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聞き込み捜査編

「先輩!どこに行くんですか?」


「『八百島』って島だよ。


何でもこの島行きのフェリーのチケットを押込み強盗犯らしき女がチケット売り場で買ってたらしいからな。


聞き込み捜査ってヤツだ」


「よかった、もし噂の集団行方不明事件の捜査だったらどうしようかと・・・」


「何だ?その話は?」


「先輩、知らないんですか?


男子学生が夏休みに島に行って集団行方不明になった事件ですよ。


しかもその話はそこでは終わりません。


その男子学生達を探しに島に入った警察職員十数名も行方不明になっています」


「凄い大規模な事件だな。


大きな犯罪組織が絡んでいるかも知れない。


で、その島は何て言うんだ?」


「この事件は報道管制が敷かれてて、島の名前までは明かされてないんですよね。


確かここに警察の内部極秘資料があると思います・・・と、あった!


えーっと、島の名前は『ハッピー悪島』と」


「ぶっ!何だその名前は?


思わず飲んでたお茶を吹き出すところだったぞ!


・・・しかし『悪が幸せを謳歌する島』か。


何にしても俺一人では荷が重すぎるな。


もしその島を捜査する時は大規模な捜査チームで島に乗り込まないとな。


今回は『八百島』に一人で行って来るよ」


「いってらっしゃい」




「こんなところに極秘資料を広げておいたらダメじゃないか!」


「すいません!


今すぐ片付けます!」


「ほう・・・『八百島』の集団行方不明事件か」


「え?


『ハッピー悪島』じゃないんですか?」


「そんな変な名前の島がある訳ないだろ!


そっか・・・アルファベットで書かれているから勘違いしたんだな。


『HAPPYAKUJIMA』を『HAPPY AKUJIMA』と解釈した訳だ」


「と、言う事は・・・。


先輩が行ったのは集団行方不明事件の島って事ですか!?」


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