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第二十七話 サクセンカイギ
「…前、聞いちゃってね。」
今は昔、第四話の事である。
「いや、まあ、良いです…いや、えっと…告る予定ですよ。」
「本当に?やっと?でも今がチャンスだと思うよ。」
「…どうやって言おうかなって。」
「よし、作戦会議といこう。」
yukiさんはニヤついている。
因みに私は高橋由紀。ユキさんに恋する乙女。
「絶対に成功させよう。」
「はい、お願いします!」
取り敢えず、まずはいつ呼ぶか…である。
「変に人に見られない時間がいいね。」
「変に夜にするくらいならもういっそ深夜に…」
場所も大事。
「ユキの家の近くに公園あるけど。」
「採用一択★」
じゃあ、どう呼ぶか。そして、決行日はいつにするか。
「建前なんて何でもいいんだよ。決行日は3日後。早寝のユキでも起きてるのはバイト帰り。まあ基本的に課題関係で起きてるけど。」
「起きてるんかい。」
あれよあれよという形で完全に終わった。
「よし、この3日間はずっと連絡絶やしちゃ駄目だからね。」
「了解!」
そうして二人は解散した。
ずっとドキドキが止まらない。
でも決めたんだ。
私は…
ユキさんに告白するって。
つづく




