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天魔の子・藤堂高虎  作者: 宇井崎定一
第二章 「天魔の子」、命名される
16/137

藤堂高虎、一向宗と戦う事となる

 田中吉政が遠江で大戦果を上げる一方で、遠藤直経は小谷城で冷や汗をかいていた。




「もう一揆衆が来たとは」


 勝家の敗報を受けてから四日後小谷城に集まった直経以下、浅井家臣団ほぼすべてがまったく同じ思いだった。確かに加賀一向一揆と越前の朝倉は仇敵だったはずだが、だとしてもあまりにも挙動が早すぎる。


「我々と織田様と徳川殿が越前を攻める事は加賀にいてもわかります。その上で例え撃退に成功したとしても朝倉家が打撃を受けることは必至」

「とは言えあまりにも早すぎる。確かに田植えが終わったばかりの時期とは言え」


 金ヶ崎城周辺の領国の獲得により浅井の動員兵力は八千ぐらい、無理をすれば一万いける当たりまで増えたが、嶺南の領国の民は疲れていて石高通りの動員兵力には数えられない。もちろん金ヶ崎にも兵は要るし、北近江国内を空っぽにするわけにも行かない。

 そして浅井の兵の内三千を遠江に送ったため、結局現在の所浅井が動かせるのはもう三千程度しかいない。


「丹羽殿の手勢はおよそ一万、だがその内柴田殿の軍勢が三河に行っている状態、朝倉殿の手勢もこの戦で目減りしている事を考えると」

「およそ七千です。それと安藤殿や氏家殿の軍勢もおりますが足しても結局一万程度かと」

「一揆勢はどの程度なのか」

「三万と思われます」


 越前に自分たちが押し入った時も三万なら、北から来た時も三万だと言うのか。

 いくら武士と農民の差があると言えど、一乗谷城が最前線一歩手前の状態になるほどには勢いに乗っている軍勢を三分の一で相手にするのは楽ではない。


「とりあえず、兵の態勢を整えておくより他あるまい」

「連戦に次ぐ連戦……兵の疲弊が不安です」

「無論向こうはそれを狙っているのであろう、雪が降れば止まるだろうが」

「馬鹿を言え、まだ六月だぞ。秋の収穫までまだあると言うのに」

「それを守らねばならない以上、出撃はもはや確定事項だな……」


 収穫時期が終われば雪の閉ざされる冬が来るが、まだ半年近くかかる。一乗谷は無論、金ヶ崎はおろか小谷城まで攻めかかるにも全く時間は不足していない。

 ましてや秋の取入れも間近である。その百姓にとって一番大事な時期に武士が役に立たないとあっては、それこそ武士どころか穀潰しである。


「綱親を急ぎ呼び戻すか」

「織田殿は越前を手放したくないからこそ美濃から援軍を送ったのだ。わざわざ慌てふためかずとも、我々は金ヶ崎を抑えておけばそれでよい。無論、貞征のために援軍を送るが」


 織田家の力と言うのがどれほどなのか、正確に把握している人間はこの場にいない。確かに広大な領国を持ち拡張を続けているが、越前攻略戦はほとんど浅井の預かり知らない所であっという間に終了し、武名を上げたのは徳川家康だった。

 美濃攻略も南近江の六角氏征伐もほとんど織田単独で終わらせられ、事実上初の共同作戦となったあの戦いでほとんど印象は残らなかった。


 その中での二連敗、まあ最初の戦いは旧朝倉の将の暴走だとしても二戦目は織田屈指の猛将である柴田勝家が敗れたと来ている。さすがにその名に懸けてもまた負けるような真似は犯さないだろう、全力で来るだろうと思っていた。




「織田様から伝令です」

「何だ!」

「海北様と田中殿、武田勢を打ち破りました!これで遠江は完全に徳川殿の支配地となりました。また田中殿は武田の一将を斬ったと言うお話もあります」


 この状況で飛び込んで来た報告は、その存在によって一時的に座を盛下げ、中身を開けるや反動のようにその場を温めた。


 二人が戦果を挙げて目的を達成したとならば、急かすまでもなくいずれ堂々と戻ってくる、連戦をさせるのは心苦しいが後方待機ならば十分に務まる。



「まあ慌てる事もあるまい、いずれ援軍が来ると言う事だ」

「しかし田中久兵衛とやら、なかなかやるではないか」

「申し上げます、丹羽様から使者が参りました」

「来てもらおう」


 綱親と吉政、取り分け吉政の働きにより場が温まっていた所に、第二の伝令が飛び込もうとしていた。先ほどよりずっと丁寧でゆっくりとした言葉をかけながら、長政たちはその伝令をあたたかく出迎えようとしたが、やって来た丹羽の使者はこの場の空気に不釣り合いなほど重い空気を出しながら、長政の前にいきなり叩頭した。


