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俺の妹が優秀過ぎる件  作者: たけたけ
第2話 兄にとって校外学習はクソ! 妹にとっては神!
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妹と文芸部

  妹と文芸部




  「はい、翔流の妹です」

  「「おい翔流!!」」

  「チーン」

  「「いつまで死んでるんだよ!!」」

 二人が「速く生き返れーー!!」と翔流の肩を揺さぶりながら言ったため、翔流は「はっ!」と言いながら生き返った。

  「……えっと確か……おい咲! なにしてくれてんだ! ていうかあれお前にも」

  「「そんなことよりこれはどういうことだ!! 説明しろ!!」」

 翔流はいきよいに負けて渋々二人が指さす方を見る。

  「あれ美春、何でこんな所に?」

  「「ていうことは本当に妹なんだな!?」」

  「え? 言ってなかったっけ?」

  「「言われたことも無いは!」」

 流石は幼稚園の頃からの腐れ縁、言うことが一緒だ。

  「てか何であの時言わなかったんだ?」

 咲がそう聞くと竹田は「うんうん」とうなずいていた。あの時とは、文芸部で俺の入部祝い件、廃部回避祝いをかねたパーティーで、「自分の事色々言おうぜ!」となってかなり自分達の事を言いあった。好きなラノベは? とか、休日は何してる? とか、弟か妹いる? とか……あれ? 言ってるじゃん。

  「やっぱ言ってるじゃてえか!」

  「根拠は!?」

  「回想してたら言ってた!」

  「咲! 本当か!」

  「えーと……うん! 言ってた!」

  「それでも何で……何で……こんな美少女と言わなかった!」

  「理不尽だろ!」

 いや俺ちゃんと「可愛い妹」て言ったからね? 理不尽すぎない? しかも「妹いる」て言ってたのになんだよ「それでも」て理不尽にもほどがあるだろ!

  「うん? ちょっとまって……翔流の妹って事は名字竹内だよな」

 咲は少し考える素振りをし、しばらくして「あ!」と言ってからこう言った。

  「翔流の妹ってあの『男嫌いの美春』?!」

  「「はい?」」

 竹内兄妹がそろって「「はい?」」と言って竹田と咲が(やっぱ兄妹だな)と思ったがそれお口にしなかった。

  「『はい?』てお前自分の妹に付いてる二つ名知らないの? 竹内妹は仕方ないけど」

  「お兄は基本クラスで私としか喋りませんから」

  「おい! そんな悲しそうな目で俺を見るなそこの二人!」

  「……お前友達俺らしか本当にいなかったんだな」

  「安心しろ、俺らは味方だ」

  「おい!」

 悲しい、なんか泣きたくなってきた。生き返ってすぐこれかよ。

  「とっ、とりあえず話を戻そう。なんで美春はここに来たんだ?」

 悲しすぎてもうこれ以上耐えられないため俺は話を戻した。

  「え? そんなの決まってるじゃん。お兄の友達に挨拶に来たんだよ」

  「あいさつ?」

  「うん、お兄の友達になってくれてありがとうって。小学校、中学校の時、友達いなかったじゃん」

  「「翔流……(涙)」」

 結局話を戻した意味は無かった。

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