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序章
汗、煉瓦やコンクリートの匂いが積み重なったなら、それは僕の青春というものだ。
もしも、繰り返すならば、必ず、その手を離さずにちゃんと握り締める。もう一度その桜の下に君と会えるなら、なにもかも捨ってでもいい。
今、思い出してなら、確かに、その小道に桜の花びらが満ちていた。その日、僕らが初めて会った。
入学式に、僕は不安そうに君を見つけた。真っ赤の横顔、整っていたセーラー服や小さな背中、僕を一目惚れてしまった。同じクラスなのに、憶病な僕は全然話し掛けて行けなかった。
ただ、その瞬間、心の中に何かが始まるように、心臓の鼓動が聞こえた。もし、名前を付けるなら、「春」はぴったりだと思う。
台湾人です まだ日本語を勉強している
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