鉄の戦場
鉄拳が言うと地面から大量の鉄が生えてきた。
「ばかな。地面から鉄が」
「これが私の異能顕現 鉄の戦場。地面から鉄を出現させる。そして私の異能、鉄拳は鉄があれば強化できる純粋な異能」
鉄拳がオサヌに言った後、鉄拳の片腕に地面から生えた鉄が吸い込まれるように鉄拳の腕にくっついていく。
「この異能顕現により私の異能は更に強化される。純粋な異能顕現。他の奴らのように私自身の世界などは到底作れん。だが私にはこれで十分!」
鉄拳は両腕に鉄をまとい続け巨大な腕を作る。
「ギガントテツワン」
「くっ!」
オサヌは鉄拳の攻撃を避けたが巨大な鉄の腕の風圧で壁に叩きつけられる。
「がっ!」
「壁に激突したな。これで私の勝ちだ。あとはお前を痛ぶり殴れば......ごふっ!」
鉄拳は地面に血を吐く。
「はぁはぁ。お前を潰すには、これくらいしなきゃならんと、思って、こうしたが、やはり、しんどい、な」
「なる、ほど。そうなら私の勝ちだな」
オサヌは体勢をたてなおすと鉄拳に大剣を向ける。
「私の勝ち?強がりを!それに私はセブンコード」
「それはさっきも聞いた。お前はセブンコードという地位にしがみついていなければ私には勝てないということだな」
鉄拳はオサヌに殴りかかるとオサヌは鉄拳の攻撃を避ける。鉄拳の拳による風圧はさっきと同じようにあったがそれも避けた。
「なっ!」
「一度はお前の攻撃を受けた方が良さそうに見えたからな。さっきは風圧を受けたように見せた。実際は壁に激突したように見せかけただけ。私はお前のようなやつには負けん」
オサヌは一瞬で鉄拳の背後をとると両腕を斬り落とした。
「っ!」
「これでお前はもう完全に私に勝つことはできん。両腕は斬り落としたからな」
「ふ、ふふふ。ははは!」
鉄拳はオサヌに対し笑った後、両腕に鉄をまとい、鉄の腕をつくる。
「私はこの鉄の戦場であればいくらでも」
「ふん」
鉄拳が喋っている間にオサヌは鉄拳の首を斬り、鉄拳の首は宙をまう。
「は?」
「私に背後をとられている時点で私に勝てるとでも?だいたいそれくらいの予想はできてる。その巨大な鉄拳は邪魔だから斬り落としただけ。お前の鉄拳は腕の関節部分がやわすぎる。だから簡単にきれたのさ。ま、もう死んだからそんなこともわからんか」
オサヌは大剣を背中にしまうと鉄拳の首は地面に転がり、鉄拳の異能顕現である鉄の戦場は解除され、鉄が地面に転がった。
「他のみんなの状況も知りたいし早く移動しないとな」
オサヌは言うとオサヌの体は光に包まれた。




