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僕のこと-佐野 万輝編-
僕は夢の中では元気いっぱいなのに、現実では暗いやつだ
これは自分でも自覚している
昔はそうでもなかった
いつも元気いっぱいで、なんでも進んでやるような僕だった…
でもね?中学にあがると気づいたんだ
クラスメイトや先輩、先生たちが迷惑していることに
だから、高校生になってから本当の自分を封印し、暗いやつを演じている
でも、夢の中は正直者で無邪気に笑って、なんでも楽しそうにしている夢の僕が羨ましくて、いつからか妬むようになっていた
そんな僕にも好きな人がいる…幸くんだ、男だよ!
小学校時代から憧れていて、ずっと友達のままでいられると考えていた時、僕の中で違和感を感じた
それでも、ずっと友達を続けていたある日のこと、中学のクラスメイトからこんな事を聞かれた
「ねえ、佐野って好きな子いないの?」
僕はすぐに答えられなかった
だって、頭に浮かんだのが幸くんだったから
それでも答えない僕にはクラスメイトは勘違いをして…
「えっ、もしかして聞かれるのまずかった?それとも彼女いるとか?」
なんて事を言うから僕は
「…いないよ!ま、好きな子はいるけど高嶺の花だからなwww」
なんて誤魔化した
それからは違う話で盛り上がったのも、もう昔の話
今では有り得ない話で
僕は、いまではクラスメイトからは暗いやつ、不気味で怖い存在だと思われているだろう




