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その後

 ギリギリセーフ。


 ふぅー。

 次の授業に間に合った俺。

 華玲さんも息は荒いけど、席についていた。

 俺が席についた時。

 何故か華玲さんに睨まれた。

 何故?と思ったが。

 教師が入ってきて授業が始まったので、睨みは終わった。




 暫く授業が進むと・・・

 いつもの通り、LINEタイム。


美波:何かあったの?ギリギリだったけどぉ

  俺:いや、それ程でも

美波:華玲さんもギリギリー

  俺:ちょっと彼女と話していたんだ

美波:何をぉ?

  俺:ただの世間話・・・

美波:えー、気になるー教えて

  俺:ふふふっ、どうしようかな

美波:教えて教えて~

  俺:ほんと何でもないから

 

 俺はいらぬ心配を美波さんにさせたくなかった。


美波:教えてくだちゃい

  俺:ちゃい?

美波:お願いでしゅ

  俺:しょうがない。かわいく頼まれたら教えるしかあるまい

美波:それでぇ?

  俺:クルミと美波さんが奇麗になった理由を聞かれた

美波:へぇー。やっぱりかぁ~

  俺:心当たりあるの?

美波:最近よく聞かれるのぉ

  俺:ほうほう


美波:皆気になるみたい

  俺:まぁ、そうだよね

美波:同じ質問を何度もされるんだ

  俺:へぇーご苦労様

美波:大変だぁー疲れちゃう

  俺:肩こりそう

美波:コリコリ

  俺:トントン トントン (肩たたき

美波:極楽極楽~

  俺:トントン トントン 


美波:極楽極楽~

  俺:交代~

美波:トントン トントン (肩たたき

  俺:極楽極楽~

美波:トントン トントン

  俺:極楽極楽~

美波:はーい、交代~

  俺:トントン トントン (肩たたき

美波:極楽極楽~


 

 俺はかぎりなくアホに近いLINEをやりとりしたのであった。

トントン、トントン打ちまくった。

 LINE上で美波さんの肩を叩きまくった。

 腫れるんじゃないかってぐらい。


 でもー。

 中々に楽しい時間だった。

 ほんと。

 美波さんとLINEしていると楽しい。

 充実してるわ~。

 






 まだまだ授業中。

 美波さんとのLINEが一息し。

 休憩していると・・・


華玲:ごきげんよう


 あっ。

 華玲さんからLINEが飛んできた。

 何か返しておこう。


 俺:こんにちは

華玲:もうすぐ昼ですわ

  俺:ですね

華玲:昼ですわ

  俺:?

華玲:ミスです

  俺:あー

華玲:・・・・・

  俺:・・・・・



 特に話題なく、LINEのやりとりは終わった。

 なんだかとても気まづかった。

 ・・・・


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