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俺の妹が優秀過ぎる件  作者: たけたけ
 第1話 スタートダッシュをミスった兄妹(きょうだい)
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部活決めは命がけ

   部活決めは命がけ


  「なんか質問ある人!?」

  「はい! 結婚してますか?」

  「してるぞ!」

 多分この先このクラスの中心人物になりそうな陽キャが坂田先生に聞いた。(まあそういうお年頃だしね)と俺は思っていた。

 まあそんなこと俺に取ってはどうでもよくて、今は、(部活どうしよう)と考えていた。

  「(ねえお兄)」

  「(何だ)」

 さきほどの事もあったので怒った声で言った。

  「(……何で怒ってるの?)」

  「(お前のせいだよ!)」

  「(ごめんごめん)」

  「(やっぱ分かっててやったんだな)」

  「(てへ☆)」

 しばいていい? まじでしばいていい?

  「(てへ☆)」

 何も反応してないからって二回するなよ。……もう無視でいっか。

  「(ねえお兄)」

 部活どうしよっかな~~ 帰宅部って無いかな?

  「(あるわけないよ~~)」

 ……心読むなや。エスパーかよ。

  「(違うよ~~)」

 だから心を読むな。

  ピ~ンポ~ンパ~ンポ~ン♪(チャイムが鳴る音)

  「じゃあ今日はこれで下校だから、明日からの授業頑張ろうな! じゃあ解散!」

  「お兄一緒に行こ~~」

  「じゃあ俺は部活紹介の掲示板見てくるから」

 そう言って俺は掲示板がある所にむかっていく。

  「逃げるの? お兄? こんなに可愛い妹を置いていって?」

 一瞬冷たい声が聞こえたが気にしないでおこう、うん。

 

  ◇


  「吹奏楽部、パソコン部、科学部、どれも俺に似合わねえな~~」

 掲示板の前で文化部の募集記事を見てそうつぶやいた。え? 「運動部は?」 て? 嫌だよ運動部なんて。しんどいし厳しいし。まあ美春はバスケ部だろうな。理由は、美春は小学校の時からバスケをやっていて、中学では大阪で春大会、秋大会ともに一位に輝いた。もちろん妹はスタメン。そしてこの学校も推薦で入っている。まあ俺は小学校まではやって中学生になると同時にやめたけどな。

  「まあ取りあえず部活どう……なんだこれ?」

 俺の目に映ったのは、

挿絵(By みてみん)

  「字汚ったな! 字のバランスおかしすぎるだろ!」

 とつい言ってしまった。まあ言っても良いだろう。まあでも、

  (この部活良いかもな)

 と思ってしまった。

 そうと決まれば出発~~ いざ文芸部の部室へ!!


  「失礼しま、てええ!」

 部室に入って見た光景は恐らくこの部活の部員であろう二人が机にうつ伏せになっていた。

  「お終いだ~~(泣)」

  「そう泣くな咲」

  「あの~~」

  「だれ? え?」

  「え?」

 数秒間沈黙が流れた。そして、俺に近づいて肩をつかんで、

  「もしかして入部希望!?」

  「はっはい」

  「よっしゃーー!! 廃部しなくてすむ!!」

 そんなこんなで俺の体験入部が始まった。

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