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飛べ!魔法中女プリティー☆彡キララ その7
お待たせして、申し訳ございません
どうぞ
加速や減速、方向転換、キララは技を覚え始めた
ただ飛んでいるだけでは、物足りなくなってしまったのだ
キララは凝り性、何事も突き詰める性格である
私には出来るが、他のヘタクソには出来ない―――
今キララは、そんな技を求めていた
「そうだ、良い事考えた(ピコーン
戦闘機と戦う為の技を編み出そう!」
一体何故、戦闘機と戦いたいのだろうか
そう、キララは未確認飛行物体である
領空侵犯と判断された場合、戦闘機が緊急発進する
それをキララは、撃墜するつもりなのだ―――
その負けん気の強さは本物であり、もし裁判にかけられたとしても、堂々とこう言い放つだろう
撃ってきやがった、お前が悪い―――
昔どこかで読んだ記憶によれば、緊急発進して来るのはF-86 セイバーという戦闘機だったはず
最高速度は約1080km/h
これを超える速度、つまりほぼマッハ1(1224km/h)で飛べなければ、私は敵機の逃亡を許す羽目になる
まずは、私のトップスピードを確認する。話はそれからだ
あと1本くらいは本日書くつもりです




