21/31
第二十一話 私の名前はゆきア★
私の名前は高橋由紀★
ゆきアにはそろそろ飽きたのでちょっとだけ反撃をするよ★
え?イケメンに嫌われるかもって?
うるせえ★上等じゃ★
「おはよぉ★」
「うん、おはよ★」
目には目を、歯には歯を、イカれた奴にはイカれた奴を。これ鉄則★
私は基本的には常識と良識を兼ね備えた変人だけと、今日はその二つをガン無視で由紀のアンチ野郎である、ゆきアとコミュニケーションを取っていくよ★
「今日もバイトがユキ君と同じなの★運命じゃなぁい?」
「シフト程度しか被らない運命っていうのも大変だね。」
「え?それだけじゃないに決まってるじゃん★」
「運命って簡単に言えて羨ましいよ。」
「そうでしょ?私ってモテるか…」
「頭がお花畑みたい。馬鹿って良いよね…簡単に言えちゃうんだもん。私はそんな浅い人と普段仲良くならないから、ゆきアが話しかけてくれて、嬉しいの。ほら、類友って言うじゃん?」
類友である事を認めると、由紀を馬鹿にできる代わりに自分が馬鹿であることを認める事になる。
でも…?
「類友じゃないし!馬鹿なんじゃないの?」
「じゃあ私達は何?ゆきアが私とは友達って言ったのに。」
煽り合いは煽った方が負ける。
つづく