「そのようにかしこまらずともよろしゅうございましょう。それでご用件とは」

「織田軍は敗北!足羽川以北を失い、氏家様はお討ち死にです!」


 その重苦しい体勢から出た悲報に、温かかった座が一挙に冷え込んだ。


 あの織田が本気の本気でかかったはずなのにまた敗れた、その上一将を失い領土をも失ったのだと言うのが紛れもない事実である事をいかんなくその伝令は主張している。




「詳しく話してくれませぬか」

「はっ……」


 その空気を断ち切るように直経が水を向けるや、長秀から派遣された使者は叩頭から正座の体勢に直りながら口を動かした。




※※※※※※※※※




 織田軍一万は足羽川を何の抵抗を受けぬまま渡り、九頭竜川を背にした一向一揆軍を先鋒の氏家卜全が発見した。


「川を背にするなど、やはり一揆衆は兵法を知らぬのではないのか」

「敵には騎馬武者がいるのだぞ。あの柴田殿を追い払い、朝倉の二将を討ち取った男だ。決して油断するな卜全」

「わかっている、今回はまず九頭竜川を挟む形に持って行けばそれで十分なのだろ」


 卜全と共に先陣を請け負った守就はあからさまな背水の陣を敷いた敵を警戒するが、卜全はまるで気にする様子がない。右を向いても左を見ても敵の姿のないのをいい事に、北陸道をまっすぐに進んで行く。

 自分はこの守就と稲葉一鉄と並び美濃三人衆と呼ばれた歴戦の勇士。何か策があればすぐに気づける。

 それさえしのげば少なくとも死ぬことはないと言う自信に満ち溢れていた。




「おうおう、御仏に帰依しに来たか。実に信心深いことよ」

「下らん冗談はよせ。この格好でわざわざ降伏しに来るなどただの道化ではないか」

「道化で悪い事は何もない。仏道と言うのは心を無垢にして仏と触れ合う物よ。純粋なる事は美しい事ぞ」


 やがて両軍の距離が迫った時、一揆軍の大将と思しき坊主が織田軍にいきなり喧嘩を売って来た。負けずに言い返す卜全に対し、坊主はまるで笑顔を崩すことなく右手を動かし数珠を振る。

 口では絶対に負けないのだ、お前のような不信心者とは格が違うのだと言う自信に満ち溢れた馬に乗っている事以外丸腰同然の男が。


「戦場にそんな格好で来るとは、あまりにもなめているのではないか?」

「仏法を信じておればそのような野蛮な道具など要らぬ。信ずる物がないからそんな危険な物にすがっておるのか?ああ哀れじゃ、実に哀れじゃのう」

「そんな脆弱な大将に率いられる、本来ならば良民として生きるべき存在を駆り出して喰う飯はうまいか?」

「美食など求めはせぬ、拙僧の求めるは仏法の支配する国だからな」

「お前の望みと民百姓の望みが一致しているのか、少しは考えて見たらどうだ」

「一致しておらねばこんなには集まらん」


 そんな人間になおも卜全は食い下がり続け、坊主もまた卜全の追及をいなし続ける。自分がまるで顕如でもなったかのように坊主が振る舞う中、守就もまた動いていた。


「そちらが坊主らしく理屈をこねるのならば、こちらは武士らしく武士の仕事をするまで」

「残念じゃのう。おぬしら、どうかあの不心得者に天罰をくれてやれ」


 ようやく舌戦が終わり坊主の手により農兵たちが飛び出すと同時に、卜全も動き出した。数こそ多いがしょせんはそれだけが頼みの軍勢。



(伏兵もなしか……まったく、同じ手は二度も打てないとは言え、もう少し何かなかったのか…………?)


 あの柴田勝家を追い払ったのは伏兵の力だろう、おおかた農兵の中でも一番強いところをかき集めじっと街道筋に潜ませた。前田利家の機転がなければそのまま討ち取れていたかもしれないほどに見事な伏兵だった。

