〇閑話:人物紹介.その4 ――――――
※本エピソードは、ここまでに登場した主なキャラクターの紹介です。
主要な登場人物であっても、作中での情報が少なかったり
現時点での紹介が憚られるキャラクターは書いていません。
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『フラッドリィ=レビン=エモーグ』
性別:男
年齢:49歳
T186 89kg
ムキムキ体育会系スキンヘッドのベテラン教師。
・学園教師の一人。
・筋肉隆々で大柄な体育会系な見た目をしている。
・教師歴が長く、相応の責任感と落ち着きがあり、面倒見もよい。
・今回の学園内選抜戦技大会の管理・企画の責任者。
・一応は貴族の家の出だが、
5男だった事もあって比較的自由な人生を送ってきた。
・結果、貴族の端くれらしからぬ姿と言葉遣い、職業を得て今に至る。
・教師陣の中では経験と実力豊富であるため、
後輩や先輩教師からも頼りにされやすく、
様々な催し事で監督や責任者の立場で参加している事が多い。
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『ペトーレ=ニョーラ=エッセルン』
性別:男
年齢:19歳
T174 61kg
・チーム・ブルックルンの次鋒をつとめる3年次生。
・中肉中背だが、顔は線の細いイケメン。
・参加選手の中ではやる気のある方で努力もしているが、
実力はいまひとつ。
・槍の使い手で、槍術を専門に磨いてきたが、
伸縮機能のカラクリを奥の手として用意して大会に挑むなど、
自分自身でも実力不足はよく理解している。
・勝ちにこだわりはしているが、
貴族の子息たるプライドを持っているため、敗北も潔く受け入れる。
・ただ勝ち負けを競うような試合よりも、
高潔で正々堂々たる良き勝負をしたいと望んでいる。
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『バーマル=スーリット』
性別:男
年齢:16歳
T252 168kg
(T160 53kg)
・チーム・ブルックルンの副将をつとめる1年次生。
・学園でも随一の巨体を持つ。
・試験で合格し、入学してきた一般生徒。
・実は覚醒能力の持ち主。
巨漢化してしまうリスクはあるものの、膨大なエネルギーを蓄える事ができる。
・なので本来はその他の追従を許さないスタミナ量での長期戦を得意としている。
(ちなみに予選での対スィルカ戦後に痩せたのは、
本選前に溜め込めばいいかと油断し、大会前に溜め込み忘れたために、
溜めてあった分を使い切ってしまったため)
・投擲武器と斧を組み合わせた
間接・接近戦に対応したスタイルを得意としている。
・「~です」「~ですよ」が口癖。
・痩せてる状態だと、なかなか可愛らしい系男子で、
特に大人の女性に人気がある。
・だが本人は、硬派な男子を理想像としており、
女性にいじられたりキャーキャー言われるのを嫌って、
なるべく太った姿でいようとする。
・フラッドリィやバ=アールのような、
筋骨隆々な体育会系な大人になる事を目標としている。
・攻撃で衣服が破けてあられもない恰好になったスィルカを気遣うなど、
なかなか紳士的なところがあり、
それがまた年上女性のハートを鷲掴みにしてしまう一因である事に
本人は気づいていない。
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『ブルックルン=ベスト=サテン』
性別:男
年齢:17歳
T180 72kg
・チーム・ブルックルンのチームリーダーで、大将をつとめる2年次生。
・貴族の子息だが、やや間の抜けたところがある。
・正々堂々としており、リーダーとしての素質もあるため、
チームメンバーからの信頼はそれなり。
(よくいじられたり、からかわれたりもするが)
・他人に自分の存在を忘れられたり、無視されたりするのを気にする。
・結構な数の魔法を修得していて何気に優秀なのだが、
戦略的なものの見方が不得意(本人は得意と思っている)で、
