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第二章4話 作戦会議

 呼ばれた近くのギルドに向かい中に入ると


「ヴァインズ!」


「雄也にローリェ?」


 そう何故かあの気障なヴァインズが居る、いや俺だけの手練れなら呼ばれても当然かもしれないが


「なぜてめぇがここにいる!」


 今の彼にはそんな当然のことも分からない、というより頭が回らない


「はぁー、そんなの決まってるだろ?呼ばれたから来たんだよ」


「あぁ! なんでてめぇが呼ばれたのか聴いてんだよ!」


「雄也落ち着いて」


 ヴァインズは呆れ、彼は憤慨、彼女は宥め。三者三様の態度


「まず礼儀を失し過ぎだ、君に何があったかは知らないが昨日会ったばかりの、しかも自分たちの恩人に対してその口の利き方はどうかしてると思うよ? 次に僕が呼ばれた理由、それは簡単だ君みたいなへっぽこを呼ぶのに君より強い僕が呼ばれないわけがない」


「誰がへっぽこだ!」


 ヴァインズは彼を怒らせるのが得意なようだいちいち癇に障る言葉をチョイスする辺り流石としか言いようがない


「ヴァインズさんもあんまり逆撫でないでください」


「君だよ雄也、連れの女性がクマにやられてるのに何で助けようとしないこれをへっぽこと言って何が悪い、それともチキンだとか、弱虫のが好みかい?」


 ヴァインズは聞く気が無いみたいだ、女性を尊重するような言動のわりにこういった時に、女性をないがしろにする。


「そろそろ戯れはおしまいだ、本題に入りたいんだが?」


 そう言ってきたのは彼ら彼女らを呼び出した本人


「あぁ? まだ話が終わって」


「しまいだと言った、こちらが呼んだ客人でも聴き訳がないと少し黙らせるのに手がかかりますね」


 そう言ってもう一度忠告今度は少しばかりの気も放って


「チっ」


 そう言ってようやく引く雄也


「では静かになったとこでまずは自己紹介をしよう私の名前はエンジャ。君たちを呼んだ理由はモンスター退治に付いてだ、今この町にケルベロスが近づいてるとの情報が入った」


 ケルベロス?


「ケルベロスってと犬の顔が3つの化けもんか?」


 彼の知識ではケルベロスと聞いて出てくるのは地獄の番犬、


「それ以外に何があるんだい?」


 肯定するだけなのにいちいち癇に障るやつだ


「そのケルベロス討伐に君たちも参加してほしい」


「なぜ俺が?」


「そうだね、彼は居ても居なくても変わらないと思うんだけど」


 何か発言するたびにケンカ売って来るヴァインズ


「なんだ? いちいちケンカ吹っかけてきてこっちが静にしてやってると調子に乗りやがって」


「これは失礼つい正直な疑問が口を、それに静かにしてるじゃ無くビビってるのかと思ってました」


「ヴァインズ! 君もその辺にしたまえ、あまりそちらで喧嘩されると話が進まんし面倒だ」


 ヴァインズを嗜めたのはエンジャ


「これは失礼、出は少々口を噤んでおきましょう、その前に一つ先の質問の返答だけお聞かせ願いたい」


「それは簡単だ、ベンジャグのキャメロからの紹介だからだ。なにせ彼ら二人はベンジャグを襲ったモンスター討伐に貢献したたしいからね」


「彼が?」


 またケンカになりそうな疑問を投げるが


「ああ」


 その前にエンジャが即答


「ついでに質問があれば今のうちに聞くが?」


 そう提案してくれてるんだ今聞かずに話の腰を折るようなことをしても空気が悪くなるだけだ


「なら続きの前に質問だ、その情報ってのは確かなのか?」


「あぁそれは心配いらない確かな筋からだからね」


 誰とか言われても分からないから確かならいい。


「そのケルベロスが来るのはいいとして、何か前情報はないの? 、何か天災が起きるとか目に見えて分かる到来とか」


 今度の質問はローリェ彼女の質問は良い的を射ているが


「お嬢さんが少しはやり過ぎだね、その話は今からしよう」


 エンジャはローリェの質問に苦笑いしながら続きを話す


「まず今彼女からの質問のあった天災だがケルベロスはそう言った災害を起こしたと聞いたことはない、故に位置情報に関しては足を使って探すしかないが……」


 俺の知ってるケルベロスは、天災じゃないが体液か血だかが毒草を生やすとかって聞いたことがあるような……


「それに関しては範囲は小さいですが私の探索系の魔法である程度は分かるかもしれません」


「あぁそれは助かる」


 これは事前情報としてキャメロから聞いてただろうから反応は薄いが


「君探索を使えるのかい!」


 違う位置からの驚きの声


「え、えぇ」


「スゴイ! 皆が使えない魔法が使えるというのは素晴らしい」


 何やら熱が入って話にならなそうなだな


「悪いがその辺りも後にしてくれ」


 同じ結論に至ったのかエンジャが中断させる


「これは私としたことが失礼」


「では話を戻そう、私たちの知ってる情報は甘いものに目がない、水が苦手くらいかな」


 歌は無いのか…代わりに水が入ってる何でだ? この世界には水が特攻効果でもあるのか??


