第百三十三話「なんか地球のネットでも一時流行ったらしいね、『じゃあ作るか』ってミーム」
ボカンドー筆頭ツラレーリーから届いたのは……
『……』
「……」
「「……」」
場面は引き続き宝玉燭曙陽狐宮の応接室。
主懇陽拝党の女性スタッフ、乙野世さんの思いがけない発言
――曰く『ボカンドーのツラレーリーから小包が届いた』らしい――
を受けたその場の全員は、困惑の余り絶句・硬直するけれど……
『……
…………
………………
おぉ~とぉ~のぉ~せぇ~!!』
不意打ち気味に声を張り上げるゲンジョウ女史。
妙に芝居がかってていっそギャグっぽいけど……
「ひいいいいいっ!?
も、ももっ、申し訳御座いませんゲンジョウ様っ!」
当然部下からしたら(タイミングも相俟って)怖いなんてもんじゃない。
震え上がりながらでもまともに返答できてるだけ乙野世さんは立派な方だろう。
「あの本当、そんなもの受け取り拒否すべきなのは御尤もなんですが!
あのなんというか此方としても実は直近裏で色々ありまして!
いやもう本当にあのこれ言い訳も甚だしいんですけど!
自治体の方から詰められたりとか!
亡くなったホブゴブリンのおじさんのご遺族の方が来られたりとか!
その他にも色々とあってバタついてしまってまして!
しかも諸事情あって送り返しが――
『 で か し た ァ ! 』
なんとか許しを乞おうと必死に事情を説明する乙野世さん。
余りにも早口過ぎる彼女のマシンガントークは、ゲンジョウ女史からの思いがけない賞賛でもって遮られる。
「――……へっ?」
察するに十中八九確実に叱責や罵声が飛んでくると踏んでたであろう乙野世さんが面食らったのは言う迄もない。
何ならあたし達に至ってはゲンジョウ女史の意図なんて知らないから余計困惑している。
果たして我らが黒狐様の心中はというと……
『でかしたぞ乙野世!
てのも、今丁度此方のお二方へボカンドー駆除の方を依頼させて頂いてた所でな?
陽拝党としちゃこれ以上奴らは野放しにできねぇ以上イチ早く奴らの息の根を止めてぇが、
然し知っての通りあの連中は腐っても百戦錬磨の犯罪集団……
身を隠すなんざ朝飯前、宿敵ドッコイジャーさえ遂には奴らの本拠地を叩くに至らなかった程だ』
「えっ、あぁ、その……はい、その点は勿論承知しておりますが……
それと今回の件と一体何の関係が……?」
『おっとすまねえ、言葉が足りなかったな。
要するにこちらのお二方にボカンドーを迅速に駆除して頂きてえものの、
フツーに探し回るのは余りに効率が悪ぃって話でな?
とすると奴らの関与した代物は何だろうが奴らに繋がる手がかりも同義!
運良く連中の指紋や細胞片でも残ってりゃ儲けモンよ!
寧ろよく送り返さなかったと褒めてやりてえぐれーさ!
――それで? その小包ってのは今どこにある?
……まさか処分なんてしてねぇだろうな!?』
「ひいいいっ! はひっ!
す、すぐにお持ち致します迅速にいち早く暫しお待ち下さいませぇぇぇぇ!」
まさかの事態を想定したゲンジョウ女史の
不意打ち気味な"圧かけ"に震え上がった乙野世さんは、大慌てで応接室を後にした。
(州;=_=)<別にそこまで圧かける必要なかったと思うけど……
「お待たせ致しましたゲンジョウ様!