その優秀さをイマイチ活かしきれない残念な選手。
・後先考えないような言動も多く、周囲を困らせる事もあるが
どこか憎めないタイプ。
・シオウを評価している数少ない同期生徒の一人でもある。
(もっとも、成績や能力ではなく、
入学したての頃に、女子と間違えさせたという事だけで一目置いている)
・日頃からダルそうな、いわゆるダウナー系女子が
異性の好みどストライクらしく今でも気を抜くと、
シオウにドキリとさせられる事があり、
そのたびに敗北感を味わって悔しがっている。
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用語解説
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【 学園内選抜戦技大会 】
・アルタクルエ神聖公国にて行われる国際戦技大会に向け、
ルクシャード皇国が自国の代表チームの選手となるものを選抜するために
開催する戦技大会。
・ルクシャード皇国では、過去に貴族や有権力者の介入で選手が決められ、
名誉欲しさに実力の伴わない選手を送り出していた過去があった。
・国際大会で成績がふるわなかった事を踏まえ、
それでもなお諦めの悪い貴族達との折衝案として迷走した結果、
現行の選抜方法で落ち着いた。
・学園内で優勝したチームのリーダーに、
代表チームのメンバー選抜の権利が与えられる。
・選抜できるのは、この学園内選抜戦技大会に出場した全ての者から。
・しかし学園は、戦技よりも学問に力を入れている傾向があり、
ルクシャード皇国は、そもそもが戦技に傑出した学生に乏しく、
選抜方法を変えて移行も、国際大会での近年の成績は
多少マシになった程度にとどまっている。
【試合会場】
・学園内の比較的大きく開けた4か所に設営され、
それぞれに簡素な闘技場と観客席が設けられている。
・4か所中、3か所は予選にのみ利用され、
本選では何かあった際の予備会場として保持されはするが使用はされない。
・試合会場に至る途上の、比較的広いルートには出店がならび、
来場者や選手、参加しない生徒達がお祭り気分で楽しんでいる。
・選手の更衣室も仮設で、男女それぞれで共用。
これは予算が足りなかったためで、
本当は参加チームごとに控室を設けるプランだった。
【木杖】
・木製の杖。
チーム・リッドではシオウとミュースィルが長めのものを用いている。
・模擬戦用で、杖そのものに魔法的効果は何もなく、事実上の打撃武器。
・小柄なシオウでもクルクルと軽やかに弄べるくらいに軽量で扱いやすいが、
試合に耐えられるよう頑丈に出来ているため、意外と実用的。
・実際、シオウは試合にてボコスカとブルックルンを
これでもかと殴り散らかしたが、それでもヒビ一つ入っていない。
【ブルックルンの魔法】
・比較的、シンプルな魔法の組み合わせ。
・例えば<アクア・フロー>は、
“ アクア(水) ” と " フロー(浮く) " の組み合わせで、
前詠唱の文言と合わせて、水を作りだして浮き上がらせるという効果がある。
・専門的な修行や勉強を深めていない学生レベルでは、
こうしたシンプルな魔法の掛け合わせによって
様々な状況に対応せんとする用い方が多く、
高度で複雑な魔法を使える生徒は極めて稀。
・なので、作中にてブルックルンが火球に爆発魔法を仕込んで放つというのは、
高等技術というよりは、単に今使える魔法の組み合わせの一例でしかなく、
なんら珍しくも高難易度というものでもない。
・それでも確かな攻撃力を有していた点においては、
ブルックルンにとって自身が使える最大最強の魔法として、
渾身の一撃だった。
・なお、魔法を使った後にブルックルンがヘトヘトになっていたのは、
保有魔力に対してあまりに大量に、ごく短時間で消耗してしまったせい。
・これは命にもかかわる危険な事であり、
酷い場合はブレインアウト、最悪だと急性死する。
・シオウが " あれじゃダメだな " とダメ出ししたのも、
ブルックルンが切り札とする魔法の使い方は、
そのリスクが強い、危険な用い方であったため。




