【欧州で無敵のドイツ軍】
この物語は『対米戦、準備せよ!』の続編にあたります。
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1940年5月よりフランス、オランダ、ベルギー、ルクセンブルクに侵攻したドイツ軍は連戦連勝でルクセンブルクは5月10日に占領され、オランダは5月14日に降伏。
エバン・エマール要塞の戦いや、これまでの歴史を覆す世界最大の戦車戦「アニューの戦い」を繰り広げて善戦していたベルギーも5月28日に降伏した。
これによりついに6月5日よりドイツはフランスへの本格的な侵攻作戦に着手する。
ドイツ軍による電撃作戦の始まりである。
電撃作戦の肝となるのは、戦車と航空機。
ドイツ軍の主力戦車はI号戦車とII号戦車が主力で、まだⅢ号、Ⅳ号戦車は主力と呼べる状況ではなく、フランス軍のルノーB1重戦車やソミュア S35、イギリス軍のマチルダII歩兵戦車には性能面で及ばなくて、戦闘を避けなければならい場面もあった。
しかし空の戦いは違った。
フランス軍にはドイツ空軍の主力戦闘機であるメッサーシュミットBf109に対抗する戦闘機はなく、唯一対抗出来得るイギリスのスーパーマリン・スピットファイヤーのフランス国内の駐留を再三にわたり依頼していたもの、イギリスはこれを拒みフランスへ送られたのは、ホーカー・ハリケーンと旧式化した複葉機のグロースター・グラディエーターだけだった。
これによりメッサーシュミットBf109に護衛された急降下爆撃機ユンカースJu87による精密爆撃は戦車戦での不利を十分に補えることができ、ドイツ軍の快進撃を支えた。
そしてついに6月23日にはアドルフ・ヒトラーがパリに入った。
フランス北部を手中に収めたドイツ軍はこのあとヨーロッパの地固めに入り、大きな戦争はしない。
そして1941年2月北アフリカ戦線でイギリス軍により劣勢に追い込まれていた同盟国イタリアの要請をうけ、エルウィン・ロンメル将軍が北アフリカのリビアに派遣されると、翌3月には本格的な反攻を開始し4月にはベンガジを奪回しイギリス軍をリビア東部のトリポリにまで追い詰めた。
そして戦争はさらに拡大していった。




