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恒河沙  作者: 佐瑠未亜綺
第1部 死者が語る戦争
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在校生頑張れ

卒業式が終わり片付けをさせられているときに和田が言いにきた。

「俺やっぱ剣道部入るわ」


「なんでだ、部長がいないからか?」


「いやまあそうだけど、逃げたらダメだなと思ったんだ。部長に誇れるように」


「確実に死んだわけではないけどな」


「そうだけどもだ、だからお前がしていない間に沼田響香と東郷一を越えてやるからな」


「だったら最低でも全国行かないとな」


と大きく出てきたことに嬉しく思う。

(俺も後悔しないように生きないといけねぇな)

と心の中で呟いた。こんなに光っていける人たちを見たら思ってしまった。



先輩方が卒業され、別れを告げる。

私はわざわざ変装して行軍したのに何も出来なかった。それに加えて彼の秘密を知ってしまった。

無力感に苛まれる私に霊弥と理華が声をかけてくれた。


「夢子大丈夫?」


「お腹空いたのか?私は飯持ってないぞ」


「そんなわけないでしょ、話なら聞いてあげるからね」


「大丈夫だよ。2人ともありがとう」


と優しくしてくれる2人に少し嘘をついてしまって心が痛む。


「そういえば夢子さ沼田のことよく見てるよね。なんでなの」


と言われて心臓が飛び跳ねる。たまに人をよく見てるのが霊弥の怖いところ


「少しちょっとね」


「えっ、なにそれ。夢子まさか好きなの沼田くんのこと」


「違うよ〜」

と笑って否定すると近くで誰かが痛む音がした。

(そういえばまだ一緒に暮らしてること言ってなかったな)

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