鳴き声の正体はまさかの!?
強い光は約10秒ほど光った
けど、その10秒はとても長い時間に感じられた
光が収まり恐る恐る目を開ける
「……え……?」
思わず絶句してしまった
だって、部屋がガラリト変わっていたから
さっきまでいた部屋は何も無く殺風景な部屋が光が収まったら部屋の壁全てに鏡が埋め込まれ、ドレッサーやクローゼット等が部屋に置いてあったからだ
そして、何より目を引いたのは鏡に写った自分の姿だった
今までの私は低い位置に結んだ1本結びに白の無地の服にジーパン
それが
腰まで延びたストレートの紺色のハーフ三つ編みを団子で髪を留め、深海を思わせるような深い青色の瞳にクリーム色のワイシャツに大人っぽい長めのパステルピンク色のスカートの女の子が鏡に写っていた
「……これが、私…?」
あまりにも信じがたいけど私の思う通りに動く腕や足それらを見ると私の体だと
ハッキリと分かった
私はアイに言われ部屋を出た
部屋を出るとクロンズさんが目の前に突っ立っていた
そして、私を見るなり目を丸くして驚いた顔をした
「凄く綺麗になったね、いや、前の姿も良かったよ?けど、あまりにも変わりすぎたから」
「はい、自分でも変わりすぎたと思っています」
「名前は変えたの?」
「はい、ここの世界での私はルスクメーア・サンシャインと言います」
「ルスクメーア・サンシャイン、ね覚えたわ、ではルスクメーアにこちらを」
そう言ってクロンズさんはポケットから何かを取り出した
「何ですかそれ?」
「ブローチよ、これを身に付けてここの世界に来ると今の姿になるわよ」
「凄い!」
私はブローチを見る
大きめのビー玉ほどの大きさの真珠のようなブローチ
「綺麗……」
「それと、これ」
「これは?」
「魔方陣用の絨毯よ」
「絨毯……?」
「そう、これを敷か無くてもここに転移するけど、絨毯を敷けばそこに転移するのよ」
「凄、めっちゃ便利ですね!」
「これを、家のどこかにでも敷きなさい」
「家?」
「そうよ、ここに住むのだから家があるのは当たり前でしょ?」
「けど、家なんてどこに?」
「それは、神の導きと言うのかしら?とにかく上手いこと家が見付かるようになってるのよ」
本来なら信じられない話だがクロンズさんが言うと妙に説得力があった
そして、私は部屋を移動し、『転移の間』に連れて来られた
魔方陣がカッと光ったと思ったその時には街のど真ん中に立っていた
♢⎯♢⎯♢⎯♢⎯♢⎯♢⎯♢⎯♢⎯♢⎯♢⎯
私は今、街の中をブラついています
(てか、私はこれからどうしろと?)
やることも無く周辺を彷徨っていたら
「……キュウ」
「!!」
聞こえた
あの鳴き声が
私は耳に全神経に修ちゅさせる
(どこにいるの?、一体どこに?)
「……キュウ」
まただ、また聞こえた
「……多分あそこから聞こえた」
私は鳴き声がした見られる方へと足を向ける
途中で角を曲がる、すると
見えた
姿を
あの鳴き声の正体の姿を
けど、その姿は信じられないのだった
私はとりあえずソレを追った
そして、ついに追い詰めた
その鳴き声の正体とは⎯⎯⎯⎯⎯⎯




