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無限死地獄  作者: 法将寿翔
ある男の話
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最終話 解脱

僕は空中からイチロウへ語り掛ける。


「俺は結局、お前と変わらない。人を殺してしまった」


「なんだ?」


どうやら僕の声は聞こえているようだ。

イチロウが辺りをきょろきょろと見回している。


「あんたは……」


イチロウとはっきり目が合った。

どうやら僕は姿までもはっきり見えているようだ。


「あんたはずっとここに居たのか」


「いや、いろいろ動き回ってたさ。お前の命も助けてやったんだ。

息子と自分を殺した張本人なのに」


「あんたは殺す気なかったんだよ。まあ、死んじまったけどな」


「フフフ、アハハハハハ」


「なんだ一体、気が狂ったか」


「お前はもう終わりなんだよ。何人もの人を殺した罪で捕まって、

死んだとしても地獄に落ちて何度も死に続ける」


「地獄?そんなもん無いね」


「じゃあこうやってお前と話してるのはどういう訳なんだ?」


「いよいよ頭がおかしくなっちまったのかもしれない」


「撃った相手がお前じゃなくて残念だ。

もういいさ。もう疲れたんだ。これでお終いだ」


僕はもう、イチロウが罪を償い、そして無限死地獄へ堕ちることを考えれば、

それで十分なように思えた。

もう、僕もコウジも、殺された他の子供たちも帰ってこないし、

僕が佐伯を殺したという事実も戻ってこない。


僕のそういった未練が無くなったのを悟ったかのように、

体がグングン空へ向かっていき、意識も薄れていく。


「これで、終わりなんだよな」





目覚めると、あの真っ白い地獄だった。


「お疲れ様でした」


閻魔が言う。


「無限死地獄が、ですか」


「はい」


「僕はどうなるんですか?」


「成仏します」


「成仏するとどうなりますか?」


「消え去ります」


「……そうですか」


「では、また次の罪人がやってきますので」


「はい」


視界が光に包まれた。

意識はだんだん薄れていき、だんだん真っ暗になった。

僕は、もう何者でもなくなった。

一応完結です。

ボンヤリとした設定だけあって、それに沿って半ば思い付きで書き進めたんですが、

初めて小説?を書いたというのもあってか、かなりぎこちないものになりました。

文章もところどころ間違っていると思いますし、矛盾点とかもいくらかあるかもしれません。

別の作品を書くつもりですが、気が向けばちょくちょく再編集していくつもりです。

もしいたならば、見てくださった方、ありがとうございました。

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