武闘大会初日
今日は待ちに待った武闘大会当日だ、あの後凄いいっぱい鍛錬し、努力してきた。一応私にも切り札はある、だが相手は魔法も使ってくる相手だ...気をつけて挑もう…
「予選会場はこちらでーす!」
「カムイ、行こう」
そう、今私は偽名を使い、仮面を被り、ローブを着て不審者ファッションだ。まぁパフォーマンスとして着る人も多いみたいだからあまり気にされなかった。
あと、今日までツキミちゃんには会わなかった、何でも武闘大会のために山篭りしてるらしい。
「こちら番号札になります」
どうやら最初は四チームに別れてその中から一人ずつ上がり、最後はトーナメントで優勝者を決めるみたいだ。私はAチーム、リーンはBチーム。
「あっ!久しぶりです!」
「ツキミちゃん!」
ツキミちゃんが居た。どうやらツキミちゃんはCチームのようだ、物の見事に全員バラけたな。
「いやー楽しみですね!」
「そうだね!あっ...そういえばここでは私のことはカムイって呼んでね、カンナって呼ぶといろいろめんどくさいから」
たぶんバレることはないと思うんだけど、少し不安だなぁ…とか思いながら歩いていると。
見間違えるはずもない
ミリアちゃんが立っていた。
だがその顔はあのときのように笑ってはいなかった、あまりに冷たく、まるで人形のような表情をしていた。
「ふん...」
そう言ってつまらなそうに選手表を見て立ち去ってしまった。
「ミリア...ちゃん」
「カムイさん!いきなりどうしたんですか?」
「あの娘、妹なの...」
「ええ!あの怖そうな方ですか!?」
「昔はあんな感じじゃなかったんだけどね...」
私の死が原因だろう...できれば今すぐ正体を明かしたいがそうすると家に強制送還だ。そしたらまた街の人からの目が面倒くさいことになる...!それにリーンとずっと居るって約束したしね…
「大丈夫ですか?」
「うん...大丈夫」
それよりも今は予選だ、勝つことだけを考えよう。
「カムイ!」
「リーン、どうしたの?」
「ボクはカムイの味方だからね!だからずっと変わらないよ!」
「うん、ありがとう...」
そういう話をしてるんじゃないんだけど…まぁ今ので元気は出たかな…?
「カンナだけの味方だよ…」
「ん?」
「何も無いよ」
まぁとにかく予選は突破できるように頑張ろう。
リーンの行動に不快なものを覚える方も多いでしょう、完全にメンヘラサイコレズなので。しかし、リーンの過去を語るまでは御容赦下さい…!




