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修学旅行 その2
高嶺、理玖、圭吾の部屋
同じクラスじゃないからさすがにホテルの部屋は分かれてしまう。
俺は高嶺と理玖と同じ部屋でくだらない話をしながら明日の準備をしていた。
「明日にはもう東京に帰るんだな、4泊じゃ短いよな」
「沖縄に来てるのに海入れないとか損した気分だけど、やっぱ海はめちゃくちゃ綺麗だったな、またいつかみんなで来ようぜ。今度は海に入れる時期にしようよ」
「いつになるんだかな。金もかかるし、その頃にはみんな彼女とかいたりして今みたいに集まって遊ぶこともなくなってるかもな」
「寂しいこと言うなよ、高嶺~」
理玖が泣きつく。
そうか、いつかはみんなバラバラになるんだよな。彼女か…俺にもできるかな。
暁人は彼女とうまくいってるのかな。
「そういえば暁人の彼女?あれどうなってんの?なんか聞いてる?」
理玖、エスパーかよ。
「いや、全然知らん。あいつ一人でもふらっとうちにゲームしにくるんだけど、なんも聞いてない」
「圭吾気になる?」
ニヤニヤとこっちを見る理玖。いい性格してんな、お前。




