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その反応は



 翌日、登校した俺は、一目散に鹿波先輩の教室へと向かった。


 学年こそ違うが、学内で有名な先輩だ。クラスくらいはわかる。普段なら、別学年どころか別クラスの教室にすら入るのは躊躇するところだが、そんなどころではない。


 待ってよー、と追い掛けてくるあの女を振り払い、三年の教室へと向かう道すがら……



「あ、先輩!」


「!」



 いた。よかった、最悪の事態を想像してたけど……登校していたようだ。


 教室に向かう途中だったようだ。俺は彼女を呼び止めるが……なぜだか、こっちを向いてくれない。だから、俺が彼女の正面へと回り込む。



「あの、先輩……」



 彼女に再び話しかけると……露骨に顔を、そらされた。その目は動揺からか上下左右に動いており、肩が少し震えている。


 昨日、俺に告白してきたのとは、まったく違う震えだ……



「あの、せんぱ……」


「ごめんね、キミにはもう、関わらないから! だから、もう……!」



 その言葉は要領を得ない。しかし、俺のことを避けていることだけはわかり……その後も二、三よくわからないことを呟き、走り去っていった。


 追いかけようとは、思えなかった。俺は、彼女に謝るどころか、目もあわせてもらえなかった。


 いったい……



「だいじょーぶだよ、ふふ……もうあの女は、怜に近づきもしないから」


「……!」



 いったい、なにをしやがったんだ……!

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