↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
とある天才の残念なお話  作者: 黒鯨
4/48

天草 裕貴の幼少期

ファミレスの帰り道、1人夜道を歩き、しばし昔の事を思い出していた。


オレだって、自分の性格がいいと思っている訳ではない。決して改善しようとは、思わないが、

もうちょっとマシなルートは、あったのかもしれない。いや!遅かれ早かれ終着点は、変わらなかったか‥‥。


小学校5年の時の話だ。

母親の奨めで何と無く、ピアノと水泳を始めた!

どちらも週に2回程度のお遊びで始めたのだが、1ヶ月程度で、コンクールに入賞し、クロールとバタフライで表彰台に立った。ピアノは、継続させられたが、人並み以上に泳げるようになったので、水泳を辞めて父親の奨めでバスケットボールを始める事になる。

元々運動神経に自信があったし隣の家の幼馴染の付き合いで始めたのだが、1週間でレギュラーになり、1ヶ月で県選抜に抜擢された。

この頃から大抵の事は、お手本があれば人並み以上にこなせる能力を自覚し自慢するようになった。うちの地域のバスケットボールクラブは、男女共に強豪だったので、幼馴染の女の子「恋華」と一緒に遠征するのに、バスではしゃぐ日が増えていた。

因みに恋華も同じ県選抜に選出されていて、エースコンビなんて呼ばれてた。


そして、小学校6年の夏休みにオレをグズ人間に導く大事件が発生する!


大事なピアノのコンクールとバスケットボールの県大会決勝が被ってしまったのだ。オレ個人としては、バスケットボールが大好きになっていたし、恋華の期待も背負っていたので、当然バスケットボールの試合に行くつもりでいた。しかし、オレの知らないところで、父親と母親の意見が真っ二つに割れ、勝手に話し合いが行われていた。

どうやら、お互いに一歩も引かない様なので本人に選ばせる!という事でお互いが思い思いエサをぶら下げ圧力をかけてくる!


父親がゲーム機で母親がグランドピアノ。

正直エサに興味は無かったので、素直にバスケットボールを選び、母親に謝罪した。


父親が満足した顔でゲーム機を持ち帰り、試合前日に優勝して来い!と応援してくれた。


そして、翌日ジャージに着替えて気合いを入れて母親が運転する車に乗り込んだ。


オレ「今から恋華迎えに行くの?」


母親「今日は、現地集合なのよ」


本日の試合会場は、遠方という事もあり現地集合現在地解散らしい。珍しく多少緊張で、寝不足だったので仮眠を取ることにした‥‥。


そして、目が覚めてコンサート会場に到着した。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。