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敵が出てきた!?ヤベェぞ武器を作るぞ!!

敵が出てきた!?ヤベェぞ武器を作るぞ!!


 雅人side


 今俺は鉄鍛治ヶ原で最初に完成した巨大ロボット、一式を基に研究していた。


 これから一式を元に様々な派生ロボットを作ろうと思う…怪獣、獣型、恐竜、変形、そしてロマンの最骨頂、合体ロボだ!!


 しかし!技術が、それまでに必要な技術が足りないのです!


 今ある一式の量産型を少しずつ改装して行き技術を蓄積するしかないと思う。


 まずは一式の複製機を作った。最初は、特撮の怪獣の着ぐるみの原理を元に怪獣型ロボットを作ろうと思う。


 取り敢えず、人型ロボット、から特撮の怪獣型ロボットを作る…そしてそのデータを元に獣型ロボットを作る予定だ。


 特撮の怪獣型を選んだ理由は、尻尾、牙、爪など、獣の要素が高くて、そのまま獣型ロボットの開発に繋げやすいからだ。


 例えばそうだな…二足歩行で歩く怪獣から、ティラノサウルス型ロボットを作れる。そしてライオン型や、鳥型ロボットをつくる算段かなと思う。


 え?二足歩行の人型を作れたから、四足歩行ロボットを簡単に作れるだろって?全然違うよ。


 歩くため四つ足歩行と、獣などの戦うための四つ足歩行はまずひっかく、走る、蹴るなどの動作は二足歩行とは全然違うのである。


 まぁそれを実現する為の技術はまだ持っていないので取り敢えず方針はこんなものかな?


 そう思いに耽っていると、鉄鍛治ヶ原から自分の部屋に戻って、少し休憩しようとする。


 しかし、なんだか居間の部屋の方がうるさい、姉さんと母さんの声が聞こえる。様子を見に行く事にした。


 「なに?どうしたの」


 「あ!雅人」


 「大変だって!アメリカが」


 「え?アメリカがどうしたの」


 「「テレビを見て!」」


 「あっはい…」


 テレビを見てみるとヘリに乗った日本のニュースキャスターが空から見た光景をこちらに必死に伝えるようにカメラに向けて説明していた。


 「皆さん!見てください!これは映画の撮影ではありません!アメリカの摩天楼と呼ばれたニューヨークがここまで壊滅的な被害を受けています!」

 

 画面にはビルが破壊され、火がのぼり、人々が何かに逃げるように走って行った。


 俺はその光景に固唾を飲んで見守っていた…すると突然光が逃げている人々に降り注ぎ、白い結晶になり、やがて塵となってしまい残されたのは彼らが着ていた衣服だけが残されていた。


 「ご覧ください…あれを人々を瞬く間に塵にしてしまったあの光を!」


 そう言って光が出た方向を見ると、そこには 2mの人型のような輝かしいくも神々しい鎧のような物を纏い、頭にあたるところには、輪っかのようなものがあった…そうまるで天使のような姿をしていた。


 絵面をみると、鉄の天使が人々を蹂躙していると言うなんと言うか、中二チックな光景が広がっていた。


 天使が残った人々に向けて、指を向ける、指の先から光が出てきて狙おうとした途端。ミサイルが飛んできて、天使に直撃した。カメラがミサイルのきた方向を見ると米軍がやってきたようだ。


 「皆さんご覧ください!米軍です!米軍がようやく到着しました!これでこの地獄にも終止符を売ってくれるでしょう!」


 そう実況するニュースキャスターの声にどこか安心感を感じられるように聞こえた。そりゃそうだろう…こんな虐殺を見せられた後には世界最強を誇る、米軍が頼もしく見えるだろう。


 そして米軍の反撃が始まる。今までの恨みを晴らすかの如く、米軍の歩兵が銃を天使に向けて撃つ、しかし天使達はまるで効いていないかの如く、指を歩兵に向けてビームを放った。そして、歩兵の心臓を射抜きやがて結晶となって塵となって残されたのが、歩兵が装備していた装備と服だけだった。


