誘うは地の底、這いよれ混沌 一
遅れてすいません。今後の展開に矛盾が生じないように設定を考えていたら遅くなってしまいました。
あとステータスの表記の仕方を変えてみました。
-----------------------------学校-----------------------------
次の日私は長い授業とホームルームを終えて、真理に話し掛けた。
「どう真理?驚いたでしょ!」
「驚いたは驚いたんだけどね...。他の情報も一気に流れてきたからユニーククエストの方が驚いちゃったわ」
な、なんて事...。ユニーククエストの情報のせいで私の〝真理を驚かせる大作戦〟が失敗してしまったわ。
「こうなったら強くなって真理を見返してやるわ!」
「どうして私が対象に...。ユニーククエストのせいなのに」
「ところで今さ真理達は何してるの?」
「ノールミヌで鉱石を採掘して前衛職達の装備を作ってもらってる最中だよ。美結こそ何やってるの?」
「女の敵を屠ってたわ」
何か色々あったけど話さなくて良いよね。後で驚かす予定だし。
「.....どういう状況?まぁ話すのが嫌ならいいけれど」
「私は絶対にユニーククエストを真理より先に見つけてやるわ!」
「あ、あれ?美結ってこんなキャラだっけ?ゲームのやり過ぎでおかしくなっちゃったのね...。」
何故か温かい目で見られているけど気にしないわ。さぁ今日もAMOやるわよ!
--------------------------エルフの里-------------------------
目を覚ますと宿だった。さて、まずは掲示板で情報を仕入れますか。
「ふ~ん、今知れる情報はこのくらいかな」
分かった事を簡単に纏めてみると
・やっぱりマンモ酢さんは、ぼっちだった。
・ユニーククエストをクリアしたのは東の平原をクリアしたパーティーだった。
・AMOの世界情勢。
マンモ酢さんとユニーククエストはともかく世界情勢は結構良い情報だったと思う。
世界情勢について説明するとこんな感じだ。
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この世界には五体の王が居てそれぞれの場所を統治しているという。それぞれの王は目的があり時には同盟を組み、時には争うなどしている。
救国の英雄王・クラージュ
プルミエールとデルニエフォールの二つの領地を統治し、精霊王と同盟を組んで人々が安心出来る平和な世界を望む人間の王。
その者は個より集団を重視し数の力によって一つの街を奪還した。彼は仲間を鼓舞し、王自ら前線に出向く、その行動により戦局を一瞬で変えていく姿はまさに英雄である。
万象の精霊王・イターナル
ノールミヌとフォレヴィレッジの二つの領地を統治し、英雄王と同盟を組んで世界の平和を望む妖精の王。
その者は自身と仲間達に魔法を極めさせ長年領地を守ってきた。彼女は森や山、海、川どこにでも現れ、時の流れと共に生命を見守る自然そのものである。
裁定の真狼王・ヴレデュー
ベートヴィルと???の二つの領地を統治し、今の世界の現状維持を望む獣人の王。
その者は真実を見極め信頼出来る友と共に領地を守ってきた。彼は己の目を信じ、相手の業を見極め相応の罰を下す裁定者である。
奈落の深淵王・ティーフェ
???の領地を統治し、世界を堕とす事を望む魔人の王。
その者は虐げられた者達に手を差し伸べ奈落でいつ地上に攻め込むかと待ってきた。彼女はその底の見えない強さであらゆる者を堕としていく深淵である。
厄災の邪龍王・デサストル
???の領地を統治し、世界を滅ぼす事を望む龍の王。
その者はありとあらゆる破壊と暴虐を行ってきた。彼は目に映った場所を遊びながら破壊する厄災である。
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英雄王と精霊王は世界平和を望んで真狼王は独立を望んで深淵王と邪龍王は世界を壊す事を望んでいるって事かな?まぁ、まだ会う機会は無いだろうから気にするだけ無駄かな?
