お泊り
ふあー…
うん。今日も隈は絶好調だね。くまー♪
さって、今日も学校行くか…眠い眠い。
ふぁ…昨日昼まで寝たからなぁ…全然寝れなかった…
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「かわゆおっはー!」
「誰?」
「…僕の事覚えてないなんて酷いよ!」
てくてくてくてく。
「あっ!ちょっ!ごめん!無視しないで!ごめんよかわゆー!」
「けっ。」
「ごめんって…」
「誰にも言うなよ。」
「わかってるって♪」
…信用できないなぁ…
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【休み時間】
なんかざわざわしてる気がする…
というか…なんか僕の方見ながらヒソヒソしてる奴らが居る気がする…
声は聞こえないけど…イライラするなぁ…
ギロリ
「ひっ…」
…よし、殺気を込めて睨んでみたけど、効果はあったみたいだね。
でも…またクラスからの評価下がっただろうなぁ…
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【放課後】
さて…今日もパソコン部に…
「かわゆー!手芸部行こー!」
「やかましい。うっおとしいぞ。」
「うっおとしい…酷い…」
そんだけ元気なんだから運動部行けばいいのに。
「ねー!行こーよー!」
「うるさいなぁ…女バスでも行ってきなよ…」
「私…運動…苦手…」
「はぁ?なに寝ぼけた事言ってんだ。」
「私体力へにょっへにょだもん!腕相撲する?弱いよ?」
「僕はまあまあ強いよ」
「あ!今僕って言った!」
「もうバレてるしね…二人きりの時だけ…特別だよ」
「特別…なんていい響き…」
大した特別でもないけどね。学校以外では僕だし
「で?手芸部は?」
「行かないよ。興味無いもん…ていうか、前いろんなとこ行くって言ってなかった?」
「うー…よし!私かわゆと一緒にパソコン部行く!」
「…まぁ、いいけど…後悔しないようにね」
「するわけないじゃん…」
さて、あの変態はいるかな?
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「…やっぱり居た。また1人かい?」
「えぇ…後ろの人は?」
「後ろ?後ろに人なんて居ないけど?」
「あらぁ?この世のものでないものがみえちゃったかしら?」
「あの世に取り込まれるよ?」
「本当にあの世に送るよ!?私弄って楽しい!?」
「楽しい」
「ええ、とっても」
「むきー!」
「このうるさいのは河内。私のクラスメート」
「よろしく!」
「よろしく〜」
「…で、この人は神奈。」
「神奈って言うんだ…なにみてるの〜?」
あっバカ
「一緒に見ます?」
「見る〜……きゃあ!?な、なんでこんな…あ、ああぅ…」
「…あら?お気に召さなかった?」
「い、いや…うわ…」
「指の間からチラチラ見るなむっつりスケベ。…んー…やっぱりリアルは興奮しないな…」
「かわゆなにがっつり見てるの!」
「別に…もう慣れたし。…今日も誰も居ない?」
「居ないわよ」
「…んー…じゃあ私もちょっと見てようかな?」
「か、かわゆもえーぶいを…!?」
「バカか。動画見るんだよ」
「…うー…私もかわゆの方見る…」
「自分で見ろよ…」
あー…あの動画消されちゃったのか…許すまじ運営
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「…さよならー」
「はい、さようなら」
「…かわゆ…あの人なに…」
「さあ?R18動画見てる以外は普通の人だよ」
「1番の問題は動画の方…」
「まあ、いいじゃないか、その程度」
「その程度って…」
「…さ、帰るよ河内」
「そろそろ名前で呼んでよー…」
…河内はもう河内って感じだしなぁ…あだ名つけてみようか?かわみー?
…あだ名で呼ぶとか僕のキャラじゃないや
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もぞもぞ。
しゃきーん!
「…ふぅ。」
やっぱ布団はいいなぁ…でもちょっと熱いな…
よし、服を脱いどこう。
もぞもぞもぞ…よし
「ほっ」
ポイッ
「……ほっ。じゃねぇ。」
「おおう!翔太!帰ってきてたのか!」
「お前な…そんなに俺の部屋で寝たいのか…」
「うん!」
「……よしわかった。今日、泊まるか?」
「えっ!?翔太の部屋に!?泊まる!泊まりゅ!」
「…必死だなおい…」
「翔太の隣だとよく眠れるんだもん!…ふふ。寝込み襲ってもいいよ!」
「襲わねーよ…ほら、夜泊まれるんだから今は出てけ」
「仕方ないなぁ…」
僕今下着姿なのに…
「……」
「…あれ?なんで目を背けてるの?僕の下着姿そんなに魅力的?」
「…俺も一応高校生男子なんでな」
「やーん!ケダモノに襲われちゃう〜!」
「殴るぞ」
「…はー…仕方ないなぁ…服着るよ…」
ちぇー、つまんないの。もうちょっと赤くなってもじもじしたり前かがみになったりしないもんかね?
女になって翔太をからかうの楽になったと思うのになぁ…
つまんないの。
まーいいや!お泊りお泊り。
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【夜】
ピンポン♪
ガチャ
「あら?雪ちゃんじゃない。お泊りに来たの?」
「はい!」
「あらあら。どうぞ」
「しょーたー!泊りに来たよー!」
「おう。ほれ、布団ひいて…あれ!?ない!」
「翔太、雪ちゃんが来たのよ?布団なんて1つでいいでしょ?」
「おい母さん!」
「お母さんぐっじょぶ!」
「いえいえー…それじゃ。」
「…まったく…」
「これじゃあ一緒の布団で寝るしかないね!…その前に一緒にお風呂入る?」
「もう俺は入ったぞ」
「僕も。」
「…じゃあなんで言ったんだよ」
「一緒に入りたいなって。」
「はいはい。さて、寝るか」
「ちょ…はやい!流石にはやい!」
まだ10時だぞ!
「…いやなのか?ほら…一緒に寝たいんだろ?」
翔太が布団に入って…あばば…
あぁっ!体が勝手に!
で、でも…まだ寝る時間じゃない!もっと翔太とお話ししたい!
翔太の誘惑なんかに負けたりしない!きりっ!
「すやぁ…翔太あったか」
「よしよし。…最近疲れてるみたいだしな…ゆっくり寝ろ」
「…抱きしめたりしてくれないの?ちらっちらっ」
「解ったよ、ほれ」
ぎゅ
はわっ!?
「や、やるじゃん!」
ほ、本当にするなんて…!
な…なんか恥ずかしい…心臓うるさい…
「くぅ…翔太のくせに…」
「ほれ、寝ろ」
…今日は翔太に甘えてやろうじゃないか…!
あー…翔太の匂い〜翔太がこんなに近いのなんて久し振りじゃなかろうか…
「また…泊まらせて…ね?」
「もちろん。」
…ふふ…




