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カザロフ兵団副団長、選抜試験!その13

お疲れ様でございます


なんかとんでもないニュースが流れてますね


本場アメリカのヒャッハーさんがガチになったらどんだけヤバいかって話です


平和にいきましょう


さておき本日のキララ、どうぞ

「よう、エリゴールはいるか?」


「ハッ!!執務室です!」


アキラに着いて部屋に入って行くキュレーネとザムダ ―――



「どうしたアキラ?」


「鶏の卵を仕入れて来た。養鶏場は準備出来てるか?」


「ああ、出来ている。まずは繁殖から、って話だったな。養鶏場の運営と鶏肉や卵の流通について少し相談したい。ところでそっちの二人は?」


「こいつがザムダ。今俺が面倒見ているシャドウストーカー隊、有能なスパイの一人だ。こっちがキュレーネ。副団長の候補の一人だ。二人には卵の買い出しを手伝って貰ってたんだ」



言いながら持ってきた卵の一つをエリゴールに渡すアキラ ―――


まだ温かい卵からは、中でヒヨコが僅かに動く気配がしている



「一週間も温めていればかえるだろう。半年も経たずに親鶏になって卵を産み始める。そこからは爆速で増えるぞ」


「ご苦労だった、アキラにザムダ、キュレーネよ。これでまた一つ、カザロフは豊かになるであろう」


「ああ、鶏ガララーメン、味玉入りがカザロフで食える日もすぐそこだ。最初の一杯は皆を集めてラーメンで乾杯だ」


「期待しているぞ、アキラよ…ところで副団長の選抜だが、明日も弓術試験と面接がある筈だ。キュレーネはここにいて良いのか?」



黙ってキュレーネの方を見るアキラとザムダ ―――


えっ?…私!?…


ていうか何で私、エリゴール様から質問されてるの?…


「あの…はい。私如きでお役に立てますならば、己の事など二の次です。大事な方を選びました」


「そうか…ではアキラ、何かキュレーネの役に立ってやってくれ…」


「任せとけ。良い弓を持っている。ソイツを持たせてやるとしよう」



そんなこんなで、一旦地上に帰ったアキラは愛用の弓と矢を持ってきてキュレーネに渡した ―――



「コイツはアーチボルトモーター3100と言ってな。このモーターが弓を引く力を半分くらいに軽減してくれる。引き切ったら親指の所の出っ張りを押してみろ。1回目がロック、2回目が発射だ」


弓の修練場で言われた通りにアーチボルトを引いてみるキュレーネ ―――



アーチボルトモーター3100とは? ―――


電動アシスト自転車よろしく、モーターの力で持ち主の操作を補助してくれる弓である


こんな硬ってえ弓、引ける訳ねえだろ


そんな剛弓を、女性の力でもラクラク引けてしまう


ボタンを押してロックしてしまえば、もう弓を引いたまま筋力で姿勢を維持する必要もない



ズバゥッ!! ―――



キュレーネがアーチボルトから放った矢は的を真っ二つにパカーンと割り、貫通した矢は深々と土手に刺さって見えなくなってしまった


「…この弓は…!」


「俺のお気に入りのオモチャなんだが、お前にやろう。あと照準器を上手く使えていないな。この手前の輪と奥の星と、的を一直線に合わせて射ってみろ」


「はい!」


修練場の的を次々と破壊していくキュレーネ ―――


「よし、次は動く的でいってみようか。的が一つも無くなっちまった。ここじゃ手狭だ、外に出るぞ」


「はい!」


例の呪文を唱えて魔法中年ドリィーミィー☆彡プリンの姿へと変身し、一気に飛び立つアキラ ―――



それに追い着くべく、ジャンパーを脱ぎ捨ててズバッと翼を出したキュレーネのTシャツとスポーツブラは弾け飛び、たわわなおっぱいがブルンとあらわになった ―――



「ちょっと待てぇえええええええ!!おいアキラぁあああああああああ!!」


渾身のザムダダイブで両胸を隠してアキラを呼び戻すザムダ


ン?と気づいたアキラが戻ってみたところ、キュレーネが裸ん坊さんになっていた



「ウン…飛行形態になった時でも大丈夫な装備が要るな。何か考えておこう。差し当ってそうだな…ちょっと待ってろ」


とりあえず一旦自宅に戻ったアキラは軍用ベストの背中を大きく切り抜いてキュレーネに装備させ、ついでにロープと金具で矢筒を背中の腰の辺りに繋いだ


「よし、こんなもんで行ってみようか。的は俺が撃つ曳光弾えいこうだんだ。10発撃ったら最後に対空ミサイルをお前に撃ち込む。全部撃ち落としてみせろ」


「はい!」



ポヒュン!ポヒュン! ―――



時速300km程度に至ったアキラが放った曳光弾を寸分違わず、飛びながらアーチボルトで撃ち落としていくキュレーネ


10発目を打ち終えたアキラは躊躇なく対空ミサイルを構え、キュレーネをロックオンして発射した



シュバッ!! ―――



一度発射されるとどこまでも標的を追尾して近距離で爆発するという、大変迷惑な代物である


その飛翔速度はキュレーネを上回っており、きりもみ減速や急上昇などで2回ほど回避したが、とうとう追い付かれてしまった


「どうしたキュレーネ、それまでか?」


ハラハラしながら見守るアキラ ―――


だがキュレーネは、諦めてなどいなかった


背面飛行で直角に曲がると、振り返って自分が通る筈だったコースにアーチボルトの一矢を放つキュレーネ ―――



ズガァアアアアアアン!! ―――



見事、迎撃成功


地上にスタッと戻ると、アキラとザムダからの熱いハグで歓迎された


「すごいじゃないかキュレーネ。お前はもう戦闘機だ」


「やるじゃんアンタ!カッコ良かったよ!」


「えへへ…そうですか?あの、アキラさん。この弓はお借りしてても?」


「やるって言っただろう。もうお前のもんだ」



夜が明けて弓術試験、全ての的をパカーンと割ったキュレーネはぶっちぎりのトップで合格した ―――

日本では不可能ですが、海外ではホワイトタイガーだとかクマーだとかいった生物兵器を飼ってナデナデしたりガジガジされたり出来てしまうようです


ウン…


うちの子にならないかね?

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