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プロローグ
豆柴です。
今作初投稿なので、温かい目でよろしくお願いします。
ーーーー憤怒の森ーーーー
ひとつの大きな波が立つ湖があった。
その水面には普段、リスやらウサギやら鹿やら
自身のみの存在では脆く、
すぐにでも消えうる者たちが肩身を寄せ合っていた。
理想の世界、小さな楽園と言ったら当てはまりそうだ。
そんな日々の幸せとも言えぬ何かを感じられそうだった。
しかし、3日前に現れた
ひとつの角を持つ
何とも似つかない獣の存在によって、
その唯一無二の存在感によって、
その安寧は消え去った。
たった3日の間に壊された楽園の
たった3日のうちに頂点に立った獣は
たったひとつの、唯一の誇りを持つ
四つ股にて佇む一角獣であった。
ーーーー少女と一角獣ーーーー




