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ホロウの放浪譚 1部  作者: あんたったー
第一部 二章 ドラゴン討伐編 【ヨーラ】
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第三十一話『悪魔と開戦』

「覚悟!」


 言葉の内容を認識する前に、構えを取った腕に衝撃が走る。

 限りなく衝撃を吸収するはずの構えをしてなお、後ろへ吹っ飛ばされた。

 しかし重くはない、他の奴らから距離を離すことを優先したんだろう。


「お優しいこったね、テシリアサン!」


 またもや僕の眼前に拳が現れる。

 早い、けど見えないこともない。


 吹っ飛ばした僕に追いつくために速さを意識したのか、やけに低空姿勢のテシリアに蹴りを入れる。


 僕へ向けられた拳はそのまま防御へ回され、僕の足をつかんだ。

 このまま僕を地面にでもたたきつけるのか、テシリアの手に力が入った。


「そんな熱烈につかまなくっても!

 逃げないっつうの!」


 テシリアが手に力を込めているおかげで体重をかけても、僕の足が抜けることはない。

 僕の足をつかむ手シリアにやや無理な体制で蹴りを入れる。

 

「甘い!」


 しかしテシリアは僕のその足をも掴み、僕は完全にバランスを崩した。


「そっちこそッ」


 その状態で魔法を発動させる。

 箇所は足、そのままテシリアの手へと走らせる。


「チッ」


 寸前、テシリアが僕の足から手を放す。


 しかし、それと同時に、テシリアの蹴りが飛んでくる。

 テシリアは既にその片足を地面と接着させており、腰の入った蹴りはあまりに早く。


 先ほどと違い、完全にバランスを崩しているため、テシリアの長い足が刺さった。


「ゔぅっ、でええぇぇっ

 いってえんだよばか!」


 空中なので受け身も取れず、距離を取ることもできない。

 必死の思いで足を地面に着ける。


 テシリアからは目を離さずに。


「ほう、そんなにうれしいか!

 ならもっと馳走するぞ!」


 間髪入れず突っ込んでくる、音速の猛攻を凌ぐ。


 拳が飛んできて、受け止める。

 受け止められた瞬間、もう一方の拳が飛んでくる。


 それを防ぎ、テシリアの腕を巻き込みながら両腕を振り下ろし、蹴りを入れる。

 しかし即座に低い位置から拳が突っ込んでくる。

 もろに食らったが、気にせずテシリアの顔面をぶん殴る。

 

 攻撃をかわして距離をとり蹴りを入れる。

 攻撃を受けてノンタイムでぶん殴る。


 これらを何百回と繰り返す。

 その何百回すら、時間にすればたったの数十秒の出来事だった。


「チッ」


 なんっなんだこいつ。

 負ける可能性が十分にあったのは、やりあう前から分かってた。

 けど、こうも勝てないなんて流石に予想外だ。



 攻撃は早いし重いし。

 背高いし手足長いからリーチ長いし。

 ついでにおっぱいデカイとか。


 何だこいつ!


 蹴りに至っては眼じゃ追いつけないし、流しても一瞬で次の手が来る。


 その内僕の腕にガタが来る。

 命は取りに来てないけど、確実に一撃一撃でキメにかかってきてる。


 プロだ、こりゃプロですわ。

 むりむり。

 

「悪魔、ガキはどうした」


 攻撃が止まった。

 正直ラッキー。


「悪魔?心外だな〜僕はただの一般市民さ」


「ほう、改名したようだな

 私の故郷を消したときはまた別の名前だったと記憶しているが?

 確か、猫——」


「あ~っ!

 はいはい、うんうん」


 未だにこいつが誰かもわからないし、どうせただの僕の任務の犠牲者のうちの一人だ。

 けれど。


「その名前を知ってるんじゃ、生きて返せない」

カエデ"(-""-)"「ドラゴンの動きは追えたのに、

       な~んも見えない」


【テシリアスペック】

『ヘアー』・・・黒くて長い!

『アイ』・・・黄色!

『イアー』・・・めちゃくちゃ良い!

『フェイス』・・・マジでもうめちゃくちゃ美人!

『ボディ』・・・ぐうナイス!

『ワンオブザフレンズ』・・・イクサ!


これだけいろいろ起きてるのに一人喜々としてツッコみをしているヤバい奴が一名。

実は悪魔もドン引きしてたりする。


魔力枯渇してるのに化け物みたいな戦いしてるヤバい奴が一名。

実はカエデもドン引きしてたりする。


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