パーティー追放
僕の名前はツブキ・ドゥン。勇者パーティーにいる冒険者だ。そんな僕だが僕達が拠点としている勇者パーティーの宿屋で作戦会議をしていたら勇者であるディアモ・アルマから僕にこう言う。
「ツブキ。お前にはパーティーをぬけてもらう」
僕はディアモの言葉に驚く。あれ?僕なんかやらかした?
「え?ディアモそんな笑えない冗談は」
「冗談じゃないわよ無能のツブキくん」
勇者パーティーの一人、魔法使いのアスター・クレイスターは言う。勇者パーティーは僕と勇者、魔法使い、戦士、僧侶、そして僕の五人パーティーだった。無能と呼ばれている僕はパーティーでの役割は荷物もちでパーティーみんなの武器の手入れやポーションなどの回復アイテムの管理などが僕の主な役割だった。
「な、なんでですかアスタさん。僕は僕の役割を」
「それではダメだと言っているんだツブキ。お前には成長性が見えん」
勇者パーティーの戦士であるライト・スクルドが僕に言う。
「荷物持ちがいれば便利だと考えていたがポーションや回復アイテムの管理は俺たちでもできるし、しまいにはお前は俺たちに迷惑をかけてばかり。だからお前にはパーティーから抜けてもらう」
ディアモは僕に言うと僧侶であるカイナ・アルナが僕の前に立つ。
「ディアモさん。そこまで言わなくてもいいでしょう。彼は彼なりに頑張っていたじゃありませんか。ツブキさんは能力がないなりに必死にやっていたじゃありませんか」
カバーをしているのかわからないけどカイナさんはディアモに言うとディアモはため息をつく。
「カイナ。優しいお前のためにここまでこの無能のやつをおいてやったがこいつはどうだ?成長をみせたか?数年俺たちとパーティーを一緒にいたが何もできてないじゃないか。荷物持ちだけの男なんて俺たち勇者パーティーにはいらない。だから追放だ」
ディアモは僕に言った後お金の入ったふくろを地面に投げつける。
「いきなり抜けさせられたじゃ俺たちのメンツに関わるからな。それだけ金をやるから自分から抜けたと他のパーティーの奴らには言えよ。じゃあな。無能のツブキ」
ディアモは僕にそれだけ言った後アスター、ライトと共に宿屋の自室に戻り、カイナさんは申し訳なさそうな顔をしながらも自室に戻っていく。
僕は宿屋から出た後今後のことを考えるためにも冒険者ギルドに訪れていた。




