表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
恒河沙  作者: 佐瑠未亜綺
第1部 死者が語る戦争
PR
36/140

剣道大会2

剣道大会の8位内を賭けた戦いで俺は東郷先輩と相対した。


「俺に勝つ気あるのか和田」


と当たり前のように心に刺してくる。だけど俺は勝つために努力してきたから言える。


「俺に負けても文句は言わないでくださいよ」


「俺に勝つには10年早い」


と一蹴する姿は溢れる自信と恐怖を煽る目はいつもより鋭かった。


これに勝つには響香と同じ台に立つ必要がある。だけど俺は越えれなくちゃならない。


体育館の中が静かになる。優勝候補と大型の1年の戦いは誰もが注目しているからこそ集中できる。


木刀を握りしめて立ち上がり深呼吸をして前を見る。同じように立つ姿は隙がない。


合図が出ると同時に間合いを詰めて上段から振ら降ろすが受け流し体を左に落とされ下斜めからの大振りは思いっきり背を起こして避け間合いをとる。

そこからの神速のトンボからの最上段の振りは左横に避けたが木刀は急停止して横薙ぎにより吹き飛ばされる。なんとか受けられたが当たれば肋骨は数本やられていた。

ジリジリ痛む手と同時に思ってしまう。


(絶対に負ける)


そんな邪な考えと同時に語りかけられる。


「どうした、それで本気か?そんなんでは勝つどころか何もせず死ぬぞ。そんな気でいるのなら剣で戦わず温床で語っていろ歯のない犬コロ」


その一言に絶句している隙を突かれて負けた。


そして次の戦いは力を発揮できずに負けて、俺は8位として県大会は終わった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