旅の始まり始まりぃ~
まあ、あの後結局わからないまま、マルク村へ。
ちなみにトルナロさんの目の色が途中で緑が混じった赤になった。
で、現在簡単な宿にいる。
「あ、その胸当て直しますか?」
「え!?いや、助けてくれて、さらに防具を直してもらうなんて・・・」
「いや、いいです。俺だって助けてもらいましたから」
「え?」
「ほら、魔物を集めてたでしょ?どうやったか知りませんが。貸してください」
「あ、は、はい」
・・・すごいな、オーク。鉄の防具をここまで壊すなんて。まあモロに食らったら骨折れたし、こんくらい普通か。
「さてと・・・」
まずは鉄を出すか。結構あるし。
頑丈なバックの中には青銅、銅ある程度、鉄塊10個、鋼すこし、アダマンタイトすこし。
あとミスリル銀すこし。
「融合」
融合は物体と物体を融合させる工業魔術だ。
んー、大きさはもうちょっと大きくした方がいいな。少し間をあければ振動も少なくなる。
◇◇◇
「すいません、直してもらって」
「いや、いいですよ」
ちょっと疲れたけど、まあいいか。
「ところでソーラさん」
「ん?」
「これからどうするんですか?」
「ん~、そこなんだよなぁ」
突然放り出されてどうしようもないからな。どしよっか。
「あの・・・もしよかったら、私と一緒に行動しませんか?」
「え、いいの?逆に」
いや、いいんだよ別に。逆にいいの?ほら、男女が一緒に行動するとか、なんかそこらへん大丈夫なの?いや、襲ったりしないけど。
なんだ?この世界の人って警戒しないの?警戒心が足りないの?それとも俺が会う人ってどっか欠けてんのか?
「いいですよ」
「え、じゃあ、ヨロシクお願いします?」
「なんで疑問形なんですか!?」
「いや、とくに意味ない」
~次の日~
「で、どこに行く予定なんですか?」
「あ、えっと・・・」
話によると、次に向かうところは東南の王都なんだとか。
ほほう、いいな。俺もそっちに用事があるんだ。
「たしか、ソーラさんが居たとこって王都の近くですよね?」
「ん、そうです」
ふふふ、あの師匠め。いくら女性だといえど、もう遅いぞ。泣いて謝ってもゆるさん。
何をしてやろうか。性的なモノはダメだ。というかできん。まあ、あの人の同人誌を燃やしてやろう。目の前でな。これは良い。うん、これにしよう。
あの腐女子が泣いているのが目に浮かぶわ。
「ソーラさん?あの、すごいニヤニヤしてますけど・・・」
「え?あ、うん」
しまった、顔に出てたか。これ、昔っから直らないんだよな。
「あ」
歩くこと十分。魔物遭遇。
確かマギドックだっけ。昨日はどうもお世話になりました。死ね。
「うわ・・・やっぱ慣れないな・・・」
金槌で頭叩き潰すって嫌な感覚だな。まだ斬った方がいい。
ていうか、犬って食えるんだっけ。こいつは飯だな。
六時間後・・・
「どういうことなの・・・」
まあ、アレですよ。なんでだろ。あの本達が間違っているのかな。なんでだろ。アッハッハァ
魔物が多い。なんでだ?こんなホイホイと遭遇するはずないだろ。二十分ごとに会うとか。
「えと、あの、すいません・・・」
「え、なんで謝ってんの?」
「その、実は・・・」
えっと、トルナロが言うには、なんか魔物を引き寄せる体質らしい。それと同じく、目の色も時々変わるっぽい。そして意識すればもっと引き寄せれると。
なるほど、それであの時この子に魔物が集まってたのか。へぇー。
「ホントはやっちゃいけないって言われてたけど・・・」
「まあ・・・」
そりゃ、やっちゃいけないだろ。ヘタするとそれであたりの集落が襲われるから。
んん?やっぱなんか引っかかるな。なんだっけ?