 歩兵は避難している人が居るために引けなかった。効果が無い銃を天使に向かって乱射して無情に弾かれる弾丸に絶望していた。


 すると、突然天使に爆炎と爆風が上がった。

何が起きたかわからなかったが、後ろを見ると戦車が天使向かって砲弾を発射したのだ。


 爆煙が晴れると、汚れていたが効果がまるで無かった。


 戦車がまた砲弾を放ったが、今度は天使の周りが燃えていた。どうやらさっきのは徹甲弾ではなく、焼夷榴弾を使ったようだ。熱でやつを壊そうとしたのだろう…炎が燃え上がっていてこれなら天使も一溜まりもないだろうと誰もが思ったしかし…


 炎の中から輪っかが光ったそして、その光が炎。どんどん弱めて行き、やがて消えていった。炎が消えて出てきた天使は熱を帯びているが目立った損傷はなかった。米兵も戦慄したが、周りをよく見てみると、逃げていた民間人の姿がなかった。


 米軍が弾幕を絶やさずに後退していった。なるほど…守るべき民間人の避難が完了したから長居は無用と判断したんだろう…米軍は天使から距離を取った後、車両に乗って基地に引き返していった。


 素人の俺が言うのもなんだが、民間人を守ると言う最低限の目的は果たしていたからこの戦いは米国が目的を達成していた、しかし…


 「皆さん…見ましたか…?あの米軍の攻撃を天使が何事もなかったのように立っています…米軍は手も足も出ずに撤退しています!我々はこの先どうすればいいでしょうか!」


 と…キャスターの空気の読めない言葉はまるで米軍が無能だったかのような指摘だった。


 「違う…米軍は民間人を命を挺して逃したんだ…」


 「雅人?どうしたの」


 と…母さんが俺に向かって、問う。


 「いずれにしても母さん、姉さん、こりゃあ明日明後日で済む事じゃないな…日本もただでは済まないぞ!」と言ったら、速報が入った。


 「現地からの実況の途中ですが、ここで情報が入ってきました。あの天使を操るテロ組織からの映像メッセージだと言う情報が入りました。映像を流します。どうぞご覧ください!」


 「人々はこの豊かな地があるにもかかわらず、戦争、環境汚染、貧富の差を生み出した…嘆かわしい…主はこのような惨状に涙を流しておられる…我々は…ロード・ヘヴン…主の導きでこの母なる星、地球の浄化をするべく天使を司り聖戦を始めた者だ。」


 「ロード・ヘヴン?」


 「何言ってんのこの人たち…」


 姉さんと母さんはこいつらが意味不明な事を言っている事しか思っていないようだ。


 「我々の目的は、約束されたこの星、地球の浄化である。主は決意された。この橋の浄化のために人間という種を減らして管理するべきだと…我らの先兵がニューヨークなる、汚れた土地を浄化したのだ…主の力によって灰となったもの達は肉体という穢れから解き放たれ、主の元に魂が召されるであろう。」


 「たく…ようはただの宗教テロかよ…いずれにしてもこりゃ世界に対する宣戦布告みたいなもんだな…最初にアメリカを襲って他の国に対するデモンストレーションみたいなものだな…」


 「なんでそう思うの?」


 「人間の考えならそうやるからさ…」


 「いずれにしても、俺たちじゃ何もできないな…それじゃあ、部屋で寝るわ…」


 そう言って居間から出る。自分の部屋に入って鉄鍛治ヶ原に入る。


 ラボに入った俺はエナを呼んだ。


 「エナ!見たかあのニュースを!」


 「はい…どうやら奴らは未知の技術を使って世界に喧嘩をあった様子ですね…どうしますか?」


 「当分は様子見だな…今はまだアメリカの出来事だからアメリカに任せるしかないな…俺達は別だが…」


 「マスター?」


 「なぁエナよ…奴らの望む世界にスーパーロボットのアニメとかゲーム、漫画、小説とかあると思うか…」


 「ないと思います…ああいう連中は自分達の価値観が全てなので、自分たちとは違うものは異教徒として消し去りたいでしょう…」


 「なら俺は戦う…ここにはそれが可能な施設がいっぱいある…」

 