「それじゃあ進化した吸血鬼の力がどこまで通用するか試しますか」
フィールドの散策をしようと宿から出た時それは起きた。
「っつ!痛い、どうして?」
宿の外に出た瞬間、全身が焼けるような感覚に襲われ、数秒後視界が暗くなっていった。
「あれ?ここは...。宿か」
いつの間にか宿のベットの上で寝ていた。つまり私は死に戻りをしたという事だ。
「どうして...。ん?まさかステータスオープン」
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プレイヤー名:ノエル¦性別:女
種族:吸血鬼¦職業:魔法使い
Lv10
HP:490/490(+300)¦MP:370/370(+180)
STR:21〈+2〉
VIT:30(+8)〈+3〉
AGI:19
DEX:19
INT:54(+30)〈+5〉
MID:53(+30)〈+4〉
LUK:19
スキル一覧
種族スキル
《吸血Lv1》《鮮血魔法Lv1》《夜の支配者Lv10》
武器スキル
《杖術Lv10》
魔法スキル
《闇魔法Lv10》《聖魔法Lv10》《魔法操作Lv3》
ステータス上昇スキル
《MP自然大回復Lv10》《HP大上昇Lv10》
《INT大上昇Lv10》《MID大上昇Lv10》
《MP大上昇Lv4》《HP自然回復Lv9〈+1〉》
《VIT上昇Lv8》
補助スキル
《鑑定Lv21》《識別Lv16》
()内はスキル、〈〉内は装備による上昇値である
SP:1
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原因を突き止める前に少し説明しようか、《魔力操作》を《魔法操作》に進化させて、《HP自然回復》は鬼人のネックレスによってレベルが一つ上がってるという感じだ。
そして先程の原因と思われる種族スキルの詳細を読んでいきますか。
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《吸血》
説明:相手のHPを奪うスキル
効果:相手に与えたダメージのスキルLv%を回復する
《鮮血魔法》
説明:血を操る魔法
効果:鮮血魔法に対する適正と耐性を得る
《夜の支配者》
説明:吸血鬼しか獲得できないスキル
効果:日の光が当たらない所でステータスが二倍になる
注意:日の光を浴びると1秒に総HPの10%ダメージを受ける
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え...。《夜の支配者》ってチートスキルなのでは?限定されるけど一時的に今の私ならLv20位のステータスになるって事だよね。そりゃ日の光を浴びるとダメージを受けるってデメリットも納得できるわ。
でも昼は何も出来ないわね...。夜まで待つか。
-----------------------------夜-----------------------------
「よーし、昼何も出来なかった鬱憤を晴らしてやるわ!」
とりあえず目についた女の敵を屠りながら森の奥に進んで行った。
「中々強いわね吸血鬼、今ならハイトレントも一人でぶっ潰せるかもしれないわ」
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その後もMPが続く限りフィールドを暴れ回った。
「ふぅ、スッキリしたわね、でももうこんな時間か宿に戻らなきゃ」
「へぇ~君面白いねぇ~」
突然後ろから話しかけられた。
「っつ!誰!」
「いや~そんなに驚かないでおくれよぉ~」
後ろに視線を向けると灰色の髪に黒い目をして人を馬鹿にするような喋り方をする男が居た。
「実にぃ~君は珍しいねぇ~、普通は吸血鬼って真祖に使役された奴が誰かを使役してみたいな感じでぇ~どんどん血が薄まるから弱い吸血鬼は大抵誰かに使役されてるのに君はされてないんだよねぇ~もしかしてぇ~君はいつか真祖くらい強くなったりするのかなぁ~?」
「何の事が知らないけどつまり使役されてない弱い吸血鬼は珍しいって事かしら?それで珍しい私に何の用なのよ」
「おぉ~怖い怖いそんなに睨まないでおくれよぉ~ただ僕は君に試練を受けて貰おうかなぁ~?って考えただけだよぉ~」
「試練?どうして私に?」
「珍しいからだよぉ~もしかしたら金の卵かもしれないからねぇ~、それで試練を受けて見るかいぃ~?」
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〔ユニーククエスト:誘うは地の底、這いよれ混沌〕
クエスト内容:ニャルテップを満足させる
クエスト難易度:5
受注しますか?YES or NO
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某神話の名前をモチーフにした奴が居ますが、基本的に名前だけ使っているだけで某神話の設定まで入れる予定は無いのです。タイトルで期待した方はすいません。




