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初めての修練場

そろそろ次の町に行きたいなあと思っていますがいつになるかわからないです…。

まだ20階にすら到達してないし…。


「ふう、危なかったあ。全く、ちょっと無視したからって攻撃しなくたっていいじゃないですかあ~!」

俺の目の前から消えたそいつは俺の真後ろにいた。

「無視するのが悪いんだろ!?」

「暇だったんで遊んじゃいましたあ♪てへっ♪」

「ぶん殴ってやろーか!!」

「まあまあ落ち着いて。とりあえず、あなた様のお名前は?」

やっと仕事をする気になったか。

「俺はシュウト、ヒューマンだ。」

「私はケイリです。まあ見てわかると思いますがフェアリーで魔法使いですよ。」

ってことはさっきのは魔法か。瞬間移動したもんな。くそっ。殴りたかった!

「初めてのご利用ですね?では真に面倒ながら説明をさせていただきます。まず、普通に見れないステータスが存在します。それは結構重要なものなんです。普通にレベルアップとか、スキルのレベルアップとかで上がっていくものなのでまあそんな気にするようなものではないのですが、この修練場ではそれを知ることができるのです。そして、さらにその能力値を修行で上げることがここではできるのです!」

マリネが言っていたのはこれか。

「さあ、とりあえずまずは能力値の確認をしましょう!それから能力値の追加説明をしますので!」

意外にちゃんと働くな。もっとふざけるかと思っていたんだけどな。

「さあいきますよ~。スキャンスタート!」

なんか変なカードを渡された。

「これは?」

「スキャンするためのカードです。少しすると終わるのでそのまま持っていてください。」

しばらく待っていると、カードから別のカードが出てきた。

「あ、もう終わりましたね。それではまずそのカードを軽く見てみてください。」

「どれどれ?」


シュウト ヒューマン Lv7

筋力…4

防御…7

体力…8

技力…7

素早さ…11

運…6


「え?何このステータス?」

俺は自分のステータスを見て驚いた。

「あの…これってどうなの?」

俺はケイリに能力値を見せた。

すると、

「ぷっ!!何この雑魚ステータス!!Lv7でそれとかありえなっ!!よくあなたいままで戦って来れましたねえ!!」

ケイミは腹を抱えて大笑いした。ほとんど一桁だもんな…。やっぱり弱いのか…。

「なんで俺はこんなに弱いんだよ!!!どうかしてんじゃねーのかこの世界は!!」

俺が俺をこの世界に連れてきたやつを恨んでいると目の前に文字が現れた。


いや~。完全にその能力値のこと忘れていましたよ。すいませんね。それもしっかりNPで上がるようになっていますのでどうぞお使いください。それでは。

300NP獲得!


そして最後に俺はNPを得た。

「まあそりゃそうだよな。一瞬自殺を考えたよまったく。」

あんなステータスでこのまま生きていたくない。それなら死んだほうがマシだ。

ステータスを見てみると、俺のは普通に自分の能力値を見ることができるらしい。まあ振り分けるのに自分の能力値がわからなかったら意味ないもんな。

「はー笑った。まあとりあえず追加に説明させていただきますね。」

ふん。ここを出たらすぐにNPを振って強くなるからいいんだよ!

「まず、このステータスは戦闘以外でも効果を発揮するものです。まず筋力。これは高いほど武器で相手に与えるダメージが大きくなります。さらに強い武器も持てるようになります。それぞれ武器にも攻撃力というものが存在するのでそれも追加されます。防御はそのまま防御力につながります。さらに筋力と同じで防具の数値も追加されるのです。体力は上げるとHPの最大値が上がります。そして戦闘以外だと普通に体力がつきますよ。技力はスキル技の攻撃の威力を上げたり、消費SPを減らしてくれたりしますね。素早さは普通に動きの速さが速くなります。運は戦闘のときに魔物を倒したときにレアなカードがでる確率が上がります。で、大体この町での平均能力値は15~20くらいですね。一桁なんて初心者ですよ!初心者!!!」

うぜえ………。しかし殴っても瞬間移動で避けられるだけだしな…。無視するのが一番だ。

「まあ、とりあえずあなたは一生懸命修行したほうがいいですよ。せめて二桁にしましょうよ!!」

…無視だ。耐えるんだ俺!!

「さて、ふざけるのはこれくらいにしましょうか。それでは施設の説明をしますねえ。なぜここが受付と言われているのかというと、私がお客さんの要望の修行に連れて行くからなんです。修行とかの話はそっちに移動してから聞いてくださいね~。さあ、どこに行きます?」

修行をしても俺の場合は上がらないんじゃないの?もしかしたらNPがもらえるのかも!

「じゃあ筋力でもやってみようかな?」

「は~い、了解しましたあ!それでは、テレポート!」

「なんだこれ!!」

俺の身体が淡く光り、すぐに目の前が別の場所に切り替わった。


「うわっと!ここはどこだ?」

俺は見慣れぬ広い部屋にいた。別の建物に移動したんだな。

「これが瞬間移動!!確かに一瞬で移動したな!!すげえ!」

俺は初めての瞬間移動にすごく興奮した。

「お前さんは?」

おっさんが奥からやってきた。

「はい。初めてきました、シュウトです。」

「おう!俺はブロウだ。まあホルンの町のギルドマスターなんてやっている。」

ギルドマスターなんていたんだ…。何するんだろ?

「ギルドマスターって何するんですか?」

「えーと、町の警備とかギルドの管理とか?」

「なんで疑問形なんですか。つまり仕事してないってことですね?」

「いやいや、ちゃんとしているぜ!?ここにいるのも仕事だからな!」

修練場の監督か。楽そうな仕事だな~。

「あ!今お前楽そうとか思っただろ!!意外と大変なんだからな!誰も来ないときの孤独感とか!!」

ハイ、思いましたよ。当たり前じゃん。


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