 「はい!マスター」


 「エナ、まずは闇のエネルギーを使って、それを一式の使う金属にコーティングをして天使に対する弾丸を作るぞ。」


 「弾丸からですか?」


 「まずはな…既存の兵器でもあの天使達に対抗できるように作ろう。」


 「その次がロボットの強化だ。」


 「分かりました!マスター」


 俺は早速日本の自衛隊の使うライフルに規格が合うように弾丸を作った。え?どうやって知ったって、そんなのミリオタであればネットでいくらでも調べられる。


 次に戦車の砲弾だが、こちらも闇のエネルギーで弾丸をコーティングする。また、弾丸そのものにエネルギーが込められるように充填して闇の力で天使を倒すというファンタジーっぽい展開だがまぁそれはそれとして、戦車にイージス艦の弾頭はできた。


 元々弾丸の作り方は今までロボットの耐久性を確かめるために作ったから弾丸そのものを作り変えるのは簡単だった。


 次にミサイルやRPGの開発である。こちらも弾丸と同じ風にミサイルそのものにコーティングしたり、ミサイルに火薬の代わりに闇のエネルギーを充填する形になった。


 次はロボットの強化だ…と言っても、もしも前述した兵器が全て効かなかった事を考慮しなければならないから、こちらは全く新しい兵器を作る事にした。


 まずは闇烈禍エンジンからなる闇のエネルギーを光学兵器の応用でビーム状にして、切り裂いたり、破壊するものだ。これをメインカメラの目に複合的に取り付ける。言うなれば目からビームである。


 次に、胸からの目からビームとは違った熱線とビームの複合兵器である。元々目からビームの差別化のために、熱線とビームを合わせてみようという案だった。

 

 普通なら難しいが今までテストにレーザーなり使ってきたからどうにか応用できた。


 さて、射撃武装は大方できた…次は格闘用の武器だ。


 「マスター?どうしたのですか、考え込んで」


 「エナよ…実は格闘武器に関しては何も考えていないのだよ…」


 「え?どうしてですか」


 「うむ、それはなロボットの身体そのものが武器になるという考えでな、それにロード・ヘヴンみたいな連中が現れる前だったからいらないかな〜って胡座かいちゃった。」


 「むむむ…確かにあんな連中が出てくる前でしたからね…しかしの天使の強さといい…用意した方が得策かと…」


 「そうだよな〜さて初めて作る格闘用装備としては、二つある。一つはメタルグローブ名前通りに鉄のグローブだ。パンチ力を高めるものだ。」


 「悪くない案ですね…シンプルでいいかと…」


 「もう一つはアイアン竹刀だ」


 「?竹刀ですか」


 「あぁ鉄でできてるけどな…正直俺は剣とか扱ったことがないだったら、相手を叩いて突くシンプルな武装がいいと思う…」


 「確かに竹刀は格闘技で色々見られますし、分かりやすいから素人でも覚えることができそうですよね。」


 「ああそうだ…早速一式の改装に移ろう。」


 そう思い、一式の胸部を改造する事にした。まず、胸部からの熱線はこいつの心臓部でもある闇烈禍エンジンを直接繋げてすぐに発射する時に闇エネルギーが伝達されて発射する仕組みだ。


 それと目からビームはセンサーに小型化したビームユニットを組み込む。しかし、カメラというのは精密機械の塊、気をつけないとダメだ。


 センサーと武装の調整も完了した。あとは格闘用武器だ。


 まずは、メタルグローブだ形としてはボクシングに使うグローブとほぼ同じだから、生成には時間が掛からなかった、これで手を守れる。


 次にアイアン竹刀だ、実際にある竹刀を元に、金属の構造を使い実際の竹刀に比べて強度が高まったものに仕上がった。


 尚、この二つにも闇エネルギーを纏って金属の強度を高くしているから、闇の力を使って天使を倒すという、中二チックな戦いも可能だ。


 これで格闘用武器は完成した。


 「エナ…頼みがある。」


 「はいマスターなんでしょうか?」


 「お前に俺のスマホの電話番号を教える、そしてネットに目を配っておいてくれ、何か情報を手に入れたら俺のスマホに連絡しろ。」


 「分かりました。マスター」


 「ただしエナ、公式のニュースに絞っておけよ、今この時代、憶測とかデマが流れやすいからな。」


 「分かりました、マスター今日は休まれてください、寝てる間に何かあったら連絡します。」


 「ありがとう、エナそうさせてもらうよ。」


 エナの気遣いに感謝した俺は、今日はもう寝る時間だと思い寝る事にした。おそらくこれから大変になるだろう…


 side out

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