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学年のマドンナの彼氏になったら大学生活も共に過ごすことになった  作者: 136君
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週に一度くらいは①

 宿泊研修が終わっても、俺たちの日常は何ら変わることはない。むしろ忙しくなったまである。


「行動科学のレポートいつまで?」

「再来週やな。それよりもダイビングのやつ色々書かなあかん。」

「やば。忙し。」


日々訪れるレポートの締切。そして、テスト。もう頭がパンクしそうだ。桜を見ているからこそ、経済学部との差が分かっているから、本当に羨ましい。なんで、こんな格差があるんやろ?


 まあ、そんな地獄のような日々を過ごしている俺も、今日は予定がある。


 3限までの授業を終わらせて、学生会館で桜と待ち合わせる。お互いバイトをしているため、基本的に家でしか一緒にならないが、火曜日だけは2人とも空けるようにしている。所謂、二人の時間ってやつだ。


「ごめん、待たせた?」


入口から入ってきた桜が手を振りながらこっちに歩いてくる。


 大学に通い始めてから2ヶ月、桜は少し変わった気がする。それは纏っている雰囲気だけでなく、その立ち振る舞いもだ。なんだか、落ち着いたというか、大人っぽくなったというか。それでいて取っ付きにくい訳ではなく、むしろ高校時代よりもオープンになった感じ。2年生や3年生と言われても信じてしまうほどに。服装も高校時代の私服のちょっとかっこいい系から、ふわふわとした感じになっている。それでも、俺からしたらかっこいいように見えるし、それでいて反応は可愛いからギャップで何度死にかけたことか。


「こっちの授業早よ終わっただけやから。お疲れさん。」

「いやいや、そっちと同じ内容やねんし、遊びみたいなもんやろ?」

「それは違いない。」


火曜3限はゼミ。しかも、経済と海洋合同のものだ。内容は高校で習ったようなことや、一般常識的なこと。しかもそれを聞き続けるだけなので眠くなってくる。現に今日は俺も寝てたし。


 でも、そんな授業を聞いてるだけで1単位貰える(経済は2単位…チクショー!)から、出ないわけにはいかない。そして、そんな憂鬱な1時間半を過ごしたら、もう火曜の授業は終わり。こうやって時間を過ごせる。


「バスまでは?」

「20分ぐらい。あれに並びたくないやろ?」


窓の外を指さすと、バス停に並ぶ大量の人が。こんなんバスに入りきらんやろと思うけど、これがなんと全員入る…入れる。それはもうぎゅうぎゅうに。動ける隙間もないくらいに。


「嫌やね。」


桜は苦笑いを浮かべて俺の隣に座る。普段ならここで課題を取り出すが、今日はお互いにそれはしない。


 そう、今日は、火曜日はデートという体の買い物だから。

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