設定資料 1
設定資料 1
●貨幣
青銅貨・黒鉄貨・銀貨・金貨・白金貨・虹銀貨の六種類が有り、全て迷宮産出品。
青銅貨から白金貨までは、迷宮内の“宝箱”から得られるが、虹銀貨だけは特定の者しか得られていない為、その価値は便宜上のものとなっている。
硬貨は魔法的特徴を持ち、専用の魔道具にて反応を示す為、偽造防止の観点から迷宮品以外の硬貨は流通していない。
各硬貨百枚で、上位硬貨一枚と同価値となる。
青銅貨以下の貨幣として賤貨がある。
賤貨は鍛冶などから出た廃棄屑鉄を原材料としている為、その原料構成は一定では無い。
製造は商人ギルドが行い、探索者ギルドから提供されている魔道具にて偽造防止の魔法処置が施されている為、一部の国では独自の賤貨が用いられている。
多くの国で流通している賤貨は、十枚で青銅貨一枚の価値となる。
●特別通貨
硬貨が迷宮産出品である為、一時的に大量の動きがある時などで、硬貨の不足を招く場合に、各国が国の保証で暫定的に発行する。
形態は木幣で、偽造防止の為に山人族細工が施されており、通常時に戻った場合には硬貨への交換が期間限定で行われる。
●虹銀貨
特定の人物が、何時の間にか迷宮で得た物の中に混ざっている事で入手される。
落としたり、盗難によって持ち主から一定時間離れると持ち主の元に戻り、持ち主が自分の意思で他者に譲渡すると、一定時間で消滅する。
虹銀貨所有者は探索ギルドの最高位である虹銀ランクとなると共に、天浮島二つの所有者ともなる。
●ギルド
探索者・商業・生産という三大ギルドを始めとした、各専門職を束ねる組織。
特に、三大ギルドに魔術ギルド、薬師ギルド、工業ギルドを加えた六ギルドは、特定の国に所属しない。
●探索者ギルド
迷宮探索を行う者達が集まり出来たという経緯を持つ。
やがて迷宮探索以外にも、特定素材採集や討伐依頼を受ける様になり、迷宮外にもその活動範囲を広げて行った事で、対魔物の専門的位置づけを持つ事となる。
ほとんどの国の都市や町に支部を持ち、ギルドとしては最大勢力を誇る。
●探索者
迷宮探索を主に職としている者達を指す。
探索者は、一人で活動する“ソロ”、戦闘六人(複数付与魔法で一度にかけられる人数の上限)+ケール(荷運び人)の七人を最大とした“パーティー”、二パーティーで構成される“チーム”、二パーティー以上の人数で構成される“クラン”がある。
ソロ以外の、複数人で依頼を受ける場合、その中で一番ランクの高い探索者に合わせたものまで受ける事が出来る。
●探索者ランク
探索者個々の実力や能力の指標となるもので、硬貨と同じで青銅・黒鉄・銀・金・白金・虹銀の六つに、各ランク内で細かくⅠからⅢに分かれている。
但し、虹銀ランクだけは虹銀貨所有者のみが対象となる。
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○青銅ランク
Ⅰ:登録したばかりの駆け出し
Ⅱ:依頼を十回こなした初心者
Ⅲ:パーティー活動経験三回以上の初心者
○黒鉄ランク
Ⅰ:黒鉄ランク以上の探索者と組めば迷宮入りを許可
Ⅱ:ソロでも迷宮入りが許可された独り立ち扱い
Ⅲ:低階層のエリアボスを単独撃破できる実力を持つ
○銀ランク
Ⅰ:安定して中階層探索が行える実力を持つ
Ⅱ:パーティーを組めば中階層エリアボスを撃破出来る実力を持つ
Ⅲ:深階層探索が行える実力を持つ
○金ランク
Ⅰ:深階層を活動域に出来る実力を持つ
Ⅱ:深階層エリアボス討伐に参加出来る実力を持つ
Ⅲ:これまでの活動実績を踏まえて、下位貴族扱いされる
○白金ランク
Ⅰ:国軍・騎士団との共同活動時に部隊指揮権を持てる実力を持つ(中位貴族扱い)
Ⅱ:大規模討伐経験を複数回持ち、実績がある(上位貴族扱い)
Ⅲ:特に優れた活動実績を持つ
○虹銀ランク
Ⅰ:虹銀貨所有者
Ⅱ:複数の高い貢献実績を持つ
Ⅲ:国難クラスの対処貢献実績を複数持つ
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※明文化されている訳ではないが、虹銀ランクには王家であろうと、その意見は無視出来ない。
●迷宮
天に伸びる様に、あるいは地に潜る様に成長し、その内部には魔物が発生するが、迷宮及び魔物の発生原因は不明。
天に伸びる様な迷宮は“塔迷宮”、地に潜る様な迷宮は“地下迷宮”と呼ばれる。
迷宮内の魔物は、死ぬと魔石と“落ち物”と呼ばれるアイテムを残して消滅するが、迷宮内の魔物が外に出た場合、消滅することは無い。
また、迷宮内で死んだ生物や、外から持ち込まれた物品は、およそ丸一日放置されると消滅する。
最奥に迷宮核と呼ばれる推定物質が有り、迷宮核が破壊されたり、その場から移動すると、およそ丸一日を経て消滅する。
●小迷宮
最深で五階層以内の迷宮。
迷宮とは異なり、成長する事は無いとされている。
単独、あるいは迷宮内に発生する。
●迷宮産出品
迷宮内で採れる品を指す。
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○薬草
迷宮内でしか確認されていない種類を指す
○鉱物・原石
迷宮内でしか確認されていない物を指す
○落ち物
迷宮内で魔物を倒すと残るアイテム
魔物を解体して採れる素材と異なる
○迷宮品
宝箱と呼ばれる場所から得たり、魔物が装備していた武器・防具を指す
●宝箱
迷宮内の小部屋や行き止まり等で、稀に中空で、中に何かを内包した地面の盛り上がりが見つかる。
中に在る物は、迷宮外から持ち込まれて放置され、消滅した物品と思われる物から、遺失技術によると思われる魔道具まで、出してみないと分からない為に、探索者から“宝箱”と呼ばれているが、どうして発生するのかは不明。
大量の硬貨が入っている場合もある。
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○外れ宝箱の例
鉄の小刀(探索者の遺物と思われる)
低級治療薬(探索者の遺物と思われる)
青銅貨や黒鉄貨
○辺り宝箱の例
魔道具(遺失技術道具)
金貨や白金貨
稀少素材
●魔物
魔物とは、通常の生物と異なり、体内に魔力の塊とも言われる魔石を持つ存在を指す。
その中で、言葉を用い、社会を構成する存在は魔族であり、魔物とは区別されている。
魔物は通常体と異常種が確認されている。
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○通常体
個体差を除き、平均的な状態の魔物
○異常種
通常体とは異なる魔物の変異体。発生条件は不明
●魔力結晶
魔力濃度が濃い場所で、魔力が集まり物質化したとされる物。但し、魔力自体が未確認の為、推定物質と呼ばれる物の一つ。
省略し“魔晶”と称される
●魔力宝石
濃度の高い魔晶が硬度を得、見た目宝石の様になったとされる物。但し、魔力自体が未確認の為、推定物質と呼ばれる物の一つ
省略し“魔宝”と称される
●魔力結石
魔物の体内で、魔力が物質化したとされる物。但し、魔力自体が未確認の為、推定物質と呼ばれる物の一つ
省略し“魔石”と称される
これで第一章は終了です。
第二章の書き貯め分が終わり次第、第二章の投稿開始を予定しています。