「何か雄也は気づいたことや思ったことはないか?」


「そうだな俺の知ってるケルベロスは歌を聞くと眠る、平時は最低どれか一つの頭が警戒してるってことくらいかな」


「もしその情報道理なら役に立るかもしれない、一様準備だけはしておこう」


 あまり期待されても困るが準備をすること自体悪いことじゃないからいいか


「まずは情報はこの辺だそれで作戦の立案に移るんだが。まず私たちが考えていたのは、落とし穴を作って餌となる甘い物を用意嵌ったとこを、遠距離から穴めがけて魔法や弓など遠距離攻撃。

隠密魔法をかけた斥候が穴の付近で経過観察、抜け出しそうになる前に合図を出し撤退。

川向うに移動しもう一度遠距離攻撃、その後近接も参戦し削るって考えだったんだが…これに雄也からの提案を入れ、川を渡ってきたとこに歌を聞かせ全員でタコ殴りを入れようと思っている」


「一つ質問だが川の深さは?あまり浅いと効果がないと思うんだが?」


「そこは安心したまえそれなりに深さはある。」


 なら俺も思うのはそんなとこだなただ


「私はその脳筋プレイは反対です。彼の意見を取り入れるのはいいが使いどころは回復時にするべきだ、どの程度寝ているか本当に効くか分からないが攻撃一辺倒より回復にも気を使うべきだ」


 俺もヴァインズに賛成だが


「悪いがその意見に付け加えると、俺の意見は無いに等しいと考えた方が良いから回復が必要な時だと効かなかった時がきついだから、落とし穴を抜け出そうとしてる時に変更してほしいな。これなら効かなかったとしても作戦には変更もないし問題もない、効いたら少し勿体無い気もするが安パイをとる方が良い。」


「有効活用したいとこだが聞くか分からないものに期待して被害を大きくするのは良くないね」


「キャメロの言う通りは実に言い。逆に私はこのギルドの頭を張ってるのにあまり考えるのが苦手だからな」


 意見を確認した結果反対はないが、


「もし斥候が見つかったらその人たちは真っ先にやられちゃいますそこはどうするんですか?」


そう彼も思ってたが触れたくなくくれなかった部分そこを彼女が容赦なく抉る


「斥候は……大を助けるための小ということで最低限に抑えるための捨て石になって貰うことは仮定している」

「……」


「!?」


 雄也はやはりと、ローリェはまさかと考えてたことを言われ驚き、ヴァインズは分かりきっていたと言いたげに無反応


「そんな捨て石だなんて! ねぇ雄也何かほかに手はないの? 何か何か何か」


彼女の求めに答えれるものは持ってないだから


「悪いが俺にはもう案は無い、戦闘中に閃くことがあったとしても今は出ない。それに少しでも多くの命を生かすのに必要な命もある。命に価値をつける訳じゃ無いが、最善を尽くそうと足掻いたうえで死ぬ命も皆の危険を減らすために命を張り、潰えるのも同じ死だ」


 残酷だがこれが現実だ


「ならその役私にやらせてください、いえ私がやります」


 そんな彼女の意見に驚きながら


「なぜ?」


 消え入りそうな声問う


「私は誰かに捨て石になってくれなんて頼みたくない、それに皆のために命を張るなら私みたいな戦闘力の無い人間がするべき」


「なら、おれでも」


 弱弱しい意見にローリェははっきりと


「雄也はダメ、あなたは怯えている戦うことにもっと言えば外に出ることさえおぼ言えているかもしない」


 確かに俺は先のスライム戦でここが現実だと思わされただがここが現実ということは逆に


「おまえも、最悪死ぬかもしれないんだぞ?」


 そうここが現実であるならここの住人である彼女が死ぬのは必須


「ええ、承知の上よそれに私は仲間に先に死なれるのは嫌なの、我儘だけどね」


 いや俺は


「雄也はまだあって二日や三日だと仲間だと呼べるほどの絆を繋げてないって言うかもしれない、そこまで踏み込んだ話をしてもいないし、正確な話すると何も知らない可能性もあるけど。私は雄也あなたを仲間と家族だと思えてるだから私にはそれだけで命を懸けるに値する」


 俺が否定し傷つけたこと、俺は迷ってまだ結論を出せてない問い。なのになぜ彼女はここまで堂々と


「それにね、私じゃ作戦の立案にも協力できないと思うのその点雄也なら何かアイデア出るかもしれないでしょ? なら分かりきってるじゃない」


 なにが分かりきってるというのだ?救いを求めるように、目をさまよわせヴァインズと目を合わせる


「僕は否定しない彼女の意思は固い、僕程度の付き合いじゃ彼女を動かせない」


「初めで会った時は男は女のために戦うだとか言って置いてこの大事な場面でだんまりか!!」


「そこまで言うなら君が彼女を止めればいい、君がしないことを人に押し付け、その挙句逆切れとはいささか勝手が過ぎると思うが?」


 そうだ、止めたきゃ自分で止めればいいだがそれを出来ない理由は分かってる。怖いのだ自分が言って、意見を覆したとしてその後彼女が壊れるのが。代わりに自分が行く可能性がある事実が。


「雄也大丈夫だよ私は」


 そう言うローリェ


「私はあなたを一人にしない何があったか知らないけど、あなたの傷が分からないから気休めは言いたくないけど大丈夫、大丈夫だよ。私に言ってもいいと思ったときに言ってくれれば私も一緒に考えて一緒に苦しむから」


 そんなダメ出しに、何も言えず黙っていると


「なら話もまとまったようだし時間もない用意に取り掛かる、いつ来るか分からねぇが用意を済ませておかなきゃならんからな。今回の会議に出席ありがとな、また次は戦場に来てくれ頼むぜ」


 そう言って会議はお開き各々出て行き雄也とローリェは


「……」


「……」


 無言で帰路に付く



ケルベロスに効く水というのはうちの犬が風呂ギライでだから犬なら効くかもと思い足しました。

どうでしたか?もし気にってもらえたなら幸いです。

また次回会いましょう

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