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恒河沙  作者: 佐瑠未亜綺
第1部 死者が語る戦争
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理事長

「なんで呼ばれたかわかるかな沼田響香くん」


と何故かこの学校の理事長に呼び出されて理事長室にいる。


黒川理事長、本名は黒川夜千代くろかわよるちよこの学校に加えて黒川コーポレーションの社長にして総資産は10兆とか噂されているやばい人だ。風貌は黒髪のセミロングに漆黒の少しつり目の長身の男性で何故か和服を着ている。


「え〜っと、全く心当たりがないのですが」


「そんなに大した事ではないんだけどね」


こういう時は大体大した事なんだよなと考えてたら一つだけ思い出した。


「試合があって東郷が沼田の方が強いって昨日言っててね」


やはりあの事だった。思ってた事と違う。


「えっ、そんな事を部長が言ってたんですか!?」


と聞くと頷いて答えてくれた。あの人、人の事見てたんだと思ってたら


「それで本題なんだけど、君に戦争に参加してくれないかなって聞きに呼び出したんだけど、どう?」


と頭が混乱しそうなことを普通に言って答えるのを笑顔で待っている。


「それって法律で禁止されてる筈では、それより17歳にすら届いてないのに参加してはいけないのでは?」


「あぁ、大丈夫だよ金と力があれば法律の少しは破っても誰も言わないから」


金持ちのやる事は違うって事じゃない、この人絶対ヤバい人種だ。


「というかまだ戦争が起きてないから話にならないのでは?」


「満州とかソ連の生き残りの排除とかなら色々あるから、人を殺すのに慣れてもらいたいなってねぇ」


それらを聞いて一つ聞かなければならないことがあった。


「一つ質問いいですか?」


「いいよ、なんでも答えてあげるけど?」


「えっと、仮に参加しなかったらどうなるんですか」


「別にいいよ、行かなくても。君はいつか日本に轟かすかもしれない人材だからね、今のうちに育てておきたいんだ」


俺が、日本を??絶対有り得ない


「信じられない様な顔をしてるけど予想だからね、そこまで考えなくてもいいから」


色々聞いたけどなんとか今の気持ちを考えた。


「俺は参加....

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