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俺の妹が優秀過ぎる件  作者: たけたけ
第2話 兄にとって校外学習はクソ! 妹にとっては神!
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校外学習も終わり……の前に

校外学習も終わり……の前に



  クレーンゲームで遊び、気づけば切り上げる時間だったので、集合場所を目指してグラウンドツウを出た。そして駅に着き、電車に乗って集合場所に行く前に、

  「お兄」

  「何だ?」

  「女装は?」

  「あ」

 完全に忘れてた。危なかった、もしこのまま集合場所に行ってれば……

  「え? 何で美春さんと一緒にいるのあいつ? てかあいつ誰?」

  「あれだよあれ、国歌斉唱の」

  「あ~~、てちょっと待って、てことはあの美少女ってもしかして」

  「え? 女装? キッモ」

  (こんなふうに思われるかも知んねえ! 今だけでも気持ちが悪いとか言われてるのに火に油を注ぐところだった、(*意味違います)ナイス美春!)

  「じゃあトイレ行ってくる」

  「「行ってら~~」」

 そういって美春と成美は手を降って翔流を見届けた。


  5分後


  「お待たせ~~」

  「「お帰り~~」」

 一見女子高生二人が友達を待っていたかに思える光景。実は「お待たせ~~」と言ってるのは翔流だった。 

 完璧な裏声、完璧な女子の仕草、もう女と言っても良いぐらいだった。

  「さあ、行こうか」

  「お兄そのキャラで行くの?」

  「仕方無くだよ!」

 うん、仕方ない。だってこの姿で男声で話したりしてみたらさ、

  「何あの子? 女装?」

  「警察に連絡しなきゃ」

 とかなるかも知んねえ。うん、しゃあない。家まで女の子でいるようにしよう。

  「あっ、電車来たよ」

  「早く行こ? 二人とも」

  「お兄さんほんとに男?」

 校外学習の前、徹底的に女の子の行動やしゃべり方を美春に徹底的に叩き込まれたかいあって翔流はもう女の子と同じくらい女の子になりきっていた。

 電車に乗り、集合場所、N校前駅に向かう電車に乗りながら成美はふと思いついたように考えを口にした。

  「この際だからこの状態の名前決めちゃお?」

  「? どういう事?」

 日本語がちゃんとしてないため、翔流は疑問符を浮かべるが、美春は意味が分かったのか翔流の耳に口を近づけて意味を説明する。

  「(お兄)」

  「(なに?)」

  「(成美ちゃんがいってる意味はね、『女装してる状態のお兄の名前決めよ』て言ってるんだと思う)」

  「(あーーね)」

 流石さすが成美、気が利く。確かにこの状態で「お兄」や「お兄さん」などと読んでみたら、周りの視線がやばいし、女装がバレてしまう。ならこのさい名前を決めようと言うことか。

  「ありがとね成美」

  「どういたしまして、じゃあ早速名前決めよっか」


おわかりいただけただろうか……


  「ありがとね成美・・

 成美に会った頃。

  「次成美ちゃんだよ」(ep13 黒歴史?)

 翔流、いつの間にか成美を呼び捨てで呼んでいる。


  「じゃあこんなのはどう?」

 美春が言い名前を思いついたのか、期待しながら翔流は美春の方を見る。

  「かけ子ちゃん」

  「却下」

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