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とある天才の残念なお話  作者: 黒鯨
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新学期編2

2学期が始まり早2週間程が経過し、始業式の日にあった幼馴染のテロ行為騒動も一段落を迎え割りと穏やかな日常が過ぎていた。


相変わらず遅刻と居眠りの日々だったが本日だけは寝てる訳にはいかないのだ‥‥。


何故ならば、本日は1週間後に控えた体育祭の出場種目を決めるホームルームの日なのだ!


フッフッフッ。オレだってマヌケでは無いのだよ!球技大会の時と同じ過ちはしないぜ。


何故か知らない間に2学期の委員長になっていた恋華が此方をみて舌打ちをしたような気がしたがイチイチ気にしてる暇など無い。


オレは出来るだけ楽で尚且つ、どうでもよさそうな競技を血眼になって探していた。


騎馬戦


無理!


二人三脚


無理!


借り人競争


論外!


リレー


皆頑張れ!


30人31脚


お前らならやれる!


ぐるぐるバット


オレに任せな!!!


‥‥

‥‥


説明しよう!


ぐるぐるバットとは、スイカ割りの要領でバットに頭をつけて20回転して3人でリレーをする謎の競技である。


‥‥

‥‥


否!!


適当に目を回した事にしてフラフラとゆっくり歩く素晴らしい神競技である!更に!目が回った事を言い訳にして全体競技もバックレられる無限の可能性を秘めている!



オレ 「委員長!その競技‥‥三半規管の鬼と言われたオレが行こうじゃないか!」


ざわざわ


ざわざわ


「おい!チーターの奴!かなり気合い入ってるぞ‥‥。」


「へぇー!チーターくんって三半規管が強いんだってさー‥‥あんまし役に立たないよねー?」


フッ。無能な野次馬どもが沸いてるぜ。


恋華 「他にやりたい人いませんかー?」


‥‥


‥‥


無駄だ!恋華よ。


只でさえ地味な競技に変人のオレが参加するんだぜ?オレの参加はほぼ決ま‥‥!


誠 「オレもやるぜ!友よ!」


恋華 「じゃあー私もやろうかなー!」


悪魔が此方をニヤリと見つめていた。。。


「オレも!」


「私も!」


‥‥

‥‥


詰んだ。



その後オレは、あみだの抽選に漏れてリレーか借り人の2択を迫られる羽目になった。そして恋華の謎の権力で結局リレーを走る羽目になった。


‥‥

‥‥

何故だ?



オレ 「なぁ友よ‥‥ウチのクラスのリレーってお前と恋華が走るんだよな?」


誠 「あぁ!因みにもう一人の女子はテニス部で相当速いらしいぞ。」


オレ 「‥‥それ優勝するんじゃね?」


誠 「もう一人の男子次第だろうね。」



‥‥

‥‥


不幸だ。



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