此方が件の小包になります!」
『おう、でかした!』
待つこと少々、あたし達は遂に例の小包と対面していた。
一見すると何の変哲もないただのちっぽけな段ボール箱で、
貼ってある送り状の差出人欄にはバカ丁寧に『チーム・ボカンドー筆頭アヤーヤ・ツラレーリー』と書かれている。
正直これがフツーに郵便物として届いたってのが今一理解できないけど、
何にせよ奴らに繋がる手掛かりには間違いない。
「……罠とか爆発物、魔術の類いは無さそうですね」
『まあ、そこは心配いらねぇよ。
陽元……特にここ螢都はじめ西部じゃ
昔から郵便で危険物送り付けるテロが大流行りしててな。
お陰で郵便局や運送屋は法的にも物理的にも結構ガードが堅ぇ。
実際何を仕込んでなくても単に怪しいってだけで突っ返される程だ、
こうして届いてるんならその辺は杞憂だろうぜ』
とは言え万全を期すため極力安全に配慮した状態で開封することに。
果たして箱の中身は……
『なんだこりゃあ……』
「「……ビデオテープ?」」
そう。
今やすっかり見なくなって久しいVHSが一本入ってるだけだったんだ。
地球じゃどうか知らないけど、ここエニカヴァーじゃ最盛期を過ぎて一世紀半は過ぎてるまさに骨董品……
そんなものが敵の筆頭から、態々郵便物の形で送り付けられてくるなんてギャグだとしてもイマイチ笑えない。
『確か地球だとギリ現役と言えなくもねぇレベルだったか?
エニカヴァーじゃほぼ考古資料とか遺物とかそういう扱いなんだが』
「……地球でもほぼ表舞台からは姿を消したものと認識しております。
家電知識など素人以下故仔細を把握はできておりませんが、
古物や家電に造詣の深い好事家でもなくば取り扱ってはおりますまい」
まぁ何にせよモノが映像記録媒体ってんならとにかく再生しないことには話が進まないワケなんだけど、
ゲンジョウ女史も言ったけどエニカヴァーじゃVHSなんて現役引退通り越して考古遺物レベル。
となると必然、再生手段の確保だって至難の業で……
あたし達は苦戦を強いられることになったんだ。
「……再生機器が手に入る確証もないなら、
内部の情報を複製して現役の記録媒体に貼り付けちゃえばいいんだよ。
"妖術行使"、"機械記録複製"」
手始めにあたしが思い付いたのは、この手のシチュエーションのど定番……
つまりは魔術での"複製"だった。
あくまで内容が見れればそれでいいんだから、
中の情報だけ抜き取って光ディスクやなんかの別媒体に移植しちゃえば実質再生可能って寸法だ。
あくまで個人間での利用に留まるなら別段違法性もないし、何も問題なく上手くいく。
あたし自身そう思ってたんだけど……
「……あれっ?」
ここに来てまさかの展開……
なんと発動した魔術"機械記憶複製"が不発に終わってしまったんだ。
「……なんで? えっ、ホントになんで……?
まさか、このVHS……」
『……オウ、どうやらそのまさかだな。
こいつぁ全パーツに抗魔力樹脂を使ってやがる。
よもやそんな高級素材をたかがビデオテープ如きに使うとは全く信じられねえが……』
「なんともはや……地味に金のかかった嫌がらせを……」
その理由は単純明快、VHSそのものが魔術
ひいては魔力への完全な耐性を獲得していたからに他ならなかった。
抗魔力樹脂……極めて特殊な製法で手間暇かけて作られるその素材はどんな魔力も受け付けない。
最上級の攻撃魔術でさえ破壊しきれないのに、
まして下級魔術での内容複製なんてできるわけがなかったんだ。
『よし、なら次は私に任せろ』
万事休すかと思われたその時、名乗りを上げたのはゲンジョウ女史だった。
果たして彼女の作戦はというと……
《『お電話ありがとう御座います。
国立等々力歴史資料館です』》
『忙しいとこすまねぇな、陽拝党のゲンジョウだ。
館長に繋いでくれるか?』
陽拝党の伝手をフル活用して螢都各所の博物館や大学、研究機関なんかに連絡。
展示物や考古資料として所蔵されてるであろうVHS再生機器を貸して貰うべく交渉に打って出たんだ。
『オウ、実はここだけの話なんだがな?