 いくらまともな戦闘訓練などされていない農兵とて数を集めれば優秀なのはいる、それを利用するとは侮れない。だがそれさえしのげば何とでもなる。



「織田に天罰!織田に天罰を!」

「人間の分際で天罰とか叫ぶな!」



 同じ人間同士、真っ正面から戦えばどちらが強いかは明白だとばかりに卜全は突き進む。守就も続き、そして丹羽軍本隊もゆっくりと前進する。



「おっと、敵の真の総大将だな!覚悟しろ!」

「…………」

「やるな!」


 農兵を斬り坊主たちに迫っていた卜全の前に、面頬をした騎馬武者が飛び込んで来た。まるで坊主たちを守るように得物を構え、卜全に斬りかかる。


「その武勇、坊主たちのために使う事もあるまい!」

「…………できぬ」

「聞こえんわ!」

「できんと言っておる…………」

「そうか、鍛えればもっとよくなりそうだが惜しいかな!ここで仕留める!」


 卜全にしか聞こえない程度の声を出しながら、歴戦の武将のはずの卜全とやり合う。勢いのある刃が熟練の卜全を襲い、時として頬をかすめそうになる。

 微妙な甘さはあるものの、素質は間違いない刃。その上にこの前の戦で見せた兵法。これを生かしておいてはいけないとばかりに必死に刃を合わせる。

 

「この男を討て!勲功第一を掴んで見せろ!」

 

 一揆衆があそこまで余裕を気取れるのはこの男のおかげだ。確かに熱狂的な抵抗はあるが戦としては素人だ、こやつさえ止めれば何とでもなるとばかりに卜全はさらに手持ちの兵を突っ込む。一騎打ちとは言っていないとばかりに、次々に精鋭部隊を襲い掛からせる。




「敵伏兵だ!」

「馬鹿、そんな物がいるのか!」




 だがそのさあいよいよと言う所で、卜全の耳にあらぬ言葉が飛び込んで来た。


 伏兵?


 坊主と無駄な舌戦をしてその間に守就らに伏兵を探らせ、不在を確認して兵を進めたと言うのに伏兵などいる訳がない。何を騙されているのだとばかりに卜全は騎馬武者を追いに向かった。

 見ればあの武者、伏兵と言う二文字でこちらが動揺した隙を付くかのように堂々と後退している。敗走ではなく、後退。このまま何の戦果も挙げられなければこちらの勝ちだと言わんばかりの憎たらしい逃げ方。


「守就何をひるんでおる!貴様まさか気づかなかった訳でもあるまいな!」

「すまぬ、それがどうやら本当にいたらしいのだ!」




 そう、本当に伏兵と言うか、脇から不意打ちをかけて来た兵がいたのである。


「天網恢恢疎にして漏らさず、ぞ……」

「してやられたわ!」

「今が好機だ!」


 坊主と、守就と、騎馬武者。三者の言葉が伏兵が事実である事を示していた。


「か、数は少数なのだろ!」

「農兵が一体何人いると思っている」

「まさか……」

「全軍、この二人を囲め」


 坊主の言葉により卜全の兵は包囲され、さらに安藤軍も長秀らと引き裂かれようとしていた。








 伏兵は、数としては五十人程度に過ぎなかった。それでも一向一揆と真っ正面から向き合っている織田軍には迷惑であり、長秀自ら抑え込みに行く事を余儀なくされた。


「まったく何をしたいのかわからん、とにかく進め、氏家殿と安藤殿を守れ」


 おそらくは足を止めさせて先鋒の二将をその間に封じるつもりだろう。そうである以上、一刻も早く前に進まねばならない。


「また伏兵だ!」


 そう思って兵を進めようとした傍から、また伏兵が現れる。やはり五十名程度の農兵だったが、無視する訳にも行かない。ましてやその農兵が天罰を下すとか叫んでいては放置など絶対に出来ない。




「第三波です!」

「お、おいまた来たぞ!」




 それが三度目になり、四度目になる。強さも数も全く足りないが、まったく統一性のない方向からやって来る物だから予想のしようもない。




 長秀が都合七度目になる伏兵を振り払った時には、既にかなりの時間が経過していた。

 その時には既に卜全と守就の軍は本体と分断され、圧倒的な数の農兵たちにたこ殴りの状態になっていた。


「なんとか二人を救え!」


 長秀は必死に采配を振るうが、守就はともかく卜全はあまりにも深く食い込み過ぎていた。この包囲を破らねば終わりだぞと突っ込もうとするが、そこにまた伏兵が来る。量も質も知れているとは言え、まったく調子に乗れない。



 そして長秀がもたついている間に、卜全の背中に槍が刺さった。声を上げる間もなく卜全は背中から打撃を受けた反動で槍を前方に投げ付けながら落馬し、二度と呼吸をする事はなかった。





「坊主たちが後退して行きます」

「……氏家殿の亡骸を回収しろ……。一乗谷まで帰るぞ。足羽川は大きすぎて今の状態ではとても守れん……」


 将を討ち取った事で満足したのか、一揆軍は急激に後退した。


 それを追跡する気力など、もう丹羽軍の誰にも残っていない。


 長秀は卜全の遺体を回収すると、いずれ反転攻勢を仕掛けて来ないともわからない軍勢から逃れるかのように、足羽川以北からの撤兵を決めた。


 


