球技大会編2
球技大会当日、オレは珍しく朝7時に目が覚めた。この奇跡にまず感謝したい。そして、近くのなんゃらセブンさんに朝メシを買いに向かった。そう、朝メシを買いにだ!決して某少年誌やら、青年誌が目的では、無い‥‥。
菓子パンと昼飯を手早く厳選し、会計を済ませると足が勝手に雑誌コーナーに向かっていた。
「くっ! これが、運命の強制力なのか?
オレの意識とは、無関係に足が動きやがる‥‥。」などと心の中で自分に精一杯の言い訳をして至福の場所へ向かった。
‥‥。
‥‥。
「待っていたわ。ケンシロウ」
そこには、兄者では無く女帝の風格でお怒りの様子の幼馴染が立っていた。
「裕くーん?何をするつもりで雑誌コーナーにきたのかな?かな?」
ト‥‥トイレに向かっていたのですよ!にぱー!と言いたいとこだが、ガチの
嘘だ!
にびびったオレは、素直に、
「ゴメンなさい‥‥ゴメンなさい‥‥ゴメンなさい」
と謝罪をした。
いつもの茶番劇を終えて、恋華と学校を目指していると、親友のイケメンが合流してきた。
誠「 やー!2人とも! 調子はどうだい?」
オレ 「朝からちょっとしたホラー体験をした。」
誠 「どういうことだ?」
恋華 「どういう意味カナ?」
オレ 「つまりベストコンディションだ!」
そんなこんなで、話は当然、球技大会のくだりになった。オレは、自信満々で言い放った!
オレ 「今日オレは、グランドゴルフ界の神童と呼ばれるだろうよ!」
誠 「おー!珍しく燃えてるじゃないか?友よ!
」
オレ 「あー!オレに不可能は、無い!」
恋華 「はいっ! これ裕くんにあげるね!」
オレは、恋華から死の宣告を受けた。
‥‥
‥‥
オレ 「バスケとドッチボールの所にオレと同姓同名な奴の登録が完了してるみたいだな‥‥」
恋華 「このクラスに天草 裕貴は、1人しかいないと思うけど?」
オレ 「ワタシ、トウロク、キヲク、ナイ」
恋華 「寝てたからね。」
誠 「久しぶりにコンビが組めるな!友よ!」
圧倒的絶望。オレの、グランドゴルフマスターズへの道は、凄腕女軍師の策略に嵌まり、叶わぬ夢となった。
そもそも、なぜダブルヘッダーせねばならないんだ?せめてどちらか片方で良くないか?異議申し立てしよう。
オレ 「裁判長! 異‥‥」
恋華 「却下します。有罪!」
オレ 「被告人じゃねーよ!?」
誠 「さすがは、ベストコンディションだな!
キレキレじゃないか?」
オレ 「オーライ。分かった。分かったぜ!
今日だけは、言うこと聞いてやるよ。」
恋華 「フフフッ!我に従え!」
ったく!ギ◯スにかかったらしょうがねーか。やってやりますよ!‥‥一生は、従わないですよ?