例の化け物騒ぎの黒幕がウチにビデオテープを送り付けて来やがってよ……』
陽拝党の人脈と人望は歴史の長さや今までの活躍も相俟って相当なもの。
となったら如何に貴重な考古資料とは言え奇跡的に貸し出しへ応じてくれる可能性だって決して皆無じゃない、ハズなんだけど……
『なに? 展示用のレプリカ?
……そうか。いや、こっちこそすまなかったな……』
ゲンジョウ女史の目論見は見事に外れてしまったんだ。
というのも連絡を入れた相手からの返答は一律『貸そうにも貸しようがない』の一言。
まあ、ものが精密機械な上に考古遺物だからね……
博物館に置かれてるのは大体レプリカだし、
大学や研究機関に所蔵されてる考古資料の中には原型を留めてる本物もあるけど、
軒並み修理の余地もないほど故障してるからテープの再生なんて夢のまた夢ってワケで……。
『抜かったぜ……冷静に考えるまでもなく当たり前じゃねえか』
「……よもやエニカヴァーに於いてビデオデッキが此れほど迄に貴重品であるとは……」
「まぁそりゃ、曲がりなりにも考古資料レベルだからね~……」
『加えて言やあ、VHSのテープ……
映像そのものを記録しとく帯だわな、アレが構造上妙に脆い代物だと判明してよ。
製造後ある程度の年数が経つと一気に変質しちまって、
魔力汚染で跡形もなく崩壊しちまうんだ。
となりゃ当然、記録されたデータも消滅……』
「なわけで、VHSの中身を光ディスクとかフラッシュメモリーとか、
より安全で安定した記録媒体に移そうって動きが強まったんだよ」
「……結果、VHSは記録媒体としての任を解かれ御役御免、
再生機器共々実質歴史の表舞台から姿を消した、といった所に御座いますかな」
『その通りだ。
勿論このだだっ広いエニカヴァーのどっかには
未だ現役のVHS再生機器だってあるだろう。
現にこうしてボカンドーの奴らはビデオテープを送り付けて来てんだからな。
ただ察するにそいつが手に入るかは別問題だが……』
「……ふむ。購入も拝借も事実上不可能、ですか……」
ダイちゃんの発言はやけに意味有り気っていうか……
明らかに『自分も何かしらの策を練ってます』って感じの雰囲気だった。
そして、実際……
「であれば、作りますか」
とまあ、突拍子もないことを言い出したんだ。
理解が追い付かないよね? わかるよ。
さしものあたしだって理解の外だったし、ゲンジョウ女史なんて目に見えて困惑してたからね。
字面だけなら追い詰められて自棄を起こした結果の妄言にしか見えないだろう。
けど、ダイちゃんの発言には妙な説得力があるっていうか……
なんだろう『この子ならやる』と根拠もなく信じてしまいそうにもなっていたんだ。
(;州=_=)<ま、『所詮は惚れた欲目』とでも言われたらそれまでだけどさ……
場所は変わって陽狐宮の一角に建てられた"屋内試験場"……
陽拝党技術部の皆さんが大掛かりな作業や試作機のテスト、
あとは爆発物や毒性の強い薬品の実験なんかに使うだだっ広い部屋の真ん中に、ダイちゃんは立っていた(あたしとゲンジョウ女史は離れた位置から見守ってる)。
「まあ、ここなら大丈夫であろうて……」
なんだってそんな場所に移動したのかというと、
曰く『どんな事故が起こるか分からないから安全に配慮したい』との事で……
そもそも何をするつもりなのかまるで見当もつかないあたし達からすると、
必然どうにも不安で仕方なくなってくる。
『なぁ~財殿よぉ~、ホントに大丈夫なのかぁ?