※※※※※※※※※




「よく報告して下さった。下がって疲れを癒して下され」

「それで丹羽様は一刻も早く援軍をと、無論阿閉様にも問い合わせた上でさらにこちらへと……」




 肩を貸されながら去って行った長秀の使者から戦のいきさつについて聞かされた長政たち四人は、腕組みをしながら一乗谷の方に視線をやった。それでそちらの方角に構えるであろう坊主たちをなんとなく威圧した気になって見たものの、どうにかなる訳でもない。



「東に吉報あらば、北に凶報ありか……」

「放置はできませんぞ…………」

「即刻援軍を出すより他なかろう」

「とは言えあまり多くは出せませんぞ」


 長秀は見栄も外聞も捨てて浅井に援軍を乞うている。

 これを断れば同盟とは何なんだと言う話になるし、一乗谷が落ちれば次は金ヶ崎である以上、さすがに動かない訳には行かない。とは言え浅井はあまりにも寡兵である事には何の変わりもない。


「だからわし自ら出る」

「駄目です、ここで死んでは元も子もありません!」

「ではどうする、阿閉は金ヶ崎から動かせないぞ。磯野か赤尾になるが」

「いずれにせよ氏家殿と同じ事になれば浅井にとっては大打撃です」

 

 もちろん長政が出れば効果は大きいが、それで万が一の事になればそれこそ浅井はおしまいである。かと言って磯野員昌や赤尾清綱を出しても失敗した時の打撃はあまり変わらない。


 浅井家にしてみれば、死んでも公的な打撃が少なくかつこの状況を何とかできる存在を見つけ出さなければならない。言うまでもなく辛い役目であり、同時に相手を軽んじていなければ出せない命令でもある。




「藤堂与右衛門にやらせますか」




 その心苦しい命令を下せる存在を直経が探す前に、員昌がとんでもない名前をぶつけて来た。


 なるほど確かに若年であり、軽輩であり、浅井の親族でもないと言う点で使いやすい存在である。


 だが、だとしても程度の問題と言うのがある。


「そのような!それこそ援軍の大将になるにはあまりにも!」

「久兵衛と同じ事をすればよいではないか」

「副将扱いでさえも荷が重い年齢だと考えますが!」

「殿はどうお考えですか」

「これは野良田の戦いに匹敵する危機だと言うのがわしの見方だ。とりあえず、わしの名で二百石取りの役職を与えておく。もし成果を上げて帰って来れば本当にそうするまでだ」

「不安なのは他の兵の嫉妬です」

「名目的な地位に驕るような人間ならばそれまでだ。まだ高虎は自分をただの雑兵としか思っていない。勝手にそれらしい振る舞いをする。なめられるのは悪い事ではない」


 高虎は十五歳なら、野良田の時の長政は十六歳。いくら主家と従者と言う違いはあるにせよ、一軍を率いるにはそれほど不足な年齢でもない。だが仮にとは言えいきなりそんな地位を与え、それほどの危機を守らせるなど暴論だと言う言葉を無視するかのように長政は烏帽子を直しながら員昌の方に体を向けた。


「ああそうですか、それがしが殿の出撃を止めてしまったからですか!」

「そのような事はない、まだ無名な上に才能のありそうな人間を探したら他に見つからなかっただけだ。あるいはわしが出てその上で与右衛門を」

「駄目です!」

「だとしたらこれは天命だろう」

「坊主相手に天命ですか……まああそこまで暴威を振るう坊主たちに天命など付かないでしょうからね」

「それで磯野、総大将を頼めないか」


 直経はふてくされたような言葉を吐きながら抗弁したが、長政により強引に論破され半ば投げやりに賛意を示すしかなくなった。

 それで長政は得たりとばかりに員昌の方に向けて身を乗り出し、員昌が承りましたとばかりに頭を下げ、まともに口を開いていなかった清綱が守備はお任せくださいとばかりに胸を叩くと、直経も仕方なく首を縦に振った。







 そして三日後、磯野員昌を大将、新たに二百石相当の役職を与えられた藤堂高虎を副将とした三千の援軍が、小谷城から越前に向かって歩み出した。


(まったく、もしこれで戦果を挙げて戻ってくるようであれば藤堂高虎と言う人間の存在はますます肥大化する。それに引きずられる事により浅井全体がどこへ行くかわからない。必ずや、その嵐に巻き込まれて身を持ち崩す人間が出る)


 それを止めれば自分が死ぬかもしれない。白羽の矢が立ってしまった員昌にはよく注意するように一応言い含めてはみたが、だからと言ってどうにかなるとは思えない。


 せいぜい、この嵐に巻き込まれるのが敵だけである事を祈りながら、直経は小谷城の石段を上った。

次回、騎馬武者の正体が分かる!?

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