第1話 はじまり
まだ稚拙な文章ですがよろしくお願いします!
今日も変わらぬ街の中を走る1つの影…
彼女の名はポポ、新人少女探偵であーる。
そして今は…
遅刻寸前☆なのだ!
「やっっっべえのですっ!折角大きな依頼を頂いたというのに!」
ビルの中を走るポポの姿はひときわ目立っている。
なにしろ少女探偵の制服は少々…いえかなり、いや相当目立つ!
少女探偵組織ROSEの良い所として、制服がひとりひとり違って可愛い、というのがあるが…
うん、確かに可愛い!ピンクと黄色のロリータみたいなドレスにベレー帽にブーツ!可愛い!
ただ、目立つ!ちょっと恥ずい!
でも可愛いので許す!
実はROSEの制服は、入った時に配られるアイテムのひとつの「フォームステッキ」にて一瞬にして軽装に早着替えできるのだが…まあいいだろう。
さて、そんなこんなしている内にROSE探偵事務所についた。4階建ての大きな建物だ。
ここからは階段地獄。今はエレベーターが壊れているので、ヒールのパンプスで階段を駆け上がらなくてはならない。
「ぜぇ…はぁ…やっとついたのです…」
コンコン
「失礼するのです…」
部屋の中にはすでに他の少女探偵達が集まっていた。制服が個性豊かなのもあり、壮観だ。
すると、ガラの悪そうな吊り目の少女が口を開いた。
「お、来たか新人。ったく、おせーぞ?」
「ご、ごめんなさいなのです…」
「まあまあいーじゃん、まだギリ時間内だし〜。」
なんとか許されたみたいだみたいだ。
「ふん、まあいいや。ボクはチュリ。よろしく。」
「わたしはレニア。これからよろしくねぇ〜。」
みんなが次々に自己紹介をしていく。
その社交力はポポにはないので見習いたいところだ。
「新人ってことは私と一緒ですね!フェルネっていいます!よろしくお願いします!」
「わたくしはダリアですわ。ふふ、よろしくお願いしますね。」
「…ビオラ。よろしく」
「新人ちゃんが2人もいるなんてちょーワクワクするんですけどー!ポチュラだよ、よろ〜!」
「私はルベリー。一応この中だと一番先輩だから何でも聞いてほしいな。」
チュリはさっき最初に話したガラの悪そうなオレンジ髪の少女。ちょっと怖いけど、寛大なところもあるみたいだ。
レニアは毛先が紫色の白髪で、おっとりした小柄な少女。ああ見えて少女探偵歴5年らしい。
フェルネは元気いっぱいな、水色のメッシュが入った金髪の少女。明るく気さくな新人少女探偵だ。
ダリアは緑髪で優しく優雅な少女。言葉遣いとか所作からして、どこかのお嬢様なのだろう。
ビオラは物静かで無口な少女。長い、ふくらはぎまである黒髪を三つ編みしていて、何も喋らなくとも知性が滲み出ていた。
ポチュラは明るいギャルな少女。白髪で、爪は器用にゴテゴテのネイルが施されている。
最後にルベリーは、紫色のショートヘアで落ち着いたお姉さんのような少女。どうやら少女探偵を6年もやっているらしい。
(おお…!あたし含め8人もいるなんて大盤振る舞いなのです!)
「で?あんたの名前は?」
チュリが腕を組み直して尋ねる。
「あ、えっとその…ポポっていうのです!よろしくお願いしますっ!」
「ポポさんですのね。よろしくお願いしますわ。」
とりあえずコミュ障のポポにとって最難所である自己紹介は終わった。
「あの〜、ところで今回の依頼ってなんですか?」
フェルネの質問にルベリーが答える。
「今回は山奥にある「謎の館」の調査なんだ。それに今回は本部がロスラを出してくれるらしいからね。」
「「ろすら?」」
新人2人組が揃って首をかしげる。
すると、レニアが写真を取り出して説明する。
「正式名称はROSEスカイライド、世界に2つしかない空飛ぶ乗り物だよぉ〜」
「せせせ、世界に2つなのですか!?そんな貴重なものを…」
「まあまあい〜じゃん、それだけ大きな依頼ってことでしょ!使えるものは使ってこ〜よ!」
少女探偵歴が長いポチュラがそういうならきっとそうなんだろう。
その時、ダリアのスマホが鳴った。
「まあ、もうこの建物の駐車場にロスラが止まっているそうですわ!」
「…急ごう」
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
駐車場にて
「なぁんかこう…異質感がすごいねぇ〜」
レニアの言葉に数名が頷いている。
ロスラの見た目はどことなくミッ〇ーの頭に似ている形の、紫色の宇宙船のような乗り物だからだ。
その横で、新人組は目を輝かせていた。
「わぁ…これがロスラ…!素敵なのです!」
「わかります、カッコいいですよね!」
「「ねー!」」
「仲いいなお前ら…」
チュリが呆れてため息をつきながらツッコむ。
「さて、時間が惜しいですし乗り込んでしまいましょうか。」
「うん、そうしようか。」
こうして、少女達の冒険は始まったのだった。
これからポポ達はどうなるのでしょうか!
次回、謎の館!




