LMKW75
おかしい、何時になったら新キャラを登場させる事が出来るんだ!?予定ではもうとっくに登場してる筈なんだが!?
[9日目]
「ぷっ・・・クフッ・・・ハハハハ!!!」
「グフッ!!冗談きついぜ姉ちゃんよ!」
「ハァ……」
もう良いや懲らしめるか。今の発言の分もそれで勘弁してやるよ。
「じゃあさ、PVPで勝負しよう。俺は1人で良いから。」
「こいつマジで言ってんのか?」
「頭可笑しいんじゃねw」
俺はそんな言葉に耳を貸さずパーティー対戦の申請を送りつける。それを面倒くさい男1号が承諾する。
折角、変装したんだ。焔翔は無しでやろう。
対した事が無いのは分かっているが俺は5人に一応、識別を掛けておいた。
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「アファンニウス」LV.63
種族:人間 プレイヤー
職業:剣士LV.51 重力使いLV.6
副職業:暗殺者LV.52 技師LV.32 詐欺師LV.16
主属性:闇・時空・無
攻撃特性:断・斬・打・魔法
弱点属性:風・土・木・岩・地・雷・呪
主武器:剣
状態異常:無し
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「Gugagagaga」LV.61
種族:人間 プレイヤー
職業:武闘家LV.49
副職業:盗賊LV.28 暗殺者LV.41
主属性:火・闇・雷・無
攻撃特性:打・破
弱点属性:水・氷・黒・凍・魔・腐・
主武器:ナックル
状態異常:無し
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「マイル0409」LV.53
種族:小人 プレイヤー
職業:槌使いLV.47
副職業:大工LV.1 技師LV.28 暗殺者LV.28
主属性:土・闇・無
攻撃特性:打・破
弱点属性:風・木・呪・腐・悪
主武器:槌
状態異常:無し
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「・・・」LV.58
種族:ハーフ・ドワーフ プレイヤー
職業:召喚術師LV.35
副職業:経営LV.1 暗殺者LV.39 探検家LV.14
主属性:火・水・土・闇・無・召
攻撃特性:打・魔法・魔術
弱点属性:炎・岩・黒・白・焔・地・魔・聖
主武器:杖
状態異常:無し
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「はんねす(-w-」LV.55
種族:エルフ プレイヤー
職業:魔法使いLV.50 魔法師LV.2
副職業:歌手LV.48 暗殺者LV.31
主属性:火・水・風・土・闇・光・時空・無
攻撃特性:打・魔法
弱点属性:氷・凍・白・聖・腐・雷・悪
主武器:ロッド
状態異常:無し
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えっと、何か増えてね?攻撃特性に主武器?と言うか何で増えた?
思い当たるのは鑑定士か。偶然だけどラッキー?取り敢えず色々鑑定してこれからもLVを上げて行った方が良いのは確かだな。
あと、お前等さー。暗殺者?流行ってるの?
おっと、準備時間が無くなる。早く準備するか。
今回のPVPのルールは初期設定のままだ。初期設定では制限時間は5分。痛覚設定は50%、ダメージも50%、に設定されている。戦闘前に60秒の準備時間があって、この間に付与等を行う事に成っている。じゃないと後衛職が振り過ぎるしな。
残りは30秒か急ぐとしますか、っと。
俺は体をほぐしながら詠唱を開始した。
「生成:月鏡刀、1リミット【無からの生成】!!」
魔法剣1でも十分倒せるだろうが念の為に月鏡刀の二刀流で戦う事にした。試したい事も有るし。
ついでに必要無いだろうが右刀にバジリオンボルト、左刀にダークビジョンを付加しておいた
「お前等準備は良いな!!」
「勿論!!準備万端だよ!!」
「世間の厳しさという物を教え込んであげないとね。」
何だろう、背筋がゾワッとした。お前ら別の意味で怖えよ!
そんな事を考えていると残り時間が5秒を切ってアナウンスが入った。
「試合開始まで5..........4............3...........2..........1........0試合開始です!!」
先に動いたのは俺だ。まず先手に目潰しのフラッシュを放った。
って、以前の2倍位威力上がってるんですけど!?そう言えば月鏡刀の効果に光属性強化が有った様な・・・・・あれが原因か!!
一瞬焦ったがすぐに再起し、斜め前に遊歩と瞬閃を組み合わせて発動。5人の頭上まで一瞬で移動する。そのまま空中で横になるように体を倒して真上に向かって遊歩と瞬閃を発動。コレで大体5人の上空15mと言った所だ。
俺はそのまま反転し真下に向かって瞬閃を発動。豪速で敵陣の中心に降下しスキルを発動する。
「【閃剣・雷】!!」
1本の刀が1人の肩を穿ち、もう1本は地面に突き刺さった。そしてスキルの効果が発動し周囲に衝撃波が巻き起こる。
「グオッ!?」
「うああああああああああああああああ!?!?」
「うぐっ!!」
「―――ッ!!??」
「ううぅ・・・」
えっと、もう1人お亡くなりになったんですけど・・・まとめて氷漬けにする俺の計画が……
死んだのは魔法使い兼魔法師のプレイヤー、名前は確かハンネス+絵文字だったけな?
「クッソ!はんねすの奴が殺られた!召喚術師急げ!」
「分かってるっての!!【召喚:黒馬】!!【召喚:梟】!!【召喚:木巨兵】!!」
モンスター召喚か。ユウと同じだな。いや、ユウよりは強い職業なのか?ユウのは副職業でこっちは本職だもんな。
「の割に育って無くて弱い!!【閃剣・刺突】!【閃剣・一文字】!!【閃剣・弧月】!!!【閃剣・雷】!!!!」
3体共識別してみたがLVは40前後でハッキリ言って弱い。
俺は瞬閃で梟の近くまで近づき閃剣・刺突で一撃死させる(正確には2本使っているので二撃)。次にウッドゴーレムは閃剣・一文字で腹部を切断し、その勢いのまま一回転して閃剣・弧月で頭部を飛ばして撃破。最後の黒馬は飛び乗って背中に閃剣・雷の一撃で仕留めた(こっちも一撃じゃ無くて二撃)。
「ふぅ、やっぱり一回で2発分のスキルを使えるのか・・・便利だな。」
「クソが!!【重槌突】!!」
「ココは僕が決めるよ!【疾風剣】!【石割剣】!!」
「俺が決めるぜ!!【ショックインパクト・フルスイング】ぅぅぅぅうううう!!!」
「【召喚:狼】、【召喚:闘牛】、【召喚:蝙蝠】!!!」
プレイヤー3人と召喚モンスター3体の物量攻撃。如何するか、地味にヤバいぞ考えろ!考えろ!
アドレナリンが出ているからかは知らないが思考が加速する。目の前の光景が若干スローに感じるが今はそんな場合じゃない。と言うか!如何するかとかもう如何でも良いって!!全部返り討ちにしたら問題無い!!!
俺は最初に突撃して来た狼の噛付きを刀で受け止めて蝙蝠目掛けて打ち返す。完全にステータス任せだが上回っているので問題無い。次に、迫って来たドワーフの槌使いが大槌を振り下ろして来た。前への瞬閃での回避は不可能。なら、
「【爆裂】!」
爆裂を俺の真横で発動して回避。いや、まあ、ダメージも痛みも有るんだけどな。そして槌使いはスキルの硬直が発生している。反撃したい!!だがまだ敵が残っているので我慢だ。残りは剣士と武闘家と闘牛か。
次回には!次回には登場させて見せますぞぉぉぉおおおおおお!!!!!
戦闘、次回に続きます!