的には1体に付き爆裂を5発くらいだ。めんどくさがって絶対零度アブソリュート・ゼロで一掃、何て事も出来るがやらない。まず、戦闘の練習にならないしな。そして何より・・・そんな事して何が楽しいの?

 折角のゲームなのだから、LV上げも楽しみたい。


 フェイは常に周囲にナイフを浮かせながら戦っている。その数、総勢100本!!なあフェイ……マジで如何やってそんなに数多くのナイフ操ってんの?

 口には出さないがかなり異常だ。十本単位で統一された動きを行っている。つまり10個のビットを動かしながら戦闘している事になる。遠くの敵を剣で斬るかの様に刻んで行くのを見てるともう、もうね、凄いの一言以外出て来る気がしない。

 まあ、そのビットを操る様な方法で後ろに陣取っていたマジシャンオークを刻み倒してくれた。やっぱりフェイと一緒に戦うと2人共が中衛なのもあって動きが似るから連携も取り易いな。


「よし、残りはアイツ等だけか。」

「ユキさん..........2体お願い...........」

「ん。了解。」


 仲間が一瞬でやられて少し固まっていたバーサーカーオーク達だがすぐに気を持ち直した様だ。押し合う様に俺達に突っ込んでくる。

 俺はその間に魔術陣を描く。描くのは『∞』のマークを2つ横に繋いだ魔術陣だ。合計で3つ描き、俺は魔術を解放した。


「【ダークチェイン】!」


 その瞬間3つの黒い鎖が地面から飛び出しバーサーカーオークの1体を地面に貼り付けにした。暴れるバーサーカーオーク、だが、鎖が3つ以上になると抜け出せないのはもう分かっている。俺は向かって来ている2体のバーサーカーオークに集中する。

 距離が5mを切った時、俺とフェイは横に飛び出すように別れた。そしてフェイは、片方のバーサーカーオークのヘイトを上げる為にしっかりと3本のナイフを当てていた。これで1人に付き1体のバーサーカーオークが向かい合った形になった訳だ。更にフェイが距離を取って行くのが見える。気を使わせたか?まぁ良い。いまわ、


清水きよみず神水しんすい聖水せいすい、疎は純なる氷を産み出す素材なり【氷槍ひょうそう】!!くらえ――っ!!」


 全力で槍を投擲。バーサーカーオークのぼてっとした腹部に着弾した。

 むっ?効いてはいるが突進をやめる様子は無い。俺は□の中に◇を入れた形を描き、さらにその中に↓を3つ描いた。そして発動する。


「ちっ!!貫通までは無理か。なら、【超過重力】!【超過重力】を月鏡刀に付加エンチャント!【透色剣】!」


 魔術剣を発動する。って重!?予想していた3倍位重い。コレは刀に重力が乗ってるって事で良いんだよな。そんなコントの様な事をやっているとバーサーカーオークが目の前で大剣を振りかぶっていた。


「うるぁぁああああ!!!」


 俺は真っ直ぐバーサーカーオークが振り下ろしてきた石作りの大剣を横合いから斬りつけた。

 大きな破砕音が鳴り響き石図栗の剣を中腹から砕いた。俺はそのままの勢いを乗せて閃剣・弧月を発動。バーサーカーオークのどてっ腹に打ち込み両断した。


「ふぅ。なんか短い太刀使ってるみたいだな。っと2体目の処分忘れてた。」


 俺は鎖で固めたバーサーカーオークに走り寄った。

 分かっていたがバーサーカーオークは案の定、鎖を断ち切れなかったようだ。今もまだ懲りずにギシギシやっている。俺は貼り付けにされているバーサーカーオークの首を閃剣・雷で落とした。一瞬でHPが全損してバーサーカーオークは消滅した。



 如何でしょうか!会話少なめ文字多めで戦闘多めにしてみました!

 あと、更新遅れてすみません。リアルの方で父が入院する事になりそれで少しごたってました!!ちなみに胆石が出来てるです、すみません!!

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