表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
LUCK and MAGICIAN and KNIGHT the WORLD (運と魔術師と剣士の世界)  作者: 雪氷見♪
フリー『勇者と死神編』
88/96

LMKW82

 タグに神刀の王を追加しました。


 他にも増えてる?


 それは今後のお楽しみです。


 あと、今回少し短いです。

[9日目]


「で、何処に行けば良いんだ?」

「へっ?あ、はい!西通りのお店ですぅ」


 ん?てっきり3の町か4の町辺りだと思ったんけどな。まあ良いか。

 俺は町の入口近くまで飛んで行き、焔翼翔ひよくしょうを解いてシェロを放して町に入った。あと、全く関係ないが焔翼翔ひよくしょうの効果時間は20分だ。焔翔ひしょうよりちょっと短い。


 早速、西通りまで歩いてきた俺達は目的のお店に入った。お店の張り紙にはこう書いてあった。『魔術陣・魔法陣等々!! 各種取り揃えております。』。ふむ、そうですか。

 俺は張り紙をチラ見した後、ベルの着いた古びた扉を開けた。


 「おんやぁ~?お客さんかい?」


 そこにはTHEお婆さんと言う佇まいのお婆さんがいた。


 「何をお求めかえぇ?ふむぅ、お前さん……魔術陣か、魔法陣かの?」


 物凄くキメ顔で言うお婆さん。えっと……違うんですが・・・やばい物凄く言いだし難い。


 俺はチラッとシェロを見た。


 目が合う。


 そして、逸らされた。うん、完全に見捨てられたな。シェロ、後で覚えとけよ!


「すみません違うんです。今日欲しいのは錬成陣なんですが……置いてますか?」

 「おんや?そうかいそうかい。お前さん強力な魔導師かと思ったが気のせいじゃったかな?」

「いや、まあ、魔導師で間違いは無いんですけどね?」

 「カッカッカ!!良かったばい、わたしゃの目もまだ曇っちゃおんらんねぇ~」


 何ともキャラが濃いNPCだな。まあ、錬成陣を売ってくれたら問題無いんだけどな?


 「お前さん錬成陣なんて何に使うんじゃい?まぁ、教えたくなかったら言わんでもええぞ?」

「いえ、別に良いですよ。神刀の作成に使う積りなんですが最上級の全属性錬成陣9枚ずつで幾らになりますかね?」


 あれ?お婆さんが固まってるんですが?俺、何かマズイ事言ったか?


・・・・・


 あのー、お婆さん?おーい、息してますか?


 「ハッ!すまんかったの、少し息が止まっておったわい。まさかこの目で神刀の作り手を見られるとはなぁ・・・」


 いや、何かそんな「感極まったり!!」みたいな顔されても困るんですけど・・・あと、本当に息止ってたのかよ・・・


「あのーそれで有るんですか?」

 「おお、そうじゃったな。有るぞ!もちろんじゃ!9枚ずつじゃったな。」

「あ、はい。」

 「取って来るから待っておれ!」


 そう言って奥に駆けて行くお婆さん。あ、走れたんだ。しかも結構速い。


「【識別】」


 気になってお婆さんに識別を掛けてみた。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 「モノマロ」LV.160

種族:人間 女 NPC

職業:光魔法師LV.150 黒魔術師LV.150 時空魔導師LV.23

副職業:陣作成師LV.150 調合師LV.150 道具アイテム職人LV.150 配合師LV.150 錬成師LV.150 錬金術師LV.150 経営LV.96 

攻撃特性:打・魔法

主属性:光・黒・時空

弱点属性:-

弱点特性:打・斬・破・突・撃

主武器:杖 ロッド

状態異常:無し


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 げ、このお婆さん俺よりLV高いし。

 ちなみにこのお婆さん昔はブイブイ言わせてた、ちょっと裏では有名なお婆さんだったりしたり、しなかったり・・・


 閑話休題


 お婆さんが戻ってきた。手には何枚ものポスターの様なものが。持つ人が持ったらオタクの出来上がり!みたいな感じだ。


 「処でじゃが、お金は足りるかの?」

「あ。」

 「その顔を見るとちょっと心配じゃのぉ・・・1枚で30万Gじゃが足りるかの?」

「ま、マジですか。」


 こんな所で思わぬ出費が……9枚買ったら所持金のほぼ全額飛んでくな・・・


「取り敢えず1属性分、9枚買います。けど、その前に……家にお金取りに行って来ます・・・」

「ユキさん金持ちですね。」

「あ、シェロ居たんだな。」

「グフェ!!」


 あ、何かシェロが綺麗な2回転スピンを決めて地面に這いつくばった。何かぴくぴくしてるんですけど。

 コレは・・・・・変態?それとも何かの傷をえぐったか?

 取り敢えず俺は地面に倒れたままのシェロを放置してホームにお金を取りに行った。




 帰って来た訳だが……何属性の錬成陣を買うか迷っている。そしてシェロはお店の隅で落ち込んでいる。何か「ずぅ~ん」とか言う効果音が聞こえて来そうだ。うん、見なかった事にしよう。


「さて、何の錬成陣にするか・・・」

「へっ、私なんて所詮『空気』ですよ。えぇ、もう・・・そうですよ……『空気』です。『空気』は何時の間にかいなくなるんです・・・・・」

「うーん。悩むな……」


 実際、俺が何の迷宮を一番早く攻略するかも分からないし・・・如何するか・・・まず越しそうなのは赤か?いや、緑か?うーむ。


「ふふふ『空気ぃ』」


 青も捨て難いな・・・いや、やっぱり赤か・・・いや、でも、みど……り・・・


 「なぁお前さんや?そんなに悩むならまた今度買いに来るのでも良いんじゃないか?」

「あははははは・・・」

「ああ、成程……分かりました!また今度来る事にします。」

「『空気』『空気』『空気』『空気』『空気』」

「ありがとうございましたー」


 一礼して俺はお店を出たのだった。

 そして、シェロは弟と同じ末路を辿ったのであった。




 5の町に転移して来た訳だが、


「えっと、何でプレイヤーがいんの?」

「5の町への街道...........突破された.........そうです........」

「ああ、別にフェイに文句言った訳じゃ無いからな。」

「大丈夫です..........分かってますから...........」


 何か日に日にフェイからの信頼が重たくなってきている気がする。良い傾向……なのか?


「さて、奥まで行ってみるか。」

「.........はい!!」


 俺達は6の町への街道攻略に移った。


「あとコレ..........MP回復薬です..........」


 何事にも準備は大切だった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