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とある天才の残念なお話  作者: 黒鯨
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突然ですが家出します 2

1人暮らしについてのアドバイスを貰う為に、元親戚のお姉さんである佳苗ねぇに連絡をしたのだったが‥‥何故か現在カラオケボックスにいる‥‥。


しかも‥‥


ガチャ


佳苗「お待ちー!約束通りイケメン君釣ってきたよ!」


??? 「うわー!マジで連れてきたし‥‥。」


佳苗 「紹介するね!さっきそこで偶然に会って速攻ナンパした裕貴君です。」


オレ 「‥‥あっ!どーも!偶然ナンパされました天草 裕貴です。」


言いたい事が山ほどあるが、ここは我慢だ‥‥。それに、これくらいの事でいちいち驚いていたらこっちの身が持たない‥‥。


佳苗 「裕貴君!此方は雅ね!」


雅 「ハーイ!神崎 雅「かんざき みやび」でーす。よろちくね!」


どうやら電話するタイミングを間違ってしまった様だ。佳苗ねぇと雅さんが歌の点数で勝負していたらしく、負けた方が罰ゲームでイケメンをナンパする的な感じだったところドンピシャのタイミングでオレから電話があったらしい。‥‥不幸すぎる。つーかコイツらシラフだよな?


佳苗 「ちょっとドリンク取ってくるねー。裕貴君は何がいい?」


オレ 「イチゴオレあります?」


佳苗 「ぷっ。あるよ!了解!」


何故笑われた?


雅 「イチゴオレ好きなの?可愛いね!てか若いよね?いくつ?」


オレ 「高1です。雅さんは大学生ですか?」


雅 「うわー若!てかうちの妹と同い年なんだけど‥‥。そーだよー!うちとカナちゃんは大学1年生でーす。」


オレ 「えーっと‥‥何かすみません。釣られてしまって‥‥。」


雅 「全然大丈夫だよ!うち年下もイケるから!むしろ好物かもよ?」


‥‥さいでっか。


佳苗「へい!お待ち!イチゴオレね。雅は烏龍茶っしょ?」


オレ 「どーも。」


雅 「さすがカナちゃん。わかってるねー。」


「ねぇ!カナちゃん!聞いてよー。裕貴君、うちの妹と同い年何だって!」


佳苗 「‥‥へぇー。雅って妹いたんだっけ?」


雅 「うん!薫ちゃんって言うんだ!」


オレ 「‥‥」


まさかな。ソンナワケナイヨネ?


トゥルル トゥルル



スマホがオレを呼んでいる。


!!


救世主からの電話だった。


オレ 「やー友よ!暇なのか?暇だよな?」


誠 「お おー友よ‥‥凄い圧力だな‥‥。何かあったのかい?」


オレ 「今すぐ!シダ◯クスに来てくれ!」


誠 「ん?珍しいな!キミがカラオケなんて‥‥。」


オレ 「訳は後で話す。頼む‥‥マジで!」


誠 「分かった。今直ぐ向かう。」


オレ 「助かるよ!友よ。」


神はオレを見捨てなかった。ありがとうございます!


オレ 「あの‥‥すみません‥‥イケメン1人追加しても大丈夫ですか?」


佳苗 「ん?別にいいけどそんなにハードル上げて大丈夫?」


雅 「ハハハ 君面白いね!お姉さんたちチョイとグルメだよ?あっ!裕貴君は合格ね!」


オレ 「オレが合格なら余裕っすよ!まぁ任して下さい!」


オレが知る限り最強のイケメンが助けにくるんだぜ?もう怖いものは何もない!


トゥルル トゥルル


スマホがオレに手をさしのべる。


‥‥

‥‥


何だと?


誠 「やー待たせたね!友よ!」


恋華 「助けに来たよ!裕くん!」


最強の助っ人が最悪の一手を打ちやがった。


佳苗 「うわーマジでイケメンが来たよ!‥‥って‥‥ヤバっ!」


雅 「うわっ!凄!ん?美少女付き?」


恋華 「‥‥佳苗ねぇ?裕くん?どういう状況なのカナ?」



オレ 「なぁ?オレはどうすればいいと思う?」


誠 「笑えばいいと思うよ‥‥。」

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