#99 生徒会の狂人たち
みなさんどうも、大空はるかと西園佳奈がお届けするはるかな日常。ところではるか、今回どんな話なの?
今回は学食会議でございます。途中で生徒会と…?的な話です。どうぞ今回もお楽しみに。
「学食、今日は終わったわよ。飛翔…この後会議だけど出てくれるかしら。」
「はい…」
みなさんどうも、飛翔でございます。今日の学食は何もできなかった…会議にも出れる体力はないものの出なきゃいけないんだよなぁ…
「これから会議を始めます!」
「はい!」
「まず…サークル長は誰にしますか?」
「そこなんだよね…」
「あたしは…」
「飛翔ね。絶対ありえないわ。」
「…僕がやりましょうか?」
「涼、長はやめたほうがいいよ。」
「そうだね…」
「で、誰が長をやるんですか?」
「私が行くわ。」
「真音さんですか。いやですね。」
「司会?何言ってるの?」
解説すると料理サークルの面子で会議を行っています。司会は京子がやっている。雪は僕を指名したようだが、すぐに真音に止められてしまった。こういう物語では普通僕がやるのでは…?…さて、そのあと涼が立候補するもことりに止められ結局司会に止められながら…よくわからない何かが勝手に立候補してます。…ところでさくらちゃんは何か言いたげである。
「あ、あの…」
「さくらちゃん、どうしたの?」
「あのね…誰か来てるよ。」
「…あ、呼んでたの忘れてた!」
「ごめんね。何も言わなくて。わたくしたちの自己紹介いる?」
「えぇ…サーシャは飛翔のこと知ってるもんね。」
「はい!わたくしは金沢サーシャでございます。実は料理サークルと軽音楽サークルを兼任してます!」
「…ちょっと待って、私たち知らなかったんだけど!?」
「Chu!黙っててごめんです~」
「あ、私もいい?」
「…あぁ、ノエルか。いいよ。」
「ビショップが復活しそうなので自己紹介します!私は花咲ノエル!生徒会のアイドル…を別の人に譲った副会長です。ほかの生徒会の人はみんな出禁にされてるみたいなので…」
解説すると、生徒会は4人で構成されているそうなのだが、その…狂ってる人ばかりだ。まず会長の本庄澪は生徒会を深く知らない人にとっては会長という威厳あるものだろう。だが実際はとんでもない自分勝手である。生徒のことなど考えず、自分が楽できるように迷惑かけない程度にサボっている。次にここにいるノエルさん。僕のことを“ビショップ”とか言ってるが、たぶん語感がいいからだろうな。かなりふざけている印象だが、他の人のせいでかわいそうだ…さらに…
「ノエル…ここにいたのね!会長がすいせいを…!」
「あぁ…発作が起きちゃったのか…すみません、二人ほどここにかくまってください!」
「何もしないならいいわ。」
「あ、自己紹介しておくわね。私は桜坂ゆりね、生徒会の書記よ。で、私の後ろにいるのは錦木すいせい。彗星のごとく現れたスターの原石みたいな生徒会員よ。」
「すいせいさんは初めてだよね。どう?料理サークル入る?」
「はい…!できれば会長を退場させて!」
「すいせい、私と結婚しよう!」
「…会長、しつこいわ。お話は外でしましょう。」
なんだあの嵐は。そう思っていると先生が来た。
「明日、キララ大学で学食づくりを教えに行くよ!」
「突然!?」
あ、やっと酔いがさめたわ。
…あ、準備できた?
まだですよ。店長。
リコリス開店準備中!次回は…待って!100回!?