つか、VHS再生機器を作るつーけど具体的には何するつもりだよ?』
ゲンジョウ女史の疑問は尤もだし、
あたし自身まるで同じ内容の質問をダイちゃんに投げ掛けようか迷ってた所だった。
如何にもその辺に強そうな技術部の皆さんを呼んだわけでもなければ、
工作機械どころか工具の一つも用意せず、身一つでVHS再生機器を自作するだなんて……
謎の説得力もあって(実質藁にも縋る思いで)アテにしてはみたけど、
それにしたって何をするつもりなのか皆目見当もつかないし、
まして上手く行くかどうかなんて考えようもない。
「そうだよザイちゃん。
なんかミョーに説得力あったからついてきちゃったけど、
せめてどういう方法を使うのかぐらい説明してくれないと~」
ってワケでその旨をしっかり伝えておく。
果たして当人からの返答はというと……
「説明しようものならどうしても長引いてしまいますので、
『百聞は一見に如かず』の一言で納得して頂ければと思っておりましたが……
お二方にそこまで言われてしまっては仕方ありませんなァ」
[SIN'S DRIVER!!]
言いつつダイちゃんはシンズドライバーを出現させる。
「此度、VHS再生機器の自作には……此方のシンズドライバーを用います」
『「シンズドライバーを?』」
益々意味が分からない。
あれはあくまで七大罪に準じた戦闘形態に変身するアイテムであって、
確かに憤怒の炎で刈った草を焼くとか、
はたまた怠惰の冷気で湖面を凍らせて即席のスケートリンクを作るとかはできるにしても、
基本的に製造業チックな"モノ作り"ができるような能力は備わってないハズ。
その辺について改めて聞いてみれば……
「……長らく、誰にも明かさぬまま秘めていた話なのですが、
実はこのシンズドライバー、世に殆ど知られぬ隠された機能が御座いまして」
「えっ、何それ知らん怖っ」
『なにぃ? シンズドライバーに変身以外の隠し機能だとぉ?
今まで付き合いのあった使い手どもはそんなこと言ってなかったぞ?』
地球だとこういうのを『寝耳に水』とかって言うんだっけ?
まぁあたしに言わせりゃ最早『寝耳にミミズ』ぐらいの衝撃だったんだけど。
何なら過去複数人のシンズドライバー所有者と付き合いのあったゲンジョウ女史でさえ知らないってんだから、
いっそ『寝耳にミミズク』ぐらいでもいいかもしれない。
「嘗てシンズドライバーに関してご教授頂いた際、
神々は自分めに変身のその先にある"発展形"、
或いは分岐した末の"派生形"に相当する機能がどうやらあり、
『ドライバーを使いこなし、
特に"懐かれた"使い手が発現に至るらしい』と
そう聞かせて下さいました」
アイテムに"懐かれる"ってのも妙な話だけど、
そもそもシンズドライバーって内部構造は実質『生きた機械』なもんだから、
歴代の中には結構"動物っぽい振る舞い"をするようなのも居たらしい。
「ただ"それ"の発現は極めて稀有……
悠久の永きに及ぶ研究史にあって五指に入る程しか実例がなく、
厳密な条件すら不明瞭……故に神々も
『記憶の片隅に留めておく程度にしておく程度がよい』と言われておりました。
よって自分めも、半ば忘却していたに等しい有り様でして……」
「けどダイちゃんはどういうわけか、今回"それ"の発現に至ったワケだ?」
「ええ。
正直何を意図したでもなく、
そもそも明確に意識もしておらず、
ただ薄々
『こういった真似がもしかしたら可能かもしれない』と思い立ち、
日に日に脳内へヴィジョンが浮かびつつあった所、
折しも偶然此度の状況に陥ったもので……」
『なるほどつまり全くの偶然ってワケか。
……それで、
肝心の隠し機能ってのは具体的にどんな代物なんだ?』
「平たく言ってしまいますれば、
七つある各形態の固有能力を同時に行使可能となるので御座います」
ゲンジョウ女史の問い掛けに対するダイちゃんの返答に、
