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第43話 テレビの舞台と、狂騒の夜

バラエティ出演を果たした連


テレビ局内の控え室。

「スマイリング様」とドアに書かれた部屋で

ミサキは大西直也とソラ-sora-と共に

ヘアメイクをしてもらっていた。


直也とソラは慣れているため余裕そうだが

ミサキは緊張しすぎてガチガチだ。


「ミサキ、緊張しすぎや」

直也に笑われ、ソラも苦笑する。


ヘアメイクさんが「ゼロQ LIVE、凄いですよねー」

と話しかけると

直也が「俺やソラもやってるくらいやで」と笑いかける。


準備が終わり

ソラが「他の出演者達に挨拶行こ」と言い、部屋を出る。


まずは司会の大物タレントの元へ。

3人で挨拶すると、笑顔で「よろしく」と言われた。


続いてメインの芸人達の部屋へ。

みんな軽く会釈し

ゼロQ LIVE出身者が「よろしくねー」と言ってくれた。


廊下で直也がソラに聞く。

「サブMCの勇次と、ゲストのライバー達どっちが先?」

「サブMCが先でしょーが!」

ソラのツッコミにミサキが吹き出す。


勇次に挨拶へ行くと

勇次は笑いを堪えながら右手を上げた。


その後

ゲストのライバー達の元へ行こうとしたが、直也が一言。


「俺ら芸能人やんな? あっちが挨拶に来るべきじゃね?」



その頃

クリスタルを筆頭に挨拶回りしていたライバー達は

スマイリングのメンバーがいないため

部屋に戻るか待つか悩んでいた。



とりあえず控え室に戻ると、クリスタル達がいた。

「挨拶回りしてきた」という大西直也に

クリスタルが「だと思って待ってた。よろしくお願いします」

と4人で頭を下げた。


ミサキは頭を下げるので精一杯だ。

直也とソラは「こちらこそ」と答える。



その時、「リハーサルです」と声をかけられ

みんなでスタジオへ。


(……そっか。ここではライバー達からしたら

クリスタルさんでさえ私たちは上の存在になるのか)

ミサキはぼんやりとそう思った。


リハーサルでは

メインMCのタレントと

サブMCの勇次の掛け合いが面白かった。


だが、リハーサルだとスマイリングは一発目に歌う。

やっぱりボイトレが必要だ、とミサキは痛感した。


本番は大盛り上がり。

観覧席にはクリスタルのうちわや弾幕があり

それをネタにMCがトークを回す。


ゼロQ LIVE出身の芸人が

「僕がライバーやってた時から

クリスタルさんは王者でしたからねー」と言い

クリスタルが

「覚えてますよー! 俺をよくいじりに来てましたよねー」

と笑う。


勇次が

「クリスタルのおかげで

スマイリングのミサキは音楽イベントで1位取った」と言う。

ソラが「連の提案でスマイリングは結成された」と言い

「連って誰やっけ?」と言われ連が手を挙げる。


クリスタルが

「連がミサキに自分の配信に来て欲しくて

ギフト投げまくったから、1位取れたようなもん」と言い

「クリスタルさん、バカバカ!」と赤面する連に大爆笑。


ミサキは顔を真っ赤にし、大西とソラは爆笑。


「おもろいでしょ」とMCに言う勇次。


「君ら最高!」と

メイン出演者が霞むくらいゼロQライバーで盛り上がった。



終わると、メイン出演者のひとりが

「凄いアプリだね。このアプリ出身、何人か知ってるけど」

と呟き、クリスタルは手応えを感じていた。




収録後、クリスタルから飲みに誘われた。

出演したライバー全員、8名だ。


まふたふと彩美は呆然としている。

「爪痕残せなかったなぁー」と彩美が言い

まふたふも同じくと返す。


「連くんは面白かった。山本勇次くんみたいに仕事来るかも」

と言う。


「クリスタルさんのおかげです」と言う連に

「話振って貰ったのに上手くできなかった」と

まふたふと彩美はしょんぼり。


クリスタルが

「もし連に仕事来たら、君らも一緒にって言って貰えば」と笑う。目を輝かせる二人に、連が驚く。

ミサキはくすくす笑っていた。


クリスタルが勇次に

「ミサキと距離近いな。二人、まさか……」

と言い出し、勇次とミサキが慌てる。


直也は知っているから笑いを堪えている。


ソラが「ほう、なるほど」と何故か納得。


連が「推しふたりがそうなら尊すぎると」言い出し

ついに直也が爆笑。

「連、おもろすぎやわ」と笑いまくる。


まふたふと彩美は連に敵わんと白旗をあげた。


あわてまくる勇次を拝む連を見て

ミサキは「連くん、おかしくなったんか?」

と別の意味で慌てた。




お読み下さりありがとうございます

次回もお楽しみに♡

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