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ヴォイニッチ紀行  作者: 志尾 結尾
第一巻 悠久の旅
1/2

まえがき 旅の目的と異次元の観測

私の名前はエドワルド・ヴォイニッチ。

生まれは不明だが、名前だけが分かる。

否、目的も漠然とだが分かる。

その目的は

「異次元の世界にてすべての特異点を探せ」

私を生み出した遥か高次元の存在による命令か何かだろうか。

その言葉と名前だけが私の心のなかに深く刻まれている。


異次元とは、可能性が分裂し、無数に存在する平行世界とは別で、物理法則や世の理が全く違う世界、俗に言う異世界だろう。

異世界が乱雑と無数に存在する次元をまとめて異次元と呼ぶ。

私の目的は異次元のどこかにある特異点、

異次元における平行世界の中一つだけある特殊な世界を探すことだ。



私は膨大にある世界の中からすべての特異点を探さなければならない。

過ぎゆく時間は何億どころでは済まないだろう。

だが、私の心のなかに刻まれてしまった呪縛に近いそれが、私に異次元を観測させる。  

設計者から授けられた異次元の扉、それを使い、


西暦2175年

アメリカ合衆国イエローストーン国立公園にて、

私は異次元の扉を開け、生まれ落ちたこの基底世界より悠久の旅へと出かける。



追記

第一巻と第七万六千六百六十五巻と最終巻は基底世界に遺す。

ぜひとも私の目的をその三巻で人類に遺しておきたい。

それでは、私の旅の過程と顛末をこの書物で辿ってみてくれ。

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