おまけの話 47 ららお姉ちゃんは、実は忍者だったにゃ!? 15
わたしは、くるちゃん!
んにゃ? これは、にゃにかにゃ?
くんくんくん……!?
こ、これは危にゃい!
紅pに教えなくっちゃ!
さあ、わたしが紅pに教えたものとは?
それがわかるお話だにゃ!
私は、らら様。
さて、トラップは仕掛けた。
ふふっ♪ あれなら絶対に紅pはひっかかるわ!
うん? 私が何を仕掛けたのかが気になる、ですって?
ふん、まあ、教えてあげる!
私はね、猫砂を紅pが歩く所に仕掛けたの。
えっ? さっき、猫トイレの前の砂は紅pが掃除したじゃないか、ですって?
ふん!甘いわ! あれはこのトラップの前のトラップなの!
あの猫トイレの前を散らかしたのは、このトラップに紅pが気付かないようにするため。
ほら、おドジな紅pなら、一か所を掃除したらそれで終わったって思うでしょ?
そうなると、紅pはこのたった一粒の猫砂には気付かない。
それから、のそのそ歩く紅pはこの猫砂を踏む!
何故か踏んじゃ駄目って所に紅pの足は行くのよねぇ……。
すると「きゃーー! 痛い!!」って紅pは言うの♪
そう! そう言わせるために私はこのトラップを仕掛けたってワケ!
そうよ! そのぐらいしなきゃ私の気が済まない!!
ズドドド、ドンかいじゅうに私を売った罰よ紅p!!
そんな私は優雅にハンモックの上でその時を待った。
だけど、紅pの声が聞こえない!?
ど、どうなってるの?
そう思った私はトラップを仕掛けた所をのぞいてみた。
すると……!?
くんくんくん……紅p! ここにも猫砂、落ちてるにゃ!
わたしは、くるちゃん。
今ね、ららお姉ちゃんがぷるぷる前足をふった時に落ちた猫砂を紅pにお知らせしたんだにゃ。
おドジな紅pじゃ、ふんじゃうからね~。
そうなったら、紅pは「きゃーー! 痛い!!」って言う。
それは、かわいそうだにゃ!
だから主人であるわたしは紅pに教えてあげた。
くんくん におって、鼻高々!ポーズを決めて紅pを見たんだにゃ。
すると、紅pはこの猫砂に気付いてくれた。
「あら、くるちゃん。猫砂が落ちてるのを教えてくれたの?」
「そうにゃ!」
「くるちゃん、ありがとね。危ない所だった♡」
「ぐるにゃ♡ へへっ♪」
「ほんと、この猫砂って、忍者が使う撒菱みたいなんだよね……」
「まきびし? にんじゃ? にゃんの事かにゃ?」
紅pはまた不思議な言葉を言った。
だから、そんにゃ紅pをわたしは、じぃーーって見つめたの。
すると、紅pはわたしをだっこしてくれた。
「あのね、くるちゃん。
撒菱って、昔の忍者っていう仕事の人が使ってた道具なんだ」
「ふんふん、それで?」
「んで、撒菱をばらまいて、忍者は追ってから逃げるために使ってたんだって」
「紅p。追ってって、にゃに?」
「まあ、くるちゃんがズドドド、ドンかいじゅうから逃げる時とか使えたら便利かもね?」
「にゃるほど! 追ってって、そういう意味にゃんだ!」
また紅pに教えてもらっちゃった。
ズドドド、ドンかいじゅうは、わたしにとって追ってにゃんだって!
そんにゃ わたしは猫砂をぽいってゴミ箱に捨てた紅pから、
こっそり、うまうまジャーキーをもらっちゃった♡
いい事するって、幸せににゃれるんだ!
んにゃにゃ!?
で、でも、にゃんでかわからないけど、ららお姉ちゃんがすんごく怒ってる?
しかも、くるちゃんに!?
にゃんでぇ?
くるちゃん、にゃにかしたっけ?
わかんにゃいけど、逃っげろ!
そうやって、わたしは ららお姉ちゃんから逃げたんだにゃ。
私は、らら様。
【くるちゃん】へ!
待ちなさーーいっ!
どーして余計な事したのよ?
もうっ! 絶対に許さないんだから!!
ドタタタタタッ! シャッ!




