18/31
第十八話 今度は誰?
「いっけなぁい★遅刻★遅刻★」
今日も爆速でちゃりを漕いでいるのは高橋由紀、19歳。
角でイケメンとぶつかってはいけない。何故なら轢き殺すことになるから。
皆もカーブミラーを使って安全に学校に行こうね★
「…よし、今日も間に合った。」
由紀は授業が終わり背伸びをした。
「お、は、よ★」
はい、来ました、今度はゆきアですかそうですか。
「ねぇ…お願いがあるのぉ。」
うわ、最悪。
「…私ぃ…ユキ君とバイトに行くんだけどぉ…私と由紀ってぇ実験の共同研究者じゃあん。レポート写さないから見せて?」
うっわー…これ嫌だって言ったら言い方変えてユキさんに私の印象下げる感じじゃーん。
え、これ拒否権ない感じ?
何かと人間関係恵まれてなさ過ぎない?
「一週間位余裕あったじゃん?どうしたん?」
「バイトがいっぱいあってぇ★」
こいつヤバイ。と思ってるけど、もう遅い。
何故か私がユキさんと知り合いである事が分かってから滅茶苦茶突っかかってくる。
(え、もしかして私が好きなのバレてる?)
「おねがぁい。」
「はいはい。」
(覚えとけよ、この小娘…)
仕方無い。少女漫画ならではだから。
つづく