あたし達は度肝を抜かれた。
……シンズドライバーの齎す力は間違いなく強大そのものだ。
単純な身体機能もさることながら、
七つの固有能力がとにかく汎用性抜群で出力がとんでもないんだ
……魔術で再現するのも正直難しいくらいにね。
けど数ある弱点……というか難点の一つに、
『各形態・固有能力は同時に一種類しか使えない』ってのがある。
分身魔術で装着者を増やしてもドライバーまでは増えないし、
一つの形態に変身した状態で他形態の固有能力が使いたいとなったら、
当たり前だけど該当する形態に切り替えなきゃいけない。
つまり、憤怒の火炎と嫉妬の放水を同時に使うとか、
色欲の毒ガスを傲慢の風で"効率的に"拡散するとか、
そういうのは原則"ほぼ不可能"ってことになる。
だってのにその原則が"覆る"となったら……
「……固有能力の組み合わせ次第で、VHS再生機器も自作できるワケだ」
「如何にも。……未だ発現に至って間もない機能であるのに加え、
各能力の発展系をも用いねばならぬ関係上、
安定性皆無かつ安全性度外視のとんだ大博打ではありますがね。
……もしかするととんでもない大事故に発展するやも。
ハッキリ言えば、命懸けに御座います」
さらりとどえらいことまで言ってのけたダイちゃんは、
飼い猫を宥める飼い主みたいな手つきでドライバーを撫でながら語り掛ける。
「罪業背負う七竜よ、我は乞い願おう。
汝らが邪念そのもの、災厄が根幹たる力。
大いなるそれらを新たな頂きへと至らせるべく、
我は求む。汝らの"共謀"を……」
[SINNER’S COLLUSION KEY!!]
今までに聞いたことのないシステム音声が響く。
けどいつもみたいな"変身"には至らず、
ただダイちゃんの左手にはこれまた始めて見る謎の小物が握られていた。
それは一見すると白い短刀だったけど、
刃部分には変な凹凸が幾つもあって……
まるで車や家の"鍵"みたいだったんだ。
「……今こそ、共謀の時」
[OPEN THE KEYHOKLE!!]
ダイちゃんはその"鍵"を、シンズドライバー中央の水晶玉みたいな部分
――丁度ドラゴンの目玉っぽいデザインで、変身中は形態毎に色も変わる――
へと翳す。
刹那、ドライバー本体がどくり、と不気味に脈打ったかと思えば、
バックル部分の左端がぐばっ、と鈍い音を立てて上下へ有機的に開く。
中から出て来たのは動物の臓器とも機械部品ともつかない赤い突起……
その先端には確かに、示し合わせたような"鍵穴"が空いていた。
「集結……」
[GATHERING!!]
"鍵"が"鍵穴"に差し込まれると同時、
ダイちゃんの身体に禍々しい闇色のオーラが纏わりついては
長さ数十センチぐらいの、
縦に閉じた大口か瞼みたいな"何か"を形成……
「……開錠」
[UNLOCK!!]
"鍵"を回しながら宣言するとその"何か"が勢いよく開く。
……謎めいた"何か"の正体は、
闇みたいに真っ黒な強膜とやけに不気味な銀色の瞳孔を覆う"瞼"
兼
釘みたいな牙が等間隔に生えた"大口"だった。
「招聘……!」
[INVITATION!!]
続け様に"瞼兼大口"から、
それぞれ色の違う七つの"人魂っぽいの"が飛び出して、
ダイちゃんの背中から体内に入っていく。
察するに多分、あれがシンズドライバーの固有能力の本体みたいなもんなのかもしれない。
「……顕、現ッッッ……!」
[KEN-GEN!!
COLLUSIONING CORRUPT JAILER!!]
程なくダイちゃんの全身が闇色のオーラに包まれ、彼は等身大のまま"変身"する。
「……ッフゥゥゥー……
……これぞ"邪悪魔神器シンズドライバー"が新境地……
名付けるならば『地獄錬金罪人連合』……!」F
なんか新形態出ちゃった~!?
てか、もうビデオデッキ作るとかそういう次元じゃなくねコレ~ッ!?




