第2部1章9話
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翌日、土曜日だったので朝からみんないる。(鍵沼は出かけている。)
「今日依頼あるの?鹿嶋っち」
「今の所はありませんね…」
「鍵沼っちは?」
「…おそらく」
「パチンコか近所の人と話したりと言うサボりをしてるかもな」
「なんかありそう」
「ボクも同感です。」
「そういえば、鹿嶋っちの下の名前百合だよね?」
「はい」
「鍵沼っちの下の名前誰かわかる?」
黙り込む
「そう言えば忘れてるな」
「ボク、ともまでしか覚えはてないのが悔しいです」
「智則ですよ鍵沼智則」
「鹿嶋っち!よく覚えてるね!」
「同然です!みんなのフルネームは覚えていますよ」
「さすが!」
「だらしなくてお金使いまくるのに…まぁ事務所のお金は絶対使わないのはいいけど」
「頼りがないんだよね」とみんなハモる
「そう言えばさ!みんなどう言う理由で何でも屋に入ったん?まず!響っち!」
「はぁ?言い出しっぺが言え」
「わかったよ…うちは中学の時いじめられてた…根暗だの気持ち悪いとか…死のうかと思った時に突然知らない人が「死んだら見返せないだろ?なら自分磨きするために同じ境遇だった人紹介するから頑張ってみる?」って言われてメイクとか詳しい人とかを紹介されて変わるきっかけをくれたそれが鍵沼っちだったから恩返ししたくて入ったんだよね!」
「しんみり無しで、次!海斗っち」
「え?ボク…わかりました。ボクはここに入る前正義感で人を助けてました。けどそれをよく思わないクラスメイトがいたんです。ボクがいじめを指摘したら偽物の画像でまるでボクがやったかのように罪を着せられてハメられてから自分自身に自信が持てなくなって公園で落ち込んでた時に知らない人が話を聞いてくれたら「人は人、君の正義で助けられた人もいるなら間違いではないけど、嵌められないようにうちで働いて嘘と本当を見分けてみる?」と言われてそれが鍵沼さんでそれからここで働くことになりました」
「そうだったのね…」
「次は鹿嶋っち!」
「私ですか…わかりました。私はここで働く前はブラックな会社の社長秘書をしていました。その社長が少し横暴で理不尽な所もあり苦労していました。辞めようとしたら脅されてしまい仕方なく働いていると偶然出会ったのが社長(鍵沼)だったんです。そんな時、泣いてた私の話を聞いてくれて「なんなら、証拠集めるから辞められたら僕の所の秘書になってよ」と言ってくれて冗談かと思ってたらまさかほんとにやってくれてそれで私は社長のおかげで救われました。奏ちゃんと同じで恩返しですね」
「次!響っち!」
「はぁ…俺は前巡査時代に鍵沼さんを連行した」
「え?」
「遮るなよ話してんだから」
「ごめんなさい」
「酔っ払ってフラフラして危ないから保護する形で連行したんだ…一度酔いが覚めてから返したんだけど…何故か俺がいる交番に何回か訪れて何故か世間話をしに来た。それで、月日が経ち俺が巡査部長になって刑事として働いていた時色々とあって辞めさせられた時、待ち構えてました感満載でうち来る?ってしつこく来たから根負けして入った」
「なんだろう…うちと鹿嶋っちと海斗っちはなんか色々あって鍵沼っちに救われたのになんかその」
「1人だけなんか違うか?まぁ…待ち構えてましたじゃなくて、俺が担当していた事件で犯人が死んで、色々と自暴自棄になって上司を殴って辞めさせられた時に…色々とあってその」
「ちゃんと理由があるんですね」
「恥ずかしいからここまで」
「わかった!」
「でもこう見ると頼りなくてだらしないのに…何かと人を気にかけて、なんだかんだちゃんと人を見ている人なんですね」
「確かに」みんな頷く
「ただいま〜なんかみんな何か話していたの?」
「頼りないだらしないおっさんだなってな」
「えぇ〜そんな…」
(みんなあなたに救われた人たちなんですよ社長)
「依頼持ってきたよ〜今回は…視線を感じるから話を聞いてほしいって依頼…明日詳しい話しに来てくれるよ〜」
「視線?ストーカーか?」
「まだ詳しい話を聞いていないので、考えるのはその時がいいかと」
「依頼人が安心できるようにみんなで解決しましょう!」
「いい意気込みじゃん!海斗っち!」
(みんな立派に前を進もうとしてくれてるほんとよかった…)
